日々是平安
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2003年2月3日(月) コンフューズトラップ
PSOにコンフューズトラップってのがあるんです。運悪くそれに当たるとしっちゃかめっちゃか混乱するの。先週はそれに当たっていた気分でした。混乱混乱〜。
混乱しているので思考がぐるぐる回っちゃったりして、しかも内向きに回っていくので、考えが怖い方へ怖い方へ落ちていくんですよね。ついには何もかもめんどくさくなって、もうサイト閉めようかなあとか考えたりもしました。
しかしまた始めたくなったら宣伝するのも面倒だし、短気は損気と偉そうに人様に言ったりもしたしねえってコトで再浮上した次第。ちょっと日記を書かない内に、事件が起きたりネタが古くなったりもしましたが、まあボチボチとやっていこうかと思います。改めてよろしく(…って、何回も書いた気がするなあ。サイト立ち上げて半年も経ってないっちゅーに)
前年10/23の日記でネタにした
「戦闘妖精・雪風(改)」を、先日ようやく読み終わりました。遅い、ペースが遅すぎるぞ、しばた。面白かったので続編も今日買ってきてみました。読み終わるのはいつの日か。
神林長平の作品は難解で、私の乏しい脳みそでは1/10も理解出来ていないと思うのですが、何故か読みやすくて意外にもすらすら読めるんですよね。体質に合うのかもしれません。
(反対に栗本薫は体質に合わないのか、どうも文章が馴染めなくて続かない。なのでグイン・サーガが読めません)
誰も姿を見た事のない異性体の侵略から地球を守るべく(?)戦う戦闘機の話で、ハードでとっても素敵にSFです。その観点からも非常に面白いのですが、私の印象でこの作品を要約するなら
『ナイスで才能溢れるセクシーダイナマイトな女性に身も心も奪われた男が翻弄される話』
…でした。ラストなんか涙失くしては見られません。頑張れ、深井中尉。
主人公は意外に年上の女性にもてるタイプとみたぞ。あーいう一見強固そうで実は危なっかしいタイプは、「私が付いていないとこの人はどうなるのかしら…」なんていう甘美な誤解を持たれやすいと思うな。
というワケで主人公はしばたさんタイプでした。でも雪風はもっとタイプです。冷たい美人さんってうっとりするわ。ヒールで踏みつけられたい(足は車輪です)
男女の別なくお勧め。
DVDも面白いのかな?
改訂版が出たためか、オリジナルの「戦闘妖精・雪風」は表紙の折り返しにある書籍一覧から消えていました。そっちも読んでどこが変わったか比べてみたかったのに。古本屋漁ってみようかしらん。
2003年2月4日(火) 熱々
私は
焼きりんごが好きです。
りんごの芯をくりぬいて、砂糖とバターとシナモンを順々に詰めてオーブンでじっくり焼くのです。ほんのり焦げ目がついて、熱々で甘くてちょっとすっぱくて、そりゃもう幸せの味そのもの。
焼きりんごは紅玉などのすっぱいりんごの方が断然美味しい。一度紅玉が手に入らなくてふじで作ったのですが、何故かあまり美味しくないんですよね。一時期甘いりんごブームで紅玉が手に入りにくかったです。あってもお値段が高かったり。最近は買いやすくなりましたが、やっぱり高いかな。
自分で作るのもいいのですがなかなか理想の味にならないので、プロの味で食べてみたくなります。昔はちょっとした喫茶店等のメニューにあった気がするのですが、最近はさっぱり見かけません。単純だけど時間と手間がかかるせいなのだろうか。もっと美味しいお菓子がいっぱいあるせいなのだろうか。ああ、焼きりんご。
さて。今日はお昼にオムライスを食べに行きました。オムライスは昔懐かしい味でなかなか美味しかったです。ボリュームあったし。結構な量のライスだったのに、卵焼きできちんと包まれていてちょっと感心。
そこのメニューで焼きりんごを発見しました。久々にメニュー上で見た一品に思わず追加オーダーをしてしまいました。焼きりんごですよ。熱々ですよ。久々なのでもうわっくわくでした。
しかし、ウェトレスのおばちゃんは言いました。「冷たくて美味しいですよ」
出てきたのは。…一応りんごは焼いてあるんですよね。でもこれ、むしろ
りんごのコンポートと名乗った方がいいのではないでしょうか。美味しかったです。りんごのお菓子は大好きだし。でも私の思いは「あっつあつの焼いたりんご」だったのです。
甘いけれどちょっと苦いお昼時でした。
焼きりんごの検索で見つけた
スマトラカレーのお店のがめちゃ美味そう。くそ〜、熱々を求めて食べに行っちゃうぞ、わたしゃ。
某建設会社のサイトでちょっと面白い
光のページェントパノラマ写真を見つけました。要QuickTime(無料ダウンロード可能)
調子に乗ってぐるぐる回していると酔いますよ(自らで実証済)
2003年2月12日(水) 嫁に来ないか?
