日々是平安
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2002年10月1日(火) 戦後最大級
でっかい台風が上陸するそうですね。もうしてるのかな? 家路に帰る途中の方はお気をつけて。大変ですよね。雨と風で傘は役に立たないし。
……なーんて迷惑そうに言っていますが、実は私、台風が好きなのです。どんな風に好きかと言うと、最大風速の時にビニール傘片手に外に飛び出して行って、傘飛ばされて自分も飛ばされたいくらい好きです。海岸で波しぶき受けつつハラハラしながら台風中継したいくらい好きです。好きって言い方は誤解を招くかなあ。なんだか急に非日常に迷い込んだようでドキドキワクワクするのです。…これも問題発言だな。
もちろん台風の被害に遭われた方々を痛む気持ちもあるし本当に大変だなと思うし、会社に行くのは面倒だ〜渋滞になるし大迷惑! とも思うのです。思うのだけど、どうしてかワクワクする。子供の頃の遠足の前の日みたいにウキウキしちゃう。こんな大きな台風が来たら大変だわっ迷惑だわっとか本気で思っているのに、想像したものより小さかったりするとがっかりしてしまう。矛盾していると分かってはいるのですが。
ちなみに雷はもっと好きです。稲光なんか見えたりしたら窓枠から離れません。でも、もしもゴルフ場なんかで遭遇したら怖くて震えているだけで早く去って欲しいと願うばかりでしょう(それでも見事な稲妻なら見惚れてしまいそう)
絶対安全な場所で危険な物を見る/体験する、対岸の火事ってのがきっと好きなのですね。我ながら根性悪いですが、こーいう気分ってそれなりの人数が大なり小なり持っている…と信じたい…かもしんない(トーンダウンしていったり)
というワケで、今日はNHKの台風情報かけっぱなしで決まり。
2002年10月2日(水) 新しい朝が来たっ
と、歌いだしそうに晴れました。結局夜の内に雨も風も過ぎて去って行きました。会社の人は帰宅途中でJRが止まって難儀したそうですが。複数の人から台風の心配メイルを頂いて、人の情けが身に染みている最中です。ありがたやありがたや。
最近強風が吹いても何かが物足りないと漠然と思っていたら、お昼休みの会話でその原因が判明。
「この頃ポリバケツの転がる音が聞こえないよね」
仙台市は、今はゴミを分別して指定ゴミ袋に入れて出すようになりましたが、昔は青いポリバケツにゴミを入れて出していました。一家にひとつ。ポリバケツは必須アイテムで家庭になくてはならないモノだったのです。なので台風が来て風が吹き荒れる夜など、何処からともなくガラガラと、妙に甲高い音が聞こえてきたのです。それがまた辺り一面に響き渡る事。あれを聞くと今日は風が強いなあと身体で感じたものでした。そして朝には爽やかな朝日に照らされた道路に転がっているポリバケツの目に染みるような青を見るのです。名前も書いてあってね、うっかりしまい忘れて自分の家のが転がってると恥ずかしいんだよねえ。
法の改正によって消えてしまった思い出の一場面です。
2002年10月3日(木) 好きな名前で呼んでください
ちょっと前の事になるけど、巷で評判は高いが私にとっては幻の一品だった入江紀子「のら」の愛蔵本全3巻を購入。入江紀子は縁がなくて今まで読んだ事がなかったし、「のら」は結構色々な所で良いという評判は聞いていたので興味深々で読了。面白かったですよ。
名前は知らない年も知らない家はない、居候のプロで物心ついた時から家から家へ、人から人へ渡り歩く女の子。もちろん独身男性の所にだって泊まっちゃう。そんな彼女が
「(名前は)ない。すきな名前でよんで。ずっとそうしてきたから。何がいい?「ひろこ」?」
と言い放って第一話でついた名前が「のら」。のら(フー子だったりみーだったり助手だったり)と彼女に出会った人々の物語。基本的に一話完結。時系列が1話より2話目のエピソードの方が前の話になっていたりしてちょっと面白いです。
この作品に関しては「本当の自由とは何か」なーんていうテーマで評論とかいっぱいありそうだけど、私が面白いなと思ったのは彼女が逃げる時。「出てけと言われたらすぐに出てくよ」と言い放つのに指輪を買ってやると言われると買い物に行ったまま戻って来ない。初めて特別な気持ちを持った男には手紙を置いて去っていく。
「とくべつでなくなるまえにでていきます」
物語の中でエキセントリックに描かれているけれど、私の実感ではこういう風に「男が捕まえようとすると逃げる」もしくは逃げたいと思っている女性はそれなりの数がいると思われます。「野放しになりたいのは男だけじゃないの。女だって捕まるのは嫌なの!」って台詞をのら以外の女性が言っていましたが。
好きになった人に所有されたい女もいれば、好きになった人とだからこそ自分の道を歩きたい女もいるわけで。ひとくくりには括れないってコトですね。男もでしょ?
最後の話でおやじ狩りに遭うサラリーマンが出てくるのだけど、絵柄のせいもあるのでしょうがこいつがまた童顔で、おやじ狩りされるより狩っている方がよっぽどお似合いって感じの若い男だったのです。これ見ていてふと、「今おやじ狩りしているヤツらもその内狩られる方に回るんだろうなあ」と、思いました。おやじ狩りやらホームレス狩りやらやっていたお子様が年を取って理不尽な暴力を受ける方に遭遇した時、一体どう思うのでしょうか。「こんなハズじゃなかった」とか思うのかなあ。
重い話で締めくくるのもあれなので。「のら」を読んだ事があって私の趣味嗜好を知っている方なら多分一発で分かると思うけど、赤い髪で小説家の高橋くんがお気に入りです。クールで淡白なふりをして実はすっげーあつくるしい男なんて最高じゃん?
いやもう、この頃つんつん頭ってだけで3割増しカッコ良くみえる〜。
2002年10月4日(金) 探し物はナイナイの神様にお願い
昨日の日記の「のら」の愛蔵版(アスペクト刊)。二ヶ月ほど前に偶然見かけたのをゲットしたのだけど、現在買えるのかしらん?と思って
Amazon.co.jpなどのオンライン書店を覗いてみました。いや〜在庫切れやら何やらで無いんですよ。まさに幻の一品。その内高く売れるかもしれないので(?)見かけたら買っておくのもいいかも。
さて、この本を買ったのには理由があります。実は台詞の探し物をしているのです。それは
「いい事ばかりを数えたら、オレも結構幸せだったし」
…っていうやつ(詳細は違うと思うけどニュアンスはこんな感じ)。前向きなんだか後ろ向きなんだか分からない言葉で妙に気に入りまして。
これはマンガ専門誌
ぱふでの誌上インタビューだったかなあ。沙村広明が「好きな台詞」だか「印象に残った台詞」は何?って質問に応えたものです。確か「無限の住人」のデビューの頃の記事だったと記憶しているのですが、当時の雑誌はとっくに処分してしまって詳しい事は分からない。沙村氏本人も、どの作品の台詞かは記憶が曖昧だと前置きしていたと思います。小さい欄外記事だった気がする。
私も印象に残っていて覚えていたのですが、困った事にこの言葉が載っている(であろう)作品がどれだか忘れちゃったのです。「のら」か逢坂みえ子の「永遠の野原」、もしくは入江紀子か永野のりこの名前を言っていたとは思うのですが。
しばらく悶々としていたものの、月日の流れには逆らえず忘却の彼方にありました。が、半年ほど前「永遠の野原」の文庫本を見かけた瞬間、急に思い出して探し出してみたくなったのです。しかし「永遠の野原」はハズレ(これはこれで面白かったからいいんだけど)。そして「のら」は…これもハズレでした。似たようなニュアンスの言葉はあったにはあったのだけど。
こうなると永野のりこに賭けるしかないかなあと思いつつ、永野のりこも縁がなくて読んだ事がない上に結構コミックス出ていてどれを見ればいいか分からないし、コミックス自体あまりみかけないし〜という事で探索は小休止中です。
私こーいう探索モノが結構色々あるんです。思い出した時に探すので、運良く巡り合えたとしても何年も月日が経っている事も多い。でものーんびり探索している間が好きなんですよね。
しかし何気なく「ぱふ」をのサイト検索してみたけど、特集が「王子様Lv1」に「好きしょ」に「尾崎南」。濃ゆいラインナップだのう…。
2002年10月5日(土) 寝る子は育つ……横に
ネコと一緒で、私はする事がないと寝ます。寝るのがこの世で一番好きな行為かもしれません。世の中寝てる時間が勿体無いって寝るのが嫌いな人もいるのに、私は放っておいたらいつまーでも寝てますね。間違いなく。でもいざ夜に就寝となると、本読んだりPSOしたりしてついつい睡眠時間を削ってしまうのだから始末におえません。
というコトで、今日は昼近くまで寝てー、4時頃から寝てーと寝まくり状態でした。こんなんじゃ脳みそ溶けそうです。昼寝する前に水滸伝(マンガね、マンガ)を読んで寝たので壮大な中国大陸の夢を見る…かと思いきや、何故か中華料理(しかもファーストフード店っぽい)の夢を見てしまいました。うーん、中華一番?
それにしても水滸伝に出てくる英雄豪傑こぞって宋江様ラブ☆なのはなかなかに壮観です。
なんだかんだと連続8日日記をつける事に成功。そろそろサボっても大丈夫かにゃ〜。しかし読み返すと全然日記になっていないと感じるのは気のせいかにゃ〜。
2002年10月6日(日) 3,2,1,今!
