日記


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2006.4


4月18日(火)

 変に躁
 最近なんか鬱々で、久しぶりに週末以外にワインをがぶ飲みしたりしてしまったが、その波が過ぎたら何故か変に躁状態になっている。ワインを飲んでいても、管を巻くでもなく「せっかくだからワインについて勉強しよう」(ワインの何を?)とか、いきなり「そうだ、外国語の勉強をしよう」(英語もしてないのに?)とか、よくわからないやる気が出ている。
 というわけで今、手元にラテン語の本が何冊もある(ラテン語かよ!)。い、いや〜、前からラテン語はやりたかったのだ。そうだ、ギリシャ語も。…躁って怖いな。
 しかし、今までの経験では、この躁状態のときにがむしゃらにやったわけのわからないものが、後で変に役に立ったりするのだ。やりたいことが多くて、何をやろうかなどと悩む前に、全てやってしまおう。その方が良い(そう考えるところが躁状態なんだけど)。
 今までの経験では、何もかもがむしゃらにやって、最後にはひっくり返る。しかし良いじゃないか。ひっくり返ってから次のことを考えれば良いのだ。ふふふっ。

4月12日(水):VBScript Hackers WTechnique Webクライアント・アプリケーションの制作―HTML、HTA、XML、Ajaxを駆使したWeb2.0時代のプログラミングTips[本]

単行本;「VBScript Hackers WTechnique Webクライアント・アプリケーションの制作―HTML、HTA、XML、Ajaxを駆使したWeb2.0時代のプログラミングTips」;佐藤 信正;メディア・テック出版;(2006/04);ISBN:4896272978;\2,940


 前著「VBScriptハッカーズ・プログラミング」でも、VBScriptでここまで出来るのか、と驚きだったが、さらにそれだけでなく、現在流行りのWeb2.0にもここまで使えるのだということを示した著。ハッカーのプログラミングというのはこういうのを言うのだろう(安易に他の言語に流れていっては駄目で、一見無理目のプラットフォームでそこまでやるか、というのがハッカーだと思う)。
 VBScriptがスクリプトとして力不足だとか、スクリプトなんてそもそも駄目だ、等という人は、この本に書かれている事をすべてこなしてから言って欲しいものだ。

4月10日(月):The art of computer programming―日本語版 (3)[本]

単行本;「The art of computer programming―日本語版 (3)」;Donald E.Knuth 他;アスキー;(2006/04);ISBN:4756146147;\10,290


 コンピュータアルゴリズムのバイブル第3弾。翻訳にだんだん時間が掛かるようになっているが、しょうがないだろう。良い出来なので文句は言えない。
 個人的には、この3巻で扱っているソートや探索が、アルゴリズムでは最も面白い分野なのではないかと思う。今まで読んでいなかった人も、ぜひ、アートといわれるアルゴリズムをこの本で堪能して欲しい。このシリーズを読まずして、アルゴリズムを語る事なかれ。

4月9日(日)

 TVアニメ多すぎ。見てらんない
 ま、タイトル通り。最近深夜アニメが多すぎるとは思っていたが、さらにこの4月は酷い状態。いや、見たい良いアニメが多数あるなら良いが、殆ど見てみたいというのがない。もともと、アニメ絵のパソコンの美少女ゲームも、コンピュータ好きでシステムに興味があるからやっていて、最近それも見るべきものがなくなって数が減っているぐらいだから、それにつられて見始めた最近のアニメにはもう見る必要もないってことなのかも。
 大体、なんでこれをアニメに?っていうのが多すぎる。
・ゲームが適当にオタクに人気があったので、アニメにしてみる
・マンガが適当にオタクに人気があったので、アニメにしてみる
・小説が適当にオタクに人気があったので、アニメにしてみる
…そんなのばっかりでしょ。他にある?

 もっとさあ、超大人気のモノを恐れずにアニメ化してみるとか、超名作を頑張ってアニメ化してみるとか、人気はないけどアニメ化に挑戦してみるとか、そういうのないの?  企画上げてアニメを作っている人達にマジで聞きたい。「これがアニメになったらおもしろいだろうなあ」と思って作ってますか?
 僕もオタクだから一応言うけど、オタクを舐めた事やってるとすぐそっぽ向かれるよ。はあ。また、以前のように年に1本ぐらいのOVAか劇場用の名作を待つしかないのかねえ。
 …ゲームもつまらなくなってきたし、オタク辞めようかな。
 今も土曜深夜ということで、TVKは山のようにアニメをやってるのだけど、見てない。「夢使い」だけはちょっと期待しているので一話は見るかも。独特の世界観が描けていればいいけど…。

4月7日(金):学校怪談 (1)[本]

文庫;「学校怪談 (1)」;高橋 葉介;秋田書店;(2006/04);ISBN:4253177824;\690


 過去に少年チャンピオンに連載され、一度単行本化された作品の文庫化。他誌の作品で単行本に載っていないものも2編収録されているので、単行本を持っているファンももう一度買っても良いだろう。
 怪談物は高橋葉介の得意分野であり、ただ怖いだけでなく物悲しい幻想的なものやブラックユーモア的なものが持ち味である。特にこの「学校怪談」は短編集ということで、色々な話が収められており、氏のさまざまな魅力を楽しめるので、今まで他の話を読んだことがない読者にも代表作として薦められる。この巻ではまだ一話完結であるが、巻が進むに連れキャラが立ってきて続き物になっていくのも楽しい。

4月6日(木):夢幻紳士 逢魔篇[本]

単行本;「夢幻紳士 逢魔篇」;高橋 葉介;早川書房;(2006/04);ISBN:4152087161;\1,365


 マニアにはたまらない、ハヤカワミステリマガジン版夢幻紳士第二弾。夢幻紳士こと夢幻魔実也には2バージョンがある。帝都の少年探偵であるギャグっぽいバージョン(「冒険編」やマンガ少年版)と、この「逢魔篇」のような不思議な力を持った青年バージョンであり、青年バージョンは著者の他の作品にもゲストでちょいちょい顔を出す。
 特にこのハヤカワミステリマガジン版の夢幻魔実也は、青年バージョンの魅力が満載であり、筆で描いているという独特の絵のタッチと幻想と怪奇にあふれる話が、まるで明治の純文学のような雰囲気を醸し出している。この雰囲気に浸れる人には、この上なく満足な作品である。幻想文学や怪奇ものが好きなのに、高橋葉介を知らない、等という人がもしいたら、今すぐ買って読むべきだろう。前著の「幻想編」と続き物になっているので、そちらも読むこと。
 いい大人が、自信を持って「好きだ」と言える数少ない漫画に違いない。

 …なお、「冒険活劇編」も文庫として同時発売されたので、この機会にそちらも買って、異なる夢幻魔実也を楽しむのもオススメ。

4月2日(日)

 明日いや、今日から頑張ろう!
 いや、まじで。なんか最近マジで駄目駄目っていうか、今までに感じたことのないような種類の疲れを感じて、もうほんと何もできない、って感じだった。4月から頑張ろうと思ったのだけど、4/1も寝てばかり。起きたらワイン飲んでるし。…寝たり起きたり酒びたり
 でも、こんなわけにはいかない!新しい年度も始まるし。一応、今日から頑張ります。某所では、エイプリルフールが嫌ということで、昨日は3月32日だったらしいので、「4月から頑張る」ということで(^_^;)。
 あと、昨日このページはエイプリルフールバージョンだったのだけど、去年のままの作りかけでイマイチだった。内容は気に入ってるので、こっちも来年までに頑張って作ろう。


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