まいこさんの調子が思わしくないので血液検査をした所、少しだけすい臓が弱っているらしい事が判明。現在病院通いです。体重減ったのはこのせいもあったのかなあ。
普段「めしめし〜!」…と、ニャアニャアうるさいのが、催促もせずあげても舐める程度しか食べなくなると心配です。現在も病院には通っていますが、食欲も戻り元気になりました。そして「めしめし〜!!」…と、うるさいです。うるさくても煩わしいし、静かでも心配で、ホント心の穏やかな日はありません。でもネコはその我侭さがいいのよね。うっとり(ネコばか)
母親がちと熱を出したので、会社を午後から休んでおさんどんの日でした。こういう時に適齢期の男性は「嫁が欲しいーっ!」と、思うのかも知れません。私は思いました。
さて、その時頭に浮かぶ『お嫁さん像』ですが、朝優しく起こしてくれてご飯作ってくれて〜、笑顔で見送りお出迎えしてくれて、家に帰るとご飯の用意もお風呂の用意も出来ていて、明るく可愛い料理上手のお嫁さん…って、一昔前の専業主婦な「絵に描いたような」お嫁さん像が浮かんでしまいます。ちなみに私は絶対にこんな事しそうにありません。結婚したってフルタイムで働くだろうし。
一応女性でカテゴライズされていて、働く女性の詫びさびも普通程度に理解出来ているだろうと思うのですが、結局私もそんなお嫁さん像を求めているのだと思うと、ちょっとイヤンな気分です。子供の頃からの刷り込みって怖いわあ。男の子がピンクの服着るのが変に見えるってのも、似たような刷りみの結果っぽい。
そんな自分を顧みると、世の男性がそのような「家にいつでも居る」お嫁さんを夢想してしまうのを責められない気がします。理想はそうだけど、でも二人で対等に生きていくんだから二人で考えて行こうねってトコロでお互い落としてくれるといいのですけどね。
結婚してからも働きたいと言うと「いいよ。やりなよ。二人で頑張ろう」と言いながら、帰りが遅くなったり夕飯の支度が遅くなったりすると、ムッとして機嫌が悪くなる男はそれなりに居る(それで結局会社を辞めた同僚もいる)。そして、仕事で遅くなって家の仕事が出来ない事を、引け目に感じて心を痛める女性も多い。意外と古い価値観と言われるものに無意識に縛られている事って多いのかもしれません。「無意識に」ってのがポイントか。
そんな「男は外。女は内」という価値観を植え付けられながら、今の「女性も働くのは当たり前」な世間になるまでの過渡期に居たご夫婦ってのは偉いかもと思うです。財政的や物理的に女性が働かなければならない事があったにせよ、価値観のしがらみから抜け出る1歩を記したのだから。
いやはや、私みたいにいつまでも一人でフラフラしていても、それほど奇異に見られる事がなくなった社会を築いてくれたのだから感謝しなきゃね。
自殺願望サイトで知り合い1カ月で心中記事の内容というか評論には突っ込みたい気もするのですが、それより何より気になったのが何故に練炭?