中学時代からの友人とドライブに出かけました。陸上自衛隊霞の目駐屯地へ。
この友人、見かけはふつ〜の美人ながら今年富士まで実弾演習を観に行った剛の者です。ミリタリーファンというよりは自衛隊ファン、というよりは制服ファン、しかしてその実態は「きっちり訓練された人間の様式美を愛する女性」。時々御相伴に預かって私も面白いものを観させてもらっています。今回は陸自の記念式典。ようするにお祭りですね。
彼女にモーニングコール貰って起床、だらだら用意が終わった辺りにお迎え。この頃ドアtoドアの彼氏にだってやってもらったことないわ〜というお姫様扱いを受けています。いつもすまないねえ。駐屯地が近くなるとヘリの編隊を目撃。でも黄金ではありませんでした(古いな〜)
着いたらさっそく彼女のお目当ての半長靴を探しに行く。出店の人から彼女のサイズは特注になると聞いてがっかり。「今年の冬のブーツが〜!」
彼女が富士で八畳敷きほどの迷彩柄のシートを見かけたらしいので売ってないか聞くと、今回は持ってきていないが市販はされているとの事。迷彩柄のシートで花見の席取りやったら誰もどけようとしないよねえ、欲しいねえなどと話していたら、側にいたマニアなお兄さんから三沢米軍基地の外の店で売っていると情報が。シートのために三沢っすか? しかしこのお兄さん、出店を回った後にヘリの編隊を見上げていた所、何故か隣に出没。思わず逃げる。後をつけられていたようでちと不気味でした。
訓練展示でヘリからの降下や実戦訓練を見る。空砲ながらなかなかの迫力でした。子供泣き出すし。戦車が行進する様はやはりすごい。人殺しの兵器や技術だと思いつつも、きれいに見えたりカッコいいと見惚れてしまうのは平和ボケか。ところで実戦訓練では当然ながら仮想敵がいたのですが、現在は何処なのですか?
総攻撃の掛け声が「3,2,1,今!」でちょっと感心("今"の代わりに"良し"ともいうらしい)。そうだよね、確かに「今」だよねえ。
ヘリの搭乗体験抽選に申し込んでみる。1時の当選者発表まで時間があったので暇つぶしに献血へ…のつもりだったのですが、献血も1時からだというので適当に屋台でご飯。各地の名産品もいっぱいでていました。お祭りだねえ。屋台と一緒に何故かドイツやらイタリアやらの観光局がパンフレット出していました。いつか行く時のために〜と地図などをゲット。使える日が来て欲しい。
そんなこんなで時間を潰しつつ、初志貫徹で献血をしに行く。400ml取られてすっかりハイに。血を抜かれるとナチュラルハイになりませんか?
天気も危うくなってきたので当選発表や展示物を見ながら車の方へ。ヘリ搭乗は外れてしまいました。展示品では手術車とか浄水車が面白かったです。ろ過済みの水を試飲させてくれないのかと聞いたら保健所に届けなければならないのでムリとの事。泥や細菌や科学物質と共にミネラル分もろ過するらしく、純水みたいに味もそっけもなくて不味いらしいです。海水ろ過はコストパフォーマンスが悪いらしく、あまりやっていないという話でした。
そんなこんなで帰ろうとしたら戦車の搭乗体験という看板が目に付きそちらへふらふらと引き寄せられる2人。結局戦車は時間切れで乗れず、高機動車体験試乗に変更。意外にシートが座り心地良かったです。もっと堅いと思っていました。
ようやっと帰途へ。途中いい喫茶店はないかと探索するも失敗、結局近場のジョイフルに寄って話す話す。仕事のグチやら小姑風のグチやら昔の恋愛話やら。ひたすらしゃべって気が済んだ所でドアの前まで送ってもらう。ホントいつもありがとうね。
血が少ないせいかさすがに眠いです。今日はゆっくり眠ろうっと。
おお、なんか今回はとっても日記らしいじゃん!
2002年10月8日(火) ぼってぇ、きょうてぇ※
※岡山弁で「とても、怖い」の意。
昨日は派遣先の仕事が終了って事で部署の方々が送迎会を開いてくれました。タダ酒だという事で気合をいれて飲もうと思ったら少々悪酔いしてしまったようです。どうもワインとは相性悪いなあ。先にお腹がいっぱいになってあまり飲めなかったし。残念。
それでも前から行ってみたいと思っていた店2軒に行けたし、それらがなかなかよさげな店だという事も分かって収穫あり。派遣先の人もホントいい人達で楽しかったです。
それでもあまりいい酔い方しなかったせいで家に帰った途端にバタンキュー。そのまま眠ってしまいました。ついでに日記の連続記録もストップ。酔いを醒まさなかったせいかぼってぇきょうてぇ夢を見てしまいました。
(夢ネタ多いなあ。夢日記に題名変えようかな?)
私は庭を歩いています。西洋の庭の雰囲気でむしろ公園に近い感じです。そのあちこちで何故か生首が爆発したり、人間の身体がバラバラになって降ってきたりしています。それらを気味が悪いと思いつつ、それでも眺めながら歩きます。私はこれが夢の中であると知っています。
その内洋館ぽい家に入りました。「洋館ぽい」というのは、みかけはともかく玄関があって上がり口があったので。目の前には長い一直線の廊下があり、両側には扉があります。上がり口には女性が立っています(夢の中では誰だか分かったけど今は思い出せないなあ)
それを見た瞬間、「これは前に怖い夢に出てきた家だ!」と感じました。また怖い思いをするのは嫌なので必死に目を覚まそうとします。金縛りにあったように現実の身体は固まっているようです。
それでも腕を動かして何とか目が覚めました。いつもの目に馴染んだ部屋です。でもねぼけているせいかボヤけて見えます。
「怖い夢だった。なんであんな夢見るんだろう」などと頭の中でボヤいている内に、そのボヤき声が自分ではなく誰か他の人が耳元で言っているのだと気がつきます。隣に誰か寝ているのです。
いやだなあと思いつつ恐る恐る手を伸ばすと、突然その手が掴まれました。それもものすごい力で。爪こそ立ててはいませんが、指が食い込むくらい強く握ってきます。その誰かは「自分自身」でした。黒い塊にしか見えませんが分かるのです。耳元で聞こえた声も自分の声でした。
「うわっ!これは夢!」と、私はその手を振りほどいて飛び起きました。真っ暗ですが自分のいつもの部屋です。ほっと息をつきながら、ついついさっき「別の自分」が居た空間に目をやってしまいました。そこには黒い塊が寝ていました。
よせばいいのに手を伸ばす私。それをまたもやがっちりと掴まれました。指の食い込む感触も生々しく。それと同時にそいつはムクリと起き上がり、私の手に噛み付くのです。
噛み付いたヤツも「私」でした。実感として分かるのです。何故か中学時代の短い髪の頃の自分でした。
「これも夢っ!」
と思いつつ、もう一人の私を跳ね飛ばします。そして…。
本当に目が覚めました。
いや〜、掴んでくる指がね、温かいのよ。「生きている人間の指」なのよ。この世のものでない位冷たければ諦めもつくのに。入れ子構造の夢だったので本当に自分が起きているのかどうかしばらく自信がなかったです。「夢見るより幽霊が見えた方がマシ!」な気分で目を閉じたくなかったし。まあいつの間にか寝ていたのですけど。でもほんっとうに「ぼってぇ、きょうてぇ」かったよう。
というワケで岩井志麻子「ぼってぇ、きょうてぇ」(角川ホラー文庫)読了。その話はネタ温存でまた今度。
2002年10月9日(水) 「今時の若い者は」
…という言葉は、古代エジプトのパピルスにも書いてあったそうで。そんな昔から若者は年長者に文句を言われ続けてきたのですね。大変だなあ。そんな自分も既に言われる方から言う方に変わっていたり。言われている内が華かもしれん。
月曜日の話です。朝の通勤ラッシュ時、地下鉄のホームで電車を待っていました。どこの地方もそれほど変わりないと思いますが、仙台では2列に並んで電車を待ちます。その日は私と16〜7くらいの男の子が先頭でした。普通に今時の若い子って感じです。
そろそろ電車が入って来るという時、一人の中学生くらいの少年が前に出てきました。制服を着ていましたが、養護学校の生徒なのかな、少し精神薄弱のようでした。結構な人数が並んでいるのに目に入っていないのでしょうか、全て無視して一番前に入ってきます。
その朝は
「少年4人が自立支援施設で職員殺害し脱走」というニュースを見てちょっと暗澹たる気分でした。なので自分の前に横入りする少年を見ても注意するのを躊躇しました。何となく怖いという気持ちと共に「言ってもわからないだろう」とちょっとバカにした気持ちや履き違えた同情心もあったと思います。そんなこんなで結局見てみぬ振りでした。他の人達も同様です。
その時、
「ちゃんと後ろに並べよ。皆並んでるだろ?」
と、私の隣に並んでいた男の子が注意しました。脇腹をつついてこっちを向かせながら注意しています。言葉を荒げるワケでもなく言い含めるような感じでした。目の前に電車が来る時には横入りした少年は後ろに下がりました。まあ、注意した子が乗った途端に前に入ってきて、彼は当初の目的は達成したのですが(あの混んでいる中でちゃっかり席にも座ってた)
私の目には、注意した青年が(いつの間にやら「男の子」からグレードアップしてるわ)輝いて見えました。真面目にキラキラと。もう少し若けりゃ恋に落ちたに違いませんが、残念ながら「ああ、あんな息子が欲しい」と思ってしまった私。せめて弟にしとけよ…。
今時の若者も捨てたモンではないという話。
最近は「今時の若者」よか「いい年をした大人」の方が酷いと思う時も度々。若者に文句言う前に自分の所業を見返してみなきゃダメですね。
2002年10月10日(木) 臨時日記
昨日の日記の「精神薄弱」という言葉に指摘を受けました。私自身違和感があるものの、他の言葉を思いつかなくて使った言葉だったのですが、気になって調べたらまあ、
こことか
こことか、平成11年から施行されていた法律を知らなかったとは。バカ丸出しってまさにこの事です。
でも良く考えてみたら私、この法律も名称が変更になったのも知っていました。知っていてすっかり忘れていた。そして多分馴染み深い言葉が出たのだと思います。つまり言葉が身体に染み込んでいたのですね。
いわゆる差別用語を全て禁止、もしくは言い換えってのはむしろ反対の立場ですが、今回の場合は私の勉強不足であったと思うので「知的障害」へと訂正します。
「障害」ではなくて「障碍」と書くべきって議論もあるのですが、それを語るには知識が乏しすぎるので今は一般的な方で。また何かありましたら指摘してください。訂正するかもしれませんし衝突するかもしれませんが、一生懸命自分で考えて判断したいと思います。
引きずらないように臨時で訂正。また次からはまったりと行きますゆえよろしく。
2002年10月10日(木) ぷにぷに
側で寝ている猫の前足の肉球を指でつついてみる。ぷにぷに。あったかくて柔らかい。猫が薄目を開けて飼い主の愚行を眺めつつ、しゃあないなって感じでそのまま好きにさせてくれる。ぷにぷに。ああ、至福の一時っ!
