岡山のうどん。一般的に柔らか目で粘り腰系のうどんが好まれる傾向があります。
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岡山のうどんの特徴は、関西系と讃岐系の店が入り混じって形成されている。県南でも岡山と倉敷は異なり、倉敷の方が讃岐系である。県内では日清製粉の「白椿」が広く流通し、シェアー90%を占めているらしい。粉の特性上、白くてたんわりとしたもちもち系?の麺が主流になってます。また圧力釜使いグミ系の麺を出す店も結構ある。そして、県西部の鴨方では手延べうどんもある。全国的に見てもバラエティーとんだ地域なのです。








岡山うどんの作り方
配合(粉に対して) 夏季 冬期
43〜50% 50〜52%
塩度(ボーメ) 約12〜15% 約10〜12%

岡山うどんの製造方法(1袋=25kgの場合)
@混ぜる 加水し粉全体にムラのないように混ぜ合わせる 10分前後
A足踏み 箱にて平らにまとめる。3つ折り踏込み(2〜3回) 20〜30分
B分割 1.5kg位に分割する 手早く
C足踏み 30cm位まで踏んで延ばす 30分
D熟成 生地を乾燥させないようにし、熟成させる 30分
E団子作り 四角状の生地を揉み込みながら丸める 手早く
F熟成 団子を乾燥させないようにし、熟成させる 30分〜
G荒踏み 団子を足で踏み約30cmの円形に延ばす 手早く
H延ばし 麺棒で厚さ約2〜3o位まで延ばす。 手早く
I切る 幅3〜3.5o程度に切る 手早く
J茹でる 火力にもよりますが 12〜18分

岡山の出汁
昆布、混合節、かつお節を主に使用する。岡山市内では関西系の味付けの店が多い気がする。
倉敷(水島・児島)では、讃岐のうどんに愛媛・九州系の甘めの味付けが好まれている。

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