「七輪」とか「練炭」って、私の時代でも既に日常で見かけない馴染みのない物だし、その存在すら知らない人も結構居ると思うのですが、今静かなブームだったりするのでしょうか。
書類の年号チェックをした時に利用した
ITO Toshikazu HOME PAGE内の
年号変換アプレット「いいくに(1192)作ろう鎌倉幕府」とか「なくよ(794)ウグイス平安京」とか入れて遊んでしまいました。
そしてこのくらいしか覚えていない語呂合わせ。
2003年2月21日(金) とうとう
風邪をひきましたーっ!
ってなワケで、今週は月曜日に急に熱出してダウン。今年は風邪知らずで乗り越えそうだなあと安心していたらこれ。「最近心身共にダレがちだわっ。生活のリズムを戻すためにもLet's日記書き!」と、朝決心した途端にこれ。美しいばかりの間の悪さに笑うしかないっつーか。
今考えてみると、月曜日はいつもの量のお昼ご飯が多い気はしたんだよなあ。でも食欲がないとは思わなかった(改めて振り返ると何故?)
喉も鼻も何とも無くて咳も出ず、悪寒とせいぜい関節痛だけだったので、本格的に熱が出るまで風邪をひいていたなんてちーとも分からなかったです。夕方頃から寒気がし始めてこりゃちょっとおかしいと思い始め、帰る頃にはフラフラになりつつも無事帰宅。
取り敢えず熱を計ったら、37度ちょいで大した事ないじゃん…とか思っていたら、計る度に面白いように数字が上がる上がる。こうなると楽しくなって来て(熱を計っていて実際に上がっていると嬉しくなりませんか?)、何度も計る計る。
1時間足らずの間に38度を大幅に超えた辺りで、これ以上熱が上がったのが分かったら、へろへろになりそうだったので止めました。
『1時間の間に何回計ったんですか?』
という突っ込みは不許可で願います。熱計るの好きなのよ好きなのよっ! 具合が悪い時の密かな楽しみなのよっ!
久々に38度を軽く越える大台に乗ったので、こりゃインフルエンザかもしれないなあと覚悟もしていたのですが、火曜日まで続いた後は微熱にしっかり収まって、ドラマは何もありませんでした。それでもしばらく大人しくしていて、今日から普通の生活に復活。
しかし今の方がよっぽど風邪っぽい。喉いがらっぽいし咳出るしー。
現在の派遣先でお昼を一緒にする方々には、お子さんが居られる方も多いです。
今日、ふとした事から『つわりの時に平気だった食べ物』の話になりました。皆さんつわりには苦しんだそうで。
ある人はおせんべいの『ぼんち揚げ』
「そ、それって油っこくて余計気持ち悪くありませんか?」という突っ込みに彼女曰く。
「それだけが平気だったのよー。1番目の子はそれで、二番目はナシ。リンゴはダメでナシだけ食べられたの」
ある人は『肉まん』
「色々食べたけど、近くのコンビニのが一番美味しかった」
良く『つわりには酸っぱい物がいい』といいますが、彼女の場合果物の酸がダメだったようで、どの果物を食べても吐いていたそうです。
ある人は清涼飲料の『サプリ』
「ポカリスエットじゃダメなんですか?」
「ダメなんですよー。受け付けるのはサプリだけなんです」
いやー、人体って面白いですねえ。
ちなみに「もう一度体験しなくてはならないとしたら、陣痛とつわりとどっちがいい?」という問いには、全員揃って「陣痛」と答えていました。
陣痛は長くても1日2日で終わるけど、つわりは長いからだって。そりゃそうだ。
2003年2月22日(土) 病院三昧
久々に歯医者に行ってきました。
寝込んでいた時に、右の前歯にきれーに穴が空いているのに気が付いたので。
あまりにぽっかりと穴が空いているので詰め物でも取れたのかと思ったら、「その横から空いているね」と、歯医者さんに爽やかに言われてしまいました。