昨日が父親の誕生日だったので、今日は家族で山の中まで蕎麦を食べに行きました。このお蕎麦屋さん、知る人ぞ知る美味しいと評判の店だったらしいですが、私が知ったのは両親のお大名旅行京都〜奈良に便乗した時(自分の分は自分持ちだったのでこの時の散財は今も響いているわ…)。奈良でも名店(らしい)のお蕎麦屋さんに行った時、そこのご主人に仙台から来たというと、その店も美味しいからぜひ行ってみてくださいと紹介して貰ったのです。奈良で地元の店情報をゲットするとは思いませんでした。
麺食いの妹は大張り切り。その後、実は妹を抜いた家族3人で先に食べに行ったコトがバレてちといじけられたり。
蕎麦も美味しいですがうどんもなかなかです。今日はご主人が取ってきた天然の舞茸の天ぷらを頂きました。おいしかったあ。しかし肝心の父が、歯ぐきに膿がたまって切開なぞしたばかりなので、おいしいのに食べられない状態でちょっと可哀想でした。来週からはなめこそば、11月は自然薯のとろろそば、12月は鴨が食べられるそうです。父は11月のとろろそばに今日のリベンジを狙っているよう。
詳しい情報を知りたい人がいたら後でこっそり…ね☆ でも値段はちと高めだ杉浦日向子氏風に一杯飲みつつ蕎麦を堪能。酒も旨かった。
美味しいものを美味しく食べられるって幸せ。美味しく飲めるのもね。
2002年10月11日(金) うわあ…
ちょっとした用で地下鉄を利用。普段使わない地上への出口を上っていました。地上に出てすぐに、今時のお若い方々が数人目に飛び込んできました。出口のすぐ横にあった店に入って行った模様。何とはなしにその店を見るとでっかいポスターが貼ってありました。バレーボールのらしいです。珍しいなあと思いながら見上げた店の看板に思わず「うわあ…」
そこは高校生の頃良く利用していたスポーツ店でした。
高校の3年間バスケ部のマネージャーをしていた私は、その店にテーピング買いに行ったりゲータレード買いに行ったり(これも懐かしい)友人がシューズを買いに行くのを付き合ったりしたものです。決して大きな店ではなくスポーツ店も他に大型店があったりしましたが、伝統的にその店を使っていました。
店は多少大きくなって小奇麗になっていましたが(当時はボロかった気がする)、看板の文字は変わりなく、高校時代の思い出が一気に流れて妙に感慨深い気分になりました。ラベンダーなしで時を越えた気分。
この頃街並みが激変して寂しい思いをしていたせいで感慨もひとしお。今でもあの頃のように予算とにらめっこで消耗品買う子がいたり、ワクワクしながらシューズ買ったりしてるのかしら。くっ、ちょっとセンチな気分だぜ。
ポピーザぱフォーマーとは何ぞやという質問が出たので。
CSのキッズステーションで大好評だった3Dアニメ。サーカスのクラウン見習いのポピーとポピーの助手でいつもお面をつけているけだものを中心に、ポピーのお父さんのパピーやカエルや宇宙人が入り乱れる超過激なコメディ。
……と、言ってしまえばそれまでなのですが、「常識」とか「道徳」とかを突き抜けすぎていてその潔さは麻薬的魅力です。主人公の名前の「ポピー」の由来が芥子だという辺りからして既にキています。製作者曰く「大人気ない話」ですし。
一度ハマるとあの世界が病みつきになるコト請け合い。上記URLのサイトでCDの視聴も出来ますので聞いてみてください。
もっと詳しく知りたい方は
ポピーザぱフォーマーファンページをどうぞ。
動いている所を観ないとその面白さは伝わらないのが残念。特にパピーの腰の動きは必見! そのためにDVD買っても損はしない!…かもしれない。
2002年10月12日(土) その一言
お客様接待のために寿司屋に行った時に聞いた話。あ、寿司は当然旨かったっすよ〜。
とあるお寿司屋さんには中学生の思春期真っ盛りの息子がいるそうな。その息子さん、小学生までは寿司屋を継ぐ気マンマンで、お父さんも態度には見せないけど大層喜んでいたそう。しかしある日突然、彼は寿司屋は継がないと言い出した。その原因は担任の先生が
「○○はいいよな。就職がもう決まっていて。ハッハッハ」
…と、クラスの皆の前で言ったせいらしい。
先生にしてみれば軽い冗談のつもりだったのかもしれませんが、それにしても無神経な一言だなあとさすがに腹がたったです。
しかしこのての「自分は軽い冗談のつもりが相手に取っては致命的な一言」ってのは多分に言ってしまいがちで、しかもその重大性に気づいていないってのもままある事だと思います。私「その一言」を発する危険性大なので、ちっと想像力働かせるようにしないとなあと反省もしました。
まあその逆もあって、「自分は何気ない一言のつもりだったけれど、相手に取っては天の助けのような言葉」という事もありますね。昔それで大変感謝された事があったのだけど(「しばたさんのあの時の言葉のお陰ですっ」とか)、幾ら頭を捻ってもその言葉を思い出せなかった私でした。人として失格っぽい…。がっくり。
某北風さんがご自分のサイトの日記にてひっそりと[ウェ×エミとエミ×ウェの違いについて]の回答を下さっていました。ありがとうございます。
なるほど。ウェ×エミは『「ワタシが暖めてあげるよ」とか「ワタシが慰めてあげるよ」的なカンジ』なのですね。心が洗われるようです。普段ヤるかヤられるかの世界に居る自分の汚れ具合が分かって恥ずかしいです。同じ後ろめたさを持っているキミも一緒に反省しようね。ほら、そこのキミだよキミ。
2002年10月13日(日) Good Luck...
現在TOPページで営業に勤しんでくれているゆきにゃん15歳が、昨日から膀胱炎で病院に通っています。急に寒くなったせいだろうとは先生の見解。少しだけど血尿なんか出ちゃって心配したのですが、大した事はなさそうです。病院通いは私の役目なので、通い始めるとゆきは私を避けていきます。私の側に寄ると連れて行かれると思っているらしくてちょっと寂しい。
廊下にはゾンビなら5人、今日のわんこ(ケルベロス)なら3匹までだよね。
友人と映画観た後の会話。ゆきを病院に連れて行ってから「バイオハザード」を観に行きました。バイオ追っかけの私としては、どんなにくだらなくとも観に行かねばと思っていたワリには遅い鑑賞。友人と都合が合わなくてねえ。
たいしたネタバレはないけれど、見たくない人はここでやめといてね。
意外や意外で結構面白かったです。まるっきり期待していなかったせいもあるけど楽しめました。完全オリジナルストーリーでミラ・ジョヴォヴィッチがジルかと思ったら大間違い。しかも字幕では最後まで主人公の名前は明かされなかったような(主人公は神経ガスによる記憶喪失という設定)。パンフで初めてアリスって名前だと知ったりして。当然ながらクリスもいなかった。しくしく。ちょっと期待していたのに…。
映画の冒頭のナレーションがまんまゲームの雰囲気で思わず暗転の後
「Good Luck...」
って出るかと思いました。思わず指がピクピクしたりして(いや、しませんでしたよ?)
ゾンビはなかなかに怖かった…というか動きがらしくて良かった。ゾンビはダンサーが演じていて振り付けをしたそうです。しかしあれだけのゾンビに囲まれたら私だったらコントローラ投げてますね。5匹のケルベロスに囲まれた主人公のシーンも脱出出来ない。だってベレッタ1発でケルベロスは死なん。ついでに弾が切れたからって三角蹴りも出来ん。
しかしアメリカの女性はどうしてああパワフルなのでしょう? ケルベロスを蹴り殺し、ゾンビをちぎっては投げる主人公には圧倒されました。ナイフクリアすら出来ない自分としては激しく羨ましい。これからのバイオシリーズには「素手クリア」が出てきそうな予感。
ストーリーはバイオ1の事件が起きるきっかけとなる話という位置づけ。ゲームと違ってラストは後味悪いぞ〜。バイオ3の最初の場面にそのまま繋がる感じです。追跡者になりそうなヤツも居るし。ゲームを原作にしたという点ではいい目の付け所かな、とは思いました。
残念だったのがモンスター系ですねえ。友人曰く
「タイラントが楽しみだったのに〜!」
はい、タイラントはいません。ハンターもキメラもプランツも蛇もサメもいません。モンスターはリッカー1匹だけです。一応グレードアップはするのですが、せめてハンター2匹に挟み撃ちはやって欲しかった。
残酷シーンは抑え気味というか観客の想像にお任せ的に適度にぼかしているので却って面白い。CGを駆使って感よりも、むしろアナログっぽい質感も私は好きです。
バイオファンなら観てもいいかも。頭空っぽにしてお化け屋敷気分を味わいたい人にも薦められますよ。
2002年10月14日(月) にんべんに牛で件
10月8日の日記の夢の話で、「これは前に怖い夢に出てきた家だ!」と感じた…という下りがありましたが、生首が爆発したりバラバラ死体が降って来ている時点で十分怖い夢じゃん、と後になってみると思います。でも夢見ていた時点では気持ちは悪かったけど怖くはなかったんですよねえ。館の玄関先の方が怖かったよ。恐怖って不思議。
この前は『デビルマンのデーモン族みたいな宇宙人が街中にやってきて、なんか政府のお偉方と取引しているらしくて、偉そうな人に威張って「お前らは狩りの獲物だっ!」みたいな事言われて、宇宙人の大量虐殺が始まって、そいで私は殺される側で必死に逃げている』…なーんて夢を見ました。荒唐無稽なくせに細部が妙にリアルで疲れたのなんの。しばたさん欲求不満か?
