立子山の凍み豆腐とは

   
立子山の凍み豆腐の歴史を遡りますと、江戸時代初期に信夫郡大森村(現福島市大森)の曹洞宗円通寺の住職が、昔の天日乾燥の風景京都方面に修行に出かけた際に精進料理(高野豆腐)に出合い、豆腐、油揚げ、凍み豆腐(しみとうふ)などの製法を学び、この地に伝授したのが始まりとされております。
 その後、元禄十五年(1702)十二月、福島城主板倉重寛が藩の御用達に定めたことによって、農家の農閑期の副業としてこの地に根付いたとされます。
 高橋食品のある立子山は、山峡の地にあり、冬季には気温が零度以下に下がり寒風が吹き、凍み豆腐製造に適しているのです。
 ただ、近年は暖冬の影響もあり気温管理が難しく、品質を安定させることが非常に難しいことから、高橋食品では屋内での独自の冷風乾燥機を導入し、天然乾燥では難しい同一品質の凍み豆腐を製造しております。

 当社の商品は、重曹などの膨軟剤を使用していないため大豆の風味が生きています。

また、膨軟剤が入っていないので、煮込んでも煮崩れすることがあまりありません。
色々な料理にご利用出来ますのでお気軽にお試しください。

 

このページの先頭へ