結構奥までなようで「水とかしみなかった?」という質問に、「穴が開いたのを気にしていたら、しみ…るような気がしてきました」と答えたら、歯科助手のお嬢さん共々笑われてしまいました。熱出したのにも気が付かない、歯がしみるのも気が付かないって…。
「早く来れば身体にも負担がかからなくていいんだよ」とのお説教の後に、
「医療費も3割負担でこっちも大変なんだから。おちおち倒れてもいられない。ぽっくり死ななきゃ」
…と、おじいさん先生はガハハと笑いながら仰っていました。
現在任意保険で2割負担ですが、それでも割高って感じ。1割負担だった頃は安かったからなあ。就職して初めて病院にかかった時は、あまりの安さに感動したものです。
病院に通う機会があまりない身としては、3割負担もしょうがないのかなあと思ってはいるのですが、やっぱり目に見えて高いぞ医療費。保険料が安くなるワケでなし。
歯医者の後は、昔の手術痕上に出来た傷の直りが遅いのでちょっと心配になって皮膚科へ。赤ちゃんの頃の火傷で、私は右手右足に大きな手術痕のある身。ケロイドもあるぞ〜。
私自身ほとんど気にした事ないし隠したりもしないので、あまり気がつかれません。というか、もの心ついた頃から見慣れているので、今更綺麗になったら逆にヘンな気分になりますね、多分。
結果は「掻かなきゃちゃんと直りますよ」
…はい、痒くて掻いた痕でした(いい年して血が出るほどやるなよ…)
いつまでも直らないと思っていたのは、「多分無意識に掻いているんでしょう」
非常に混んでいる病院なのにちと先生に申し訳なかったです。でも場所が場所だからちょっと気になったんだよ〜。
診察を受けるまで1時間ちょい(普段は2時間待ち当たり前らしい)で診察2分。薬局に薬貰いに行って15分。せかせか焦った気分では病院通いは出来ないと改めて思いました。
この病院、薬の説明と注意事項を別紙にくれるので、読むのが面白いです。最近そういう病院増えましたね。でも薬局別って面倒だー。どうせ指定の薬局行くんだし、医薬分離って言われても面倒が増えただけとしか思えないっす。
月並みな結論ですが『健康が一番』ですね。しみじみ。
2003年2月24日(月) わたしきれい?
某所で紹介されていた
『怪異・妖怪伝承データベース』まあ、まるで私のためにあるようなサイトだわっ。
全国/地域毎に分類されていて、その地域で数多く収集されている項目の一覧が見られるので、それぞれの土地の傾向が垣間見えて面白いです。本当に四国は狐よりも圧倒的に狸がメジャーなんだなあとか(水木しげる氏の本にそんな事が書いてあった)
検索したら狐が少ない事について
こんな理由が載っていました。
四国に昔から狐がいなかった。弘法大師が鉄の橋が掛かるまで渡ってはならないと狐に申し渡したからである。今では海底電線つまり鉄の橋が通じたので、四国へも来るようになった。海底電線が通ったから、今は狐が居るってのが何か洒落てていいですねえ。
北海道・東北の項には何故か口裂け女が1カテゴリとして表示してありました。これは懐かしい。しかし流行ったのは今から20年以上前の話なので、存在自体知らない人や、知っていても当時のパニック状況が分からない人も多いでしょう。当時は集団下校する学校も出たりして、ちょっとした社会問題化したんですよ。いや、マジで。人面魚や人面犬の騒ぎどころじゃなかったです。
私が知っている口裂け女は大体こんな感じ。
「赤いコートに黒いつば広の帽子を被り、大きなマスクを付けた髪の長い女が夕暮れの道に立っていて、側を通ると『私きれい?』と訪ねてくる。『きれい』と答えると『これでも?』とマスクを取り、耳まで裂けた大きな赤い口を見せる」これが基本で、オプションとして