ついでに保存していた「ぼっけぇ、きょうてぇ」ネタを。
第6回日本ホラー大賞受賞作。遊女の一人語りでその上岡山弁って事なので読みにくいかと思いきや、結構すらすら読めました。女の呪われた誕生、悲惨な生活、遊女としての暮らしと、延々と恐ろしく陰惨な身の上話が続くのですが、語り口が妙にさばけているせいかそれほど重苦しくない。ついでにそれほど怖くない。が、真相が出るとちっと怖いよ〜。
私は最近、通勤の合間に小説を読んで家ではあまり読まない関係上、一冊読むのに時間がかかるのですが(さっさと読んでしまうと読むモノがなくなるので。貧乏性なの)、これに関しては続きが気になって家でも読んだりしました。ユーモラスでさえある語り口ですが、背中を冷たい手でなでられるような底冷えする怖さがあります。一緒に収められている他の3篇もちょっと怖い。異形のものへの怖さではあるのですが、それは人の形をしている「異形のもの」なので余計に怖い。特に女は怖いね…。
この中の「依って件(くだん)の如し」という話で本物の異形「件(くだん)」を扱っているのですが、妖怪「くだん」は人気のあるモチーフなのでしょうか。小松左京も「くだんのはは」でそのものズバリを書いていたし。妖怪としてはむしろマイナーだと思っていたのだけど。
人面牛体、凶事の前に生まれて予言を残して死んでいく…って所が琴線に触れるのでしょうかね。
今回微妙にマニアックな話だったかもしらん。
2002年10月15日(火) 自殺と犯罪のない人生はあり得ない
いやまあ確かにそうかもしれないけどね。
丙種くんと共に
「完全犯罪クラブ」を観て来ました。日記のタイトルはこの映画の中の台詞。
実は別にこの映画を観たかったワケではなかったのです。本当は遅まきながら「ピンポン」を観たかったのだけど上映時間が合わず、レディースデーで1000円だし適当に何か観よーぜって事で、これまた適当に選んだのがこれ。「サイン」や「ジャスティス」や「モンスーン・ウェディング」でも良かったのだけど。しかし思わぬ拾い物でした。
そのてのファンにはお馴染みらしいレオポルド&ローブ事件をモチーフに、究極の自由を求めるために何故か完全犯罪を計画して実行してしまう高校生2人と、内部にトラウマを抱えたまま生きているサンドラ・ブロック演じる女刑事の話。
レオポルド&ローブ事件ってのは、1924年に「完全な自由を持つ者は憐憫や道徳に支配されない」というニーチェの思想にかぶれたIQ200の美形の(ここポイント)大学生2人組によって引き起こされた誘拐、殺害事件だそうで。ヒッチコックの「ロープ」もこの事件が題材になっているそうな。ちなみに「ロープ」は名作なのでヒマな人はぜひ観てみよう。
しかしニーチェの思想って本当にこんななのですか? 私教科書程度の知識しか持ち合わせていなかったので結構あぶね〜とか思ったです。頭良すぎたってヤツかしらん。
犯罪を犯すのはお金持ちでハンサムな学校一の人気者リチャードと、頭はいいけどおたくで友達がいない暗いジャスティンの高校生2人。接点が何処にもないように見えて、何不自由ないが故、もしくは頭がきれる故の精神の飢えが共有されている。この2人、友人ではなくむしろライバルで、どちらがより「究極の自由」に近いかを競い合っている感じです。
しかしこの2人の関係、丙種くん曰く「バックに薔薇の花が3回は咲いたね」というくらいに怪しい。同じ罪を共有しているにしても怪しい。もてないジャスティンにガールフレンドが出来そうになった時、学校一の人気者であるハズのリチャードくんたら嫉妬でもしたみたいに木陰から覗くし、挙句の果てに「あの女はお前にはふさわしくない」とか何とか言いつつ寝取っちゃうし、2人の顔を合成した写真を飾っているしでちょっと待て、これはそーいう映画か? と思わず突っ込みを入れたくなりました。
刑事側の話は2人組に比べて、ヒロインのトラウマの謎解きを含めちょっと平凡で面白みにかけましたが、きれいにまとまった話だと思います。しかしベッドから追い返したのはあまりに冷たすぎると思うんだ、サンドラ・ブロック…。
最後に事件の謎解きに関してほんのちょっとしたどんでん返しがあるのだけど、これ結構心情が理解出来て切なかったなあ。
完全犯罪を目指すワリにはイージーミスを犯していたり、余計な事まで刑事にしゃべってしまったりするのだけど、その辺が人間臭くて私は好きでした。彼らは決して「羊たちの沈黙」のレクターではないのです。どちらかというと恵まれている、優秀で普通と呼んで差し支えない青年。だからこそ怖い。自分にも何処かに同じ要素があると分かってしまうから。
名作とはいかないかもしれないけど秀作、佳作とは呼べると思います。秘密を共有した者同士の愛憎劇としても秀逸。個人的にはリチャードの行動が面白かったなあ。
冒頭のカメラワークが海の上を飛んでいる気分になれて非常に気持ちが良いです。この部分を味わうだけでも映画館で観る価値はありますよ。
2002年10月17日(木) きょうのできごと
きょうは、なにも、ありませんでした。
…で、本当に終わってしまう一日を過ごすと、嫌になるほど『日々是平安』だなあとしみじみと噛み締めてしまいます。だらだら過ごす時も贅沢だと思おう、うん。
そういや新作の発売日って決まったのだろうか? と、ふと思って久々に
Keyの公式ページなどを覗いてみる。いや〜プロローグ紹介見ると今回の「クラナド」も、なんつーかなんつーか
痛そう〜ですね。また周り中壊れるのかと思うとワクワ…もとい、心配です。
さっぱり事情が飲み込めない方も居るかと思いますが、いわゆる18禁ゲームの話です。Keyという会社の作品では、そのてのシーンとは別な所で色々と壊されている人が多いようです。どう壊れるかは…まあ、やってみるのが一番かと。私ものんきにしていたら足をすくわれました、「AIR」で。何で色が違うんだよ、ぶつぶつぶつ…。
一時期「女の子のためのエロゲー入門」ってコンテンツ作ろうかと思ったんですよね。女性の目からエロゲーを語るってのも新鮮かと思って。でもそれほど数こなしていないし、「AIR」で止まって情報古いんだよねえ。
ここから先はPSO話。
昨日は久々にGC版でオンをやりに行きました。ここの日記を頑張ろうってコトでゲームも後回しだったのだ。何気にサイト維持を頑張っているのです。えっへん。
最初の頃遊んだ人達とは差がついてるので、ちっと修行のためにハード森を一人でお散歩。そしたらドラゴンがお土産をくれたのです!「ムサシ」を!
ID白の私のらぶらぶMADEちゃんは、DC版ではレアって何? 魚介類? ってな位にレアアイテムとは縁遠い生活を送っていました。周りが拾うのを指をくわえて見てるだけ〜だったので、結構出てるレアでもすぐ拾えると嬉しいです。でもハンターじゃないと使えないのよねえ。今回何となく運がいいので(GC版のレアの出がいいだけかしらん?)悲しい思いは前よりはなさそうです。嬉しい(しんみり)。
2002年10月18日(金) 子は宝?
久々に髪をカットして来ました。伸ばしっ放しなので美容院に行かなくてもいいような気もするのですが、深刻な問題があるのです。私は前髪が自分で切れないのです。
世の中ちょちょいと自分で前髪カットする人も多いのですが、私は曲がる。自分の根性のように曲がる。直すとそれもまた曲がる。挙句の果てには取り返しのつかない事になってしまうので美容院は必須です。自分で出来たら金も浮くのに(女性としてとっても間違っているとは思う)。基本的に髪をいじられるのは好きなんですけどね。気持ちいいから。
今は腰まではいかなくても背中の半分くらいまで髪が伸びていますが、この位まで伸びると10cmくらい切っても大抵の人は気づきません。アップにするにも持て余し気味なのでそろそろ切ろうかと思いつつ、ついついこのままです。
昔はわざわざ街中まで髪を切りに出かけたものですが、最近は昔馴染みの所でやっています。家の近辺は美容院激戦区なので売り上げに貢献してみたり。歩いて5分の所に片手では足りない数の美容院(床屋を入れたら両手でも足りない)あるのですから。おしゃれな店も増えているのですが、この辺古い住宅地ゆえお年寄り多いのに、ちっと場違いな気がしないでもなく。リサーチしてから店オープンした方がいいと思うなあ。
しかし私の一番の判断基準は「シャンプーの後にマッサージして貰える(しかも長く。上手けりゃ尚可)」っていうのはやはり勘違い気味でしょうか。今行っている所は最近してくれなくて悲しいです。お年寄りな意見。
地元の新聞に載っていた東洋大の教授のアンケートの話。
子供が親を尊敬している割合について、「父親を尊敬しているか」で「大いに」「かなり」の合計がトルコ94%、米国83%、日本37%。同じく母親はトルコ94%、米国91%、日本42%。
これは「まあこんなモノだろう」って感じで取り立てて目を引かなかったのですが、次の質問にはちょっと興味を持ちました。
「子供は自分の宝だと思うか」に「大いに」と答えた父親は、トルコ79%、米国91%、日本52%。母親がトルコ79%、米国93%、日本58%。
「子供を愛しているか」には、父親トルコ93%、米国95%、日本68%。母親がトルコ93%、米国96%、日本71%。
いやまあ私も子供が居ないので大きなコトは言えないし、「自分の子供はすべからく愛すべき存在である」…と言えないであろうとも思うので(「どうしても自分の子供を可愛いと思えない」って人もいるし)すが、親が無条件の愛をくれなかったら、そりゃ子供にそーいう愛し方を求めるのは酷だろうなあとは思いました。自分が「大いに子供を愛する」事をやってなければ、子供に「親を(もしくは他人を)愛せ」なんて言えないだろうと。ないものねだりしてもねえ。
アンケートでくらい、世間体を気にしてでも自分の子供を無条件で愛してるよって言ってもいいのに〜とか思ったです。
良い方に考えれば、「子供は愛さなければ」という社会の圧力や強迫観念から逃れて自由な精神でいるのだ…ってコトになるのかもしれないですね。
ま、こーいう結果が出たってコトで。
2002年10月19日(土) 自分の墓穴掘ってみるのもいいかもね
火曜日の日記で「完全犯罪クラブ」の話を書いたのですが、その時題名に使った「自殺と犯罪のない人生はあり得ない」って言葉を眺めていて思い出した事がありました。映画の中ではこの続きに「だから犯罪もできねーようなハンパモンはせめて死すべし」…という感じの、もっと前向きに行こうよ〜と思わず説教したくなるような台詞が続くのですが。多感な少年少女の頃ってば自己完結しがちだねえ。
思い出したのはもっと穏やかな話です。確か銀行か何かの待ち時間に雑誌で読んだ故淀川長治氏のエッセイ。イランのアッバス・キアロスタミ監督の「桜桃の味」という映画についてでした。
キアロスタミの作品は興味はあるけど未だに観ていないのですが、素人を使って映画を撮る事で有名です。
「友だちのうちはどこ?」、
「そして人生はつづく」、
「オリーブの林をぬけて」の道三部作が代表作。う〜む、観たくなってきたなあ。今度レンタル探そうっと。
「桜桃の味」は、自分の自殺を手伝ってくれる人を探す中年男性のお話。夜に睡眠薬を飲んで穴の中に横たわるから、朝呼びかけて返事をしなかったら上から土をかけて埋めて欲しいというのが願い。そんな彼がその申し出を受けてくれる老人と出会いますが…。この映画に関してキアロスタミと対談した時の話も含めながらのエッセイでした。その中でキアロスタミの言葉としてこんな事が書いてありました。
「自殺という出口があるから人は我慢して生きていられるんだ」
ニュアンスだけ覚えていて言葉自体はどんなだったか良く覚えていなかったのでダメ元で検索したら、私が読んだものそのものであろうというページがヒットしました。ありがとうgoogle。どうもアンアンの
「淀川長治の新シネマトーク」だったみたいです。
私はどちらかと言うと死後の世界を信じていて、人生は修行の場で自殺したら死後とっても苦しい目に遭うんだよ〜、だから自殺はいけないんだよ〜ってな価値観を持っているのですが、この言葉はとても印象に残りました。確かにそうだなってすんなり納得してしまったものです。
そんな事を思い出す日でした。
2002年10月20日(日) どこに居ても大丈夫
今日は某タイトーでのサイキ定例会でした。参加者は私、S.Hさん、ぱんさんちょっとだけ。以上。さみしい〜!
……なーんて言っていますが、実はそれほどさみしいとは思っていません。
今日は天気も悪くて急に寒くなったので、ちょっとばかし心の中も荒涼とした風景でしたが、がっかりする気持ちはありません。何でかな、何となく大丈夫って気がするからかな?
むしろわざわざ来てくださったS.Hさんの相手が私だけっていうのが一番心苦しい限り。でもデートみたいで楽しかったわ。お茶してとっても女の子な時間を過ごしました。いいだろ。
きっかけはただのゲームでも、まあ縁があって出会ったのだしそれなりにそれなりで楽しめるならそれで良し、せっかくだからゲームに飽きた時が縁の切れ目って事にはならない方がいいなあと、私は思っています。だから飲み会も企画するし、第3日曜日に人が集まるようなら大会をお願いしに行く。
でも、私は皆が集まる時間や場所のきっかけは作るけれども、それをどう使うかは個々の自由だとも思っています。サイキするも良し、他のゲームするも良し、ダベるも良し、かったるいって来ないも良し。
面倒だけど久々に行ってみるか〜って出て行ったら、何となく人が居てまったりして、結構楽しかったかも…って時間が過ごせればいいかなって思っています。私も楽しみたいし、私が楽しいと思うくらいは皆も楽しいといいなと思うし。そうでないならすっぱり手を引きます(とか言いながらさっぱり手を引かないなあ。やっぱ独裁者しばたさん?)
もしも遠く離れても、どこに居てもあの場所はきっと大丈夫。何となくでもそう思える空間が作れるならまだまだ頑張りますよ。
でもたまには顔出してね、さみしいから。特に飲み会〜。
そして今まさにリアル地震が。せっかくのしんみりムード台無し!(しんみりさせる予定だったのか?)
2002年10月21日(月) ひと模様
最近、電車の中のウオッチングがちょっとしたマイブームです。
今朝、出勤時間としてはちょっと遅めの時間に地下鉄に乗ったのですが、一緒に乗ったおじさんは戸口の前に仁王立ちになっていました。
ラッシュから外れているので席も座ろうと思えば座れますし、立っている人もまばらです。それでもそのおじさんは扉から離れない。真ん前にじっと立ち尽くしています。
降りる人がいると、きちんと身体を傾けて通れるようにするのですが、立ち位置は変えない。なので降りる方はラッシュの時にやるように、斜めに歩いて上手におじさんを避けなければなりません。乗ってくる人もぎょっとしていたようです。
このおじさんは一体何のこだわりが合ってその場所に立ち続けているのだろう、と思わず観察してしまいました。迷惑になっているのに気がつかないのか、何か深刻な考え事でもしているのか。謎は深まるばかり。
開閉扉と座席の間にぽっかりと人一人潜れるくらいの隙間がありますよね。手すりによっかかってちょっと一息つける場所。扉のすぐ横なので乗り降りも楽だし。そのせいか通勤ラッシュ時にはその場所が激戦区となります。
後ろの方から降りる人が多い場合、扉の前の人達が一旦降りて降りる人を通してから再乗車ってのは良く見かける風景ですが、この隙間の場所は動かなくていい場合が多いです。でもそこから動かないとスムーズに人を通せない時もあります。
そうなるとさあ大変。その場所目指して駆け引きに満ちた戦いが始まります。さりげなくも俊敏にそこに陣取る電車の中で立っていたおばさん。それを再乗車の人波に押されながら、その勢いで場所を取り返そうとするOLのお姉さん。テコでも動かないおばさん。
参戦者は女性陣が多いですが、男性もわりと居ます。女性はあまり年齢に偏りがないのだけれど、男性は何故か若い人が多いんですよね。おじさんはあの場所あまり取らないですねえ。
これは端から見ているとあまりみっともいいモノではありません。手すり掴んでいても気にせずよっかかる人も結構居て、体温で生暖かいわ手すり掴んでる方が悪いみたいに迷惑そうな視線を受けるわでちょっとイヤンです。こっちは必要があって手すり握ってんのよ〜!
私も実はあの場所は楽でかーなり好きなのだけど、通勤ラッシュ時は出来るだけ避けておこうと思ったです。反面教師ってヤツですね。
今日は仙台は大雨が降って大変でした。ビルの近く風強いし〜。傘壊れちゃうかと思いました。こーいう日はカメハメハ大王の子供になりたいです。
雨がふったらお休みで〜♪
2002年10月23日(水) 改訂版
神林長平を語るならやはりこれは読んでおかねばならないのではないか…と、急に思いたち、「戦闘妖精・雪風」を買ってみました。私にとっての神林は「敵は海賊、ラテルでアプロでラジェンドラ。以上」というほど他の話は読んでいなかったので。ついでに「ラーゼフォン」と「式神の城」も買ってみた。
さて、その時も気がついてはいたのですが、私が買ったのは「戦闘妖精・雪風<改>」となっていて、裏書によると「緻密な加筆訂正」となっています。つまりオリジナルを修正してあるのですな。この「加筆訂正」ってのがどうもひっかかります。経験上、修正してオリジナルより良くなったと感じる物がほとんどないのです。
小説の例はちょっと思いつかないのですが、映画だと「ニューシネマパラダイス完全版」。上映時間の関係上、監督が泣く泣く切ったシーンを追加した完全なものと銘打っていたと記憶していますが、私にとっては「感動を返せ〜!」と思わず中指立ててしまいそうなくらいに蛇足なシーンばかりくっついたものでした。こちらの想像の余地を全て埋められたような(しかも出来が良くない)感じで、どうにも好きになれませんでした。完全版の方が好きな人ごめんなさい。
「未知との遭遇特別編」もちょっといただけなかったり。マザーシップの中見せるな〜、宇宙人はっきり出すな〜、お米の国の人は侘びさびがわからんのか〜! とか思っていたものです。でも今見られるの特別編だけなんですよねえ。…と嘆いていたら、
「ファイナルカット版」とやらではオリジナル版に近いものが観られるようです。
…こーいうコト言うくらいなので私オリジナルを観ています、映画館で。子供の頃の話デスヨ?
連載マンガのコミックスでの加筆修正も元の方が良く見えるし(江口寿志は別だろうが)、音楽のアレンジ版もオリジナルを越えたと思えるものってあまり思いつかない…って感じで、どうも「加筆修正」ものはハズレっぽい気がしてなりません。
でも、それはオリジナルが好きで、それが基準になっているからそう思うだけかもしれないですね。慣れ親しんだものが一番良く見えるだけかも。
というコトで「戦闘妖精・雪風<改>」。オリジナルより面白いといいなと思いつつ読んでみます。
しかし神林節炸裂でそんな所に頭が回らんかもしれん。
2002年10月24日(木) おはなしの中のおいしいもの
もう随分昔の話になりますが、高校時代の友人6人位で親戚の別荘(私じゃなくて友達のね)に泊まりに行った時、期せずしてこんな話題で盛り上がりました。
「子供の頃に読んだ話で一番美味しそうだった食べ物は何?」
「大きな森の小さな家」のメープルシュガーとか「ハイジ」のチーズとか「ドリトル先生」の中の何かとか出たと思うのですが、全員一致して納得したのが「小公女」に出てくる甘パン。
甘パン。なんて甘美な響きでしょう。ほんのり甘くてレーズンとかくるみがちょっとだけ入ってたりしていそうで、めっちゃ旨そうです。小公女のセーラが貧乏一直線で虐められていた頃に出て来たものだから余計に美味しそうだった事を覚えています。
ちょっと感動したのは、全然別の所で暮らしていた人と同じ気持ちを共感出来ていたという事実。その時の友人は高校からの付き合いの人ばかりで、小中学校は別だったのです。でも友達になるずーっと前から、出会うなんて知らなかった頃から同じ話を読んで、同じ物を「美味しそうだ〜、食べたいなあ」と思っていた。これってちょっとした奇跡ではないでしょうか。
まあ、実はただの類友で、みんな食いしん坊なだけって気もしますけどね。
貴方の「美味しそうだった食べ物」は何ですか?
その時は子供の頃に読んだ話が良く話題になったのですが(何故だろう?)、その中で、今考えると怖い話だよね!…ってコトで盛り上がったのが松谷みよ子の「小さいモモちゃん」シリーズ。子供の頃に読んだ人も多いのではないかな?
このシリーズの途中で「靴だけのパパが帰ってくる」という下りがあるのですが、その時の友人の話によると、著者の松谷みよ子がまさに離婚問題中だったそうで。
何が怖いって、毎日パパの靴だけが帰ってくるってだけでも想像すると結構ぞくっと来るのに、ママが死神にとりつかれて襲われても、パパは(身体がなくて)靴だけだからママを助けられない…っていうのが、もう涙が出るくらい怖い話ではないですか! なまじのホラーよりよっぽど怖いです。後日その部分だけ立ち読みしてみたのですが、泣いちゃおうかなって思うほど怖かったです。
この「小さいモモちゃん」。あまりに小さい頃に読んだもので既に内容を覚えていないのですが、一度読み直してみたいと思っている一品です。あの当時で、寓話に満ちてはいても、両親の離婚話をモチーフにしているってすごい事です。可愛い表紙にだまされてはダメですね。
しかし離婚話とは気づかずに読んでいたなあ、当時の私。
松谷みよ子だと「現代民話考」が読みたいです。やはり図書館へれっつごーかな? 丙種くん。
2002年10月25日(金) 紙一重の「靴だけ」
昨日の日記の靴だけのパパの本当の怖さは、子供の頃には分からなかったと思います。自分がモモちゃんやアカネちゃんの立場よりも、ママの立場により近い位置になって初めて分かるもの。
毎夜帰ってくる夫に靴だけの存在感しか感じられない。靴だけの人に子育ての悩みも自分の悩みも相談出来ない。靴だけだから、自分や子供に何かあっても手を差し伸べてくれないだろう孤独感や、初めから頼る事すら諦めてしまうであろう夫婦間の溝というものが理解出来てしまう。
どんなに近くに居ても、ある日気づいたら愛したあの人は靴だけの存在になっているかもしれない。それと同じように、ある日気づいたら、恋人や夫や子供にとっての自分が靴だけの存在になっているかもしれない。靴だけなので助けてもらえない、助けられない、そんな怖さが感じられるのです。
これってやっぱり怖いよね?
現在何故かプリメ2にハマっています。今の娘は魔女っ子にすべく奮闘中。しかし娘よ、授業料や食費はおろか、誕生日のプレゼント代もバカンス費用もお小遣いも自分で稼いでいるって虚しくないかね?
生意気なドラゴンを倒したので、お気に入りのドラゴンユースが求婚に来てくれそうでワクワクです。彼の可愛い求婚は断れないわ〜。持参金も高いしねえ。
しかしこの間の娘は、求婚を受けていながら魔王に嫁に行ってしまいました。ドラゴン泣かせちゃった。だって闇酒場でパーフェクトに働ける娘を育てたかったのよ…。
「子供の頃に読んだ話で一番美味しそうだった食べ物は何?」
で、何か思いついたものがあったらぜひ掲示板に書いていってくださいませ。個人的に興味があるので。読んでいる方々どぞよろしく。
2002年10月26日(土) 24時間おしゃべり耐久PSOオフ会 〜1日目〜
10/27のPSOオンリーイベントに行くという口実のオフ会に参加してきました。面子は私に巳津さん(仮)、かわちょさん(仮)、ズボラさん(仮)、女帝殿(仮)。…全然仮名になってない? 細かいコトは気にするなっ。
土曜の朝7時の新幹線に乗るしばたさん。何故かと言うと、逆差別切符と男性陣に悪名高い「おはよう東京レディース切符」を使うためなのだ。この切符、3日間有効で、行きの指定は決まっているけど帰りは自由に指定を取って構わないというもの。更に東京周遊フリー券までついている。これで普通の往復より5000円以上安い15000円にて販売。女に生まれたからには使わなければなりません。今回かなり混んでいて買えなかった人も居た模様(特定時間の指定が売り切れると販売終了なのだ)。列車もかなり混んでいました。普通の土日なのに。日本シリーズのせいだったのかしらね?
9時半頃東京駅に着いてとりあえず朝食を取る。外は雨〜で傘を持っていないのでどうしようかなあと思っていた時に巳津さんからメイルが。何度かやり取りして取り合えず集合場所が新橋に決まったので移動開始。途中傘を買いそうになったけど、荷物になるので我慢しました。しかしそれが間違いだった。
新橋について巳津さんを電話しながら探す。だーからホームからの登り口で改札場所全然違うのやめてくれ〜。ってコトで、反対方向の改札口にでちゃったので、えっちらおっちら戻ってみる。ようやっと夏以来の再会。久しぶりだね〜と再会を喜びつつ傘を買う。480円。ちなみに東京駅で見たのは400円、450円。一番高い傘を買ってしまって悔しさにハンカチを噛むしばたさんでした。
ゆりかもめに乗ってお台場へ。「お台場海浜公園駅」で降りるつもりだったが、巳津さんが耳にした女子高生らしい女の子の鶴の一声で「台場駅」になる。「海浜公園駅って最果てだよね」
何のかのと行き違いがあったが、お台場でメンバー集合。ただしかわちょさんはお仕事のため夜からのご出勤。とにかくしゃべる私達。歩くよりしゃべるのが先って感じか? 箸が転げてもおかしい年頃らしいです、皆さん。
一息つくために当然のごとくアンナミラーズに行く。アンミラは制服の可愛さが一部のマニアに受けているレストラン。そして私らの間でも受けている。おじさんの心も持つ乙女が勢ぞろいってか?
「この制服には茶髪より黒髪だよね」
「スニーカーってのはどうよ?」
「出来ればエナメル靴の方が〜」
「あのブラウス胸元がきわどいよねえ」
「でも私はこっちのハイネックできっちり閉まってる方が好き」
「私もっ」
……という会話を延々としている私達。も、もちろん普通の話もしましたよ? ホントよ??
例えばサイト管理者として困ったちゃんが来たらどうするかとか。ちなみに私は「あっさり無視して切る」でしたが、「一回だけなら許して様子を見る」って人も居ました。私ってばやっぱ人非人かもとこっそり反省。
担当のウェトレスさんが黒髪で髪をきちんとまとめていて、化粧も薄くて素朴な感じの可愛い娘でした。そしてちょっとドジ入っていて、女帝殿のコーヒーをうっかりこぼしちゃったりしていました。しかし女帝殿
「可愛いから許す」
ごもっともです。
そのお詫びにと皆で頼んだ「パイのアイスクリーム添え」のアイスを大盛りにしてくれる。女帝殿だけかと思ったら全員分多かったみたい。一部「実はバニラアイス苦手で〜」と四苦八苦していた人がいましたが。でもおいしかった♪
周りが入れ替わってもなかなか立たない私達だったがようやく立つと、今度はデックス東京ビーチ内にある小香港向けて歩き出す。そしてここでもおしゃべりは止まらない。わしら小学生か?
ちょっと迷いつつ小香港に到着後、色々と見て回る。おもしろグッズも多かったし背景も凝っていてわりと面白いです。ここで「黄金のう○こ」を見つけるしばたさん。「運がつく」の言葉まんま過ぎて脱力する御一行でした。
「せっかくだから飲茶」ってコトで適当に入って適当に頼んでお茶する。まだ食うか、こいつら。
その頃かわちょさんはコロッケ1個食べて火傷しながら頑張っていたそうで。すまんねえ。でも美味しかったよ。今度は一緒に行こう。そんなかわちょさんからメイルが届いたので待ち合わせるために移動開始。
ズボラさんが海浜公園駅で降りて荷物を預けたので、私と巳津さん、ズボラさんと女帝殿で分かれて秋葉原で落ち合う事にする。雨はすっかり上がっていました。傘がただの邪魔な荷物に…。
ここで巳津さんと私は何故かビックサイトに向かってしまう。いや〜、次の駅なハズなのに何で海浜公園駅って言わないんだろうとは思ったのよ。でも東京じゃない? そーいうコトもあるのかな〜って。
……はい、ただ単に反対に乗ってしまっただけでした。
そんなアクシデントがありつつも、秋葉原でようやく全員集合。そこからは女帝殿とかわちょさんが先導して歩いてくれて迷いも無く入ったのが…「とらのあな」。いきなりディープな男性向け同人誌の世界に放り出される。
しょうがないので漁りに入るワタシ。不可抗力です。
そこで迷った挙句に大槍葦人氏のオリジナル総集編を買う。何故迷ったかって…。だって3000円なんだもん。表紙がプリメ3の娘っぽいと思ったら「北へ」の原画の人なのですね。間違っても「鍛へ逝こう」ではなかったよ。まあ同人誌で18禁ならボリューム、内容共に妥当かな。同じ人のゲームパロ総集編もあったのだけど、サンプルにあった絵が雑っぽかったので没に。しかしサムスピがあったから可愛いガルとか見られたかもしれないと今頃後悔しているのでありました。
もう一冊イっちゃってるのが欲しくてSM調教物を買ってみる。濃すぎて萎えます、正直。フィクションでも女性を物扱いするなんて〜!って人は見たら死ねます。まあ買ってみなきゃ判断出来んしね(普通は買わんて、その前に)
さて、男性向けを漁ったら次は女性向けだろうってコトでメッセンサオー2階にへ行く。1階の一般ゲーの場所でゲームキューブ本体及びPSOに捕まる人間約2人。しかしその場は荷物になるしって事もあって諦めたようですが今は(10/30現在)手元にあるらしい。すばやすぎです。
そして2階へ。ここでしばたさんにトラップ発動。先頭きって登ったのですが、ふと見上げた目の前のポスターの、いかがわしげな男性2人と札束舞う背景が目に飛び込んできました。その題名が
「俺の下であがけ」
ツボにジャストミートして笑いが止まりませんでした。階段にはお仲間に加えて一般のお客さんもいたようでご迷惑をおかけしました。しかしもうこれは〜。私に買えと言っているとしか思えないネーミングです。残念ながら発売前らしくて買えなかったのですが。しかしその内手に入れてやる。「俺の下であがけ」…ぶわはははっ!
そこでは「電撃若」なる女性向けゲームの雑誌も初めて見つけて皆に教えまわったりしました。「電撃姫」なら知っていましたが若っすか〜。お目当ての物を見つけた人見つけられなかった人、それぞれ乙女らしく和気あいあいと物色しました。
その後池袋のホテルへチェックインのため移動。女帝殿はお買い物のために後から合流で、行った先は恒例の「養老の滝」
このメンバーでは夏コミ後に恒例で飲み会をしているのですが(最近はこれのために夏コミに行く)、場所は何故か決まってここです。今回は4人席しか空いてなくて「空いたら移動可」って条件で狭いそこに座る。しかし取り皿などが4人分しか来なくてクレームつける事2、3度。人数覚えていて欲しいなあ。
あれだけしゃべった後でもしゃべり倒しつつ、合コンっぽい6人席の所が空かないかなあとちらちら様子見をするしばたさん。かわちょさんに「もう諦めれ」とか言われつつも諦めきれないしばたさん。隣の某人と共に
「合コンで居酒屋に長居するなんてダメだよねえ」
「男の方の企画不足じゃない?」
「女の子達飽きてきてるじゃん。振られるぞ」
「早くしないとホテル宿泊になっちゃうよねえ」(おいおいっ)
…なーんて会話を交わしていたのだった。
相手も長かったがこちらも長かった。しゃべるのいい加減にやめようよ…とは思わなかったが。食べる時だけ静かでした。そして料理が来たらあっという間になくなりました。食べて飲んでそれでも締めにはお茶漬け一人一杯。
しかし今回酒量が少なかったです。他の面々が少なめだったので私も合わせてみたのですよ。
電車の時間の関係上、女帝殿はこの後お帰り。名残惜しかったです。また遊ぼうねっ!
残りはカラオケへ。仙台ではカラオケの客引きって見た事ないので初めて遭った時には都会だなあって田舎モン丸出しの感想でした。値切り上手の巳津さんに交渉を任せてレッツゴー。
選曲は今回微妙にまとも。最後は何故か往年の(ここがポイント)TMネットワークにB'z、そして聖闘士星矢で盛り上がる。おたく的にはやっぱこうでなくちゃね。
部屋に帰ってからも、一番騒音の心配の無いしばたさんの部屋に集まりくっちゃべる。話題は…何だか既に思い出せませんがー。とにかくしゃべり尽くして2時半にお開き。でも本番は明日〜。
2002年10月27日(日) 24時間おしゃべり耐久PSOオフ会 〜2日目〜
朝。今回全員一人部屋だったので裸で風呂上りうろつき回りつつ準備。9時に完全装備の上私の部屋に集合になっていました。
TVをつけると仮面ライダー龍騎をやっていたので見る。その後は流れてドレミへ。何と4人全員同じ流れで番組を見ていました。どうしてこう気が合うのか(そういう問題違うかもしれない)
時間通りに揃って本日メインの(ハズの)PSOオンリー会場へと向かう。巳津さんがサークル参加でかわちょさんが売り子手伝い。私とズボラさんは冷やかし組。
巳津さんが、わざわざ事前に開場時間とか場所とか教えてくれたのに、誰一人として把握していないワナ。当日聞けばいっか〜って軽く読み流した模様。すいません、私はそうでした。許して巳津さん。
目白駅へ到着後、学習院大学の脇を歩いて会場へ。森林浴っぽくて気持ちがよかったです。しかし回りに何も無いっ!
会場到着したはいいがまだ時間が早すぎたので、その辺でお茶しようと思ったけど駅まで戻らないとほんっと〜に何もない。
「きっと皇太子様の御学友の皆様は買い食いなどなされずお帰りになるのね」
「いや、それ以前にそういう方はお車でお帰りになられるから」
(以上の会話は某所レポからコピペ)
…と、ハイソな世界に思いを馳せた庶民達でした。
駅前のドトールにて朝食(もう皆食ったんじゃ…)兼暇つぶし。巳津さんとかわちょさんはサークル入場のために先に移動。ズボラさんとダベリつつメイルしてみようかと思った時に、ふと思いついて
「もう着いた? 返信はアッシュなりきりでキボン」
とか書いてみた。
その後私達も移動に入るが返信が来ない。こりゃ時差でメイルが届いていないか返信に困っているかだねって話しながら歩く。答えは「返信に困っていた」でした。
会場に着くと行列が出来ていました。結構根強く生きてるジャンルだなあと、軽く感動を覚える私。並んでからもどんどん後ろに人がついていました。
中に入ると適度に盛況な人込み。そして男性圧倒的多数。でもサークル側は女の子が多かったな。手作りマスコットありギルカありで面白かったです。ロボ子本も買えたし。杉瀬さん所のコピー本も抜かりなくゲット。本人に会えなくてホント残念でした。
一周すると巳津さんのスペースにたむろするワケにも行かず手持ち無沙汰になっていたら、カタラさんから声をかけられました。聞けば外の列に並ぶ時から気づいていたとか。私ちっとも気がつかなかった。ごめんなさい。
カタラさんとそのお友達とゆーなさんとリアルおしゃべり。最近ラグオル行っても誰も居なくて寂しいよーんって言ったらライセンス無料期間が切れたし〜、ソニチバグ後の発表しないし〜って理由だったそうで。ゆーなさんに至っては、GC版で一度も会っていないのに。さみしいさみしいを連発し、ムリヤリラグオル行きを強要するしばたさん。でもその内また遊んでねっ。
なすの人にも会えないと嘆いていたら、ラグナロクにハマっているとタレコミがありました。つか、カタラさんもゆーなさんもハマってる? 一日千秋の思いであえる日をお待ちしています、なすさん(ちょっと嘘)
紅ちゃんも来ているというので慌てて訪問。本を落としてがっくりしていました。しかしMADEちゃんを描いて貰ってしばたさんはホクホク。相変わらず元気いっぱいで、きっとGCラグオルでも女王様ぶりを発揮しているコトでしょう。
PSOでのお友達にも会えたせいで、結構な時間を快適に過ごしました。ガチャポンのPSO人形を並べている所があって、思わず興味津々で覗き込んだら、お兄さんが色々お話してくれました。これのレイキャストがめっちゃカッコいい! 一体どうしてこんなに素敵なのかと思うほどズバ抜けてカッコいいとうっとり見惚れたり。現在アッシュとキリークの旦那の関係が旬である私(達)は、「ヒューマーとヒューキャスト並べておいて下さい」と頼みそうになりつつ理性で堪えました。後でその事を巳津さんに報告したら「正しい判断だ」と誉められました。えっへん(誉めてないって)
お母さん連れの子供から会社員風の人まで、色々な人が居ました。この人達が皆ラグオル入りしているんだなあと思うと妙に感心。あの可愛いお嬢さんがレイキャストで漢らしくぶいぶい言わせたり、このちょっとアレな男の子がフォニュ辺りで可愛い娘だったりするのかもしれないと思うと面白い。まだまだPSOって元気って思ったイベントでした。
お昼をカタラさん達に誘われたのだけど、こちらの連れに面識のないお友達が居たり色々と兼ね合いがあって今回は辞退。同じ理由で夜のお誘いも辞退しました。ごめんね。またの機会はぜひご一緒してくだされ。
1時半頃イベントから撤退…のため本を箱詰め、送る直前になって巳津さんの本を買い忘れている事に気がつく私とズボラさん。後から送ってくれると優しい言葉をかけて貰いましたがすぐに読みたかったよ…っ! そのために立ち読みも控えたのに〜。後日白石温麺と物々交換する事で決着。しかし返す返すも自分のうかつさが恨めしい。バーニーにあっすタン…。
その後東京タワーにお上りさんツアーでもするかと相談しつつも、誰もそこまで辿り着く道を知らず、調べたら結構行くまで面倒そうだったので適当に池袋をブラつく。これもいつものコース。
サンシャイン60に入ってインドネシア料理で腹ごしらえ。あちらのコーヒーはフィルタを通していないのか、粉がじゃりじゃりいいました。美味しいんだけど飲むのにテクがいる。そして私は下手だった…。料理はわりと安くて美味しかったです。
その後「わんタッチにゃんタッチフェスティバル」の広告に釣られつつサンシャインの深部へと誘われる私達。途中の輸入雑貨店のとってもひわいな野菜人形(バナナ人形はモザイクいるような気がする)に笑いつつも上へ上へと向かう。しかし肝心の会場付近に近づくにつれてポスターがなくなるというワナ。ついにはその会場近辺まで来た事に気がつかずにエレベーターで下に行ってしまいましたとさ。広告の意図は何なのかと小一時間問い詰めたい気分でいっぱいでした。
にゃんタッチは諦め(家に帰ってから池袋には「ねこぶくろ」があったのでは〜と思い当たった私。そこにいけばにゃんタッチし放題だったのに。気がつかなくてごめん)、ズボラさんご推薦のK-BOOKSに行く。女性向け同人誌の古本が買えるんだって。そこに行くのになかなかサンシャインを出られなかった私達。私などかわちょさんズボラさんの後ろを歩くだけでした。諸星大二郎の地下道で迷ったおじさんのマンガを思い出したよ。
そんなこんなでも、ちゃんと目的地へ到着。そこに入ると…。とにかく同人誌がいっぱいで、見た瞬間「もうダメポ…」と思ったです。慣れるためにサイキの同人誌など漁ってみる。友人達の本がないかと漁るイヤな私。その後昔らぶらぶだったサムスピの本を探し出すと、一生懸命になっている自分にふと気がつく。でも4冊買ってどれも面白かったからいいや。初代サムスピの頃の同人誌とかあって私的には掘り出し物でした。おたくの血が騒ぐねっ。
各々掘り出し物をみつけたようでムダ話しながらホクホクと店を後にする。途中「かわちょさん買った本を置き忘れて本探しに熱中」事件があったり。でもちゃんと本は手元に戻りました。
私の前にレジに並んでいたお姉さんが手提げ袋に入りきらないくらいの本を買っていたのが印象的でした。家に帰ってどこにしまうのだろう?
巳津さんが8時の夜行バスに乗るというので、とりあえずお腹に何かを入れようという事で池袋ロフトへ移動。しかしどうしてそんなに迷わずに歩けるのですか? 不思議です。迷路のような道をすいすい歩くかわちょ&ズボラコンビ。ついていくだけのしばた&巳津コンビ。道を覚える気にすらならないほど楽させて貰っているのが敗因か。
ここの喫茶店は飯が予想外に美味かったのでそれから私らのお気に入りなのです。今回も美味しかった。そしてしゃべりは止まらなかった。ラピュタの飛行兵はベルラに似ているという話で盛り上がる。これだけで延々と話題が止まりませんか、皆さん。…止まらないよねえ(遠い目)
時間も押し迫って来たので、ズボラさんとかわちょさんは在来線(ズボラさんは途中で新幹線)利用のため切符買いへ、私は巳津さんを見送るべく新宿まで一緒に移動。途中ちっとシリアスな話もしたが、まあ人生流されて生きてみるのもいいかと(謎)。無事新宿駅に到着。が! このコンビの移動は危険なのはゆりかもめビックサイト事件(事件なのか?)でも了承済み。
「西口って…こっちでいいのかな…?」
「……多分」
という、とっても危なっかしい認識で取り合えずそれらしい方に向かう。途中ほとんど人の通らない静かなビルの中になってビビリつつも何とか無事にバス停に到着。ほっとして周りを見ると、
「ねえ、あそこから出たらすぐだったんじゃない?」
バス停から見える新宿駅の出口。私らは一体何処を通ってここまで辿り着いたのやら。今度は必ずナビゲーションつけて貰おうと2人して心に誓ったのでした。だって私の東京テリトリーは、田端日暮里せいぜい浅草柴又なんだもんさー。おじいさんと一緒の東京巡りだったからっ。
バスが来るまで少々時間があったので、ここでもまたそれぞれにメイル。やっぱりお遊びでかわちょさんに以下のメイルを送ってしまった。
「もう電車乗った? 返答はキリークの旦那でキボン 今、巳津さんのお見送り中」
送り終わるとほぼ同時にバス到着。しっかり見送る。巳津さんは朝バスが着いたらそのまま仕事だそうだ。あまりのハードさにそっと涙するしばたさんでした。身体だけは大事にね。
その後教えて貰った中央線経由で東京駅に。快速は早かった。切符も買えて土産物見たり(舟和のあんこ玉と芋ようかんの詰め合わせ&くずもちをゲット)、家に電話したりで時間を潰して列車の中に。するとこんなメイルが届きました。
「クックックッ…今は大宮だ。ズボラの奴は21時22分の小山発の新幹線に乗るらしい。結構、ギリギリでな…計画のなさが伺える。全く足手纏いな坊っちゃんだな。(誰?)」
…こりゃちゃんと返さなきゃと返信。
「こっちは20:44の新幹線に乗るよ。巳津はしっかり見送ったよ。中央線は速いな。教えてくれてサンキュー。またラグオル探索に付き合ってくれるよな?(こいつ誰?) 携帯の電池ピ〜ンチ!」
次がこれ
「なにか奴に聞いた時間が微妙にちがくてな…。27分だったらしい。しばたの乗る機体は小山には停まるのか? 奴が会いたがっているようだが…いつまでたっても甘ちゃんだ。クックックッ…」
こうきたら…ねえ?
「こっちは各駅停車だから停まるな。でもオレの通信機ガス欠寸前でさ、連絡受け取れるか心配だよ。眠いしな。隣にアンタが居ないと寂しいよ」
ここまで送って列車の中で撃沈。次に目を覚ましたら首が痛くて動かないっ! 空いていて周りに人が居なかったからいいけど、居たらものすごい顔で苦しんでいる私を見られたでしょう。嫁入り前の娘だっちゅ〜に。
駅に停車していたのでメイルチェックしてみると一通入っていた。見ると
「それはどうやら同じ機体らしいな。しかし、奴は指定らしい。8号車4番E席らしい。ヒマなら遊んでやる。…たっぷりとな…クックックッ」
何とズボラさん同じ列車だったんじゃん! そして今まさにズボラさんの降りる駅を出た所。
「やっちまったい! メール圏外中で届かなかったヨ!今、問い合わせして見たヨ! たった今、駅出ちまった。オレはあいつの背中を守れなかったのか…」
と、嘆きを送信してしまいました。そして締めは
「おまえ…をコロ…ス…っ! (笑)おつかれさま!!」
「うぅ………(ぱったり) おつかれ!(^_^)」
とってもPSOオフに相応しい、キリーク&アッシュの名場面で終了でした。皆様おつかれ! また遊ぼうね♪
そしてここまで読んだ豪のキミもお疲れ様っ!
2002年10月28日(月) へろんへろん
土日の東京は〜。24時間耐久おしゃべり大会でした。
どうしてこう話すネタが尽きないのか自分でも感心してしまうほどでした。イベントも適度に盛況で面白かったです。
未だにかーなりへろへろなので詳しい話はまた後日。今晩はこれにてドロン。
2002年10月30日(水) オフ会レポート
10/26, 27のオフ会レポートを載せてみました。
長いので読む時は気合入れてどぞ〜。
内輪受けが多々あるかと思うのでつまらないとは思いますが、その辺はご了承願いますマル
2002年10月31日(木) プ、プ、プリンセ〜ス♪
個人的リバイバル流行り中のプリンセスメーカー2にて娘を育て終わりました。ちゃんと魔女っ娘に育って嬉しい。武神も倒し、狙い通りに魔法系の勇者になってくれました。感謝の言葉も貰ったし悪魔のドレスも手に入れたし。なんていい娘だっ。
今回の娘は初めて王子様のお嫁さんになりました。今まで王子に会いに行くのをうっかり忘れていたりで中々上手く行かなかったのですが、これで本当のプリンセス! 今回もドラゴンユースを泣かせて女性不振にしてしまいました。
これまでにドラゴンユース、執事、王子様、魔王との結婚を取り持ってきました。次は父と結婚させてみたいです。もしくは行かず後家。
思い通りにパラメータが操作出来るって快感。可愛い女の子のパラメータ上げるのは楽しいです。育成シミュレーションのファンと言うよりただ単に可愛い女の子好きだけって気がする。馬もサッカーチームも興味ないしー。
恒例夢の話(恒例になったのか)
今回も「化け物に襲われる系」で、私の心にどんな闇が〜と悩みそうになりますが、面白い夢なら別にいいや。
今回は私以外の主人公(女の子)が居て、お父さんが化け物に取って変わって態度がおかしくなっているという設定。主人公はそれに気がついているのだけど、どうしていいか分からない。その内お母さん(だったかな?)がお父さんに食べられてしまいます。
元お父さんの化け物とその仲間がいつの間にやら出てきて、恐怖で固まっている主人公の子を「苦しまないように丸飲みしてやろう」ってな会話をしつつ、今まさに食べようとする時に主人公反撃。
「絶対死なない! 生きてやる!!」
とにかく逃げる逃げる主人公。屋根に登って行く所がなくなると、雨どいを伝って下に飛び降りる(これが改築前の自分の家だって辺りが夢っぽい)。とにかくものすごい闘志で逃げる。
この時、夢見ていた私は主人公と気持ちが同化しているのですが、我ながらびっくりするくらいの生への執着心で、起きてからもちょっとドキドキしていました。
そりゃ死にたくないって漠然とは思っているけれども、あれほど激しい怒りにも似た「生きてやる!」って感覚は初めてでした。どこかにそんな自分も居るのですね。
ちなみに夢ではちゃんと主人公助かります。化け物は主人公の飼っていた犬に食われちゃった。
猫じゃない辺りが自分がリアル猫飼いっていう証明のような気が。絶対助けてくれない自信あるもんなあ、家の猫達は。その気まぐれで傲慢な所がまたいいのだけど(ただのネコバカ)