・100メートルを3秒で走る(文献の中には0.5秒ってのもあったぞ)
・赤いセリカに乗っている(文献見て思い出した。あったなあこんな話)
・ポマードが嫌いなので『ポマード』と言うと逃げていく。
・ベッコウ飴を投げつけると逃げていく。
・整形手術に失敗しておかしくなったらしい。
・鎌を持っていて、その鎌で口を耳まで切り裂かれる。
その他に地域オプションで
・○○病院から逃げ出した(実在の病院名がまことしやかに流れていた)
・××デパートの前で見かけた(見た友達の友達がいるとか)
その他にも
「3人姉妹で整形手術をして、長女と三女は成功したが次女だけ失敗した。失敗した次女はおかしくなって長女と三女を殺して口裂け女になった」
なーんてものもありました。
噂は1年くらい続いたと記憶しているのですが、初めは裂けた口を見せて驚かせるだけだったのが、時を経るにつれて段々と細部が細かくなって凶暴化していったものです。3人姉妹のくだりや鎌で口を切り裂くっていうのは、噂の末期辺りに出た話だったかと。この辺はかなりあやふやでいい加減。
勿論、その頃から女性誌や子供雑誌で特集が組まれたり、テレビで放映したりと全国的に情報が流れていたのですが、不思議な事に、噂で友人から聞く方が早かったです。テレビや雑誌は後追いって感じで、既に知っている情報しか流れない事が多かった。
むしろ既に私達の間では噂は沈静化して陳腐なものになりつつあるのに、いつまでもテレビや雑誌でやっていたりして、間抜けだなあと思ったり。今思うとイヤな子供だなあ。
「ありえねー!」とバカにしつつも心の何処かで本気で怖がったりして、噂のメカニズムの不思議を身を持って経験した貴重な面白い体験でした。
それにしてもどうしてこんなに宮城県の口裂け女の項がこんなに多いのだろうか? これが一番の謎だぞ、私。
2003年2月25日(火) わたしの中の
今、急にマウスが横方向に動かなくなってビビりまくったしばたです。
カーソルが画面左側から上下方向にしか動かない。接続し直しても動かない。ウィンドウの閉じるボタンにカーソルが行かないでもうダメぽと思いましたが、何とかかんとか復活。カーソルの移動が重いとは思っていたけど初めてだなあ、マウスの故障。
まだ動きが怪しいので換え買っておこっと。
さて、
昨日の日記の妖怪データベースで、最近の怪談話を検索してみました。
『人面犬』はあったけれど明治元年の話。『人面魚』はなさそう。でも『紫の鏡』はありました。
紫の鏡の話は噂ではなく雑誌で読んだもので、『「紫の鏡」という言葉を20歳までに忘れないと死ぬ』というもの。人間いつかは死ぬんだよとか突っ込んではいけないのでしょう。そしてこの話を知った時、私は20歳をとうに過ぎておりました。派手なのになると「血だらけの女の人がかみそりで殺しにくる」みたいですね。
これはある!と思って検索したのになかったのが「カシマレイコ」。知っている人はいますか?
どういう噂なのかは
ディープ・ダンジョンVer2.1の
カシマレイコの項に譲るとして、実は私は直接『カシマレイコ』さんの話を聞いたワケではありません。私が噂として知っているのは、同サイトの
夢物語にある夢で出てくる方。でもカシマレイコさんではありません。
私が中学生の頃に聞いたのはこんな話。
夢の中に学生服の男の子が出てくる。それは事故(だったか病気だったか)で死んだ○○高校(近所の男子校)の生徒だ。彼は「一緒に来てくれ」というが、そこで「はい」と言うと死んでしまう。何度聞かれても「いいえ」と答える事。
この話を聞いた3日以内に男の子は夢で出てくる。夢での返事に気をつけないと死んでしまう事(カシマさんは足を取るのだけれど)、3日以内に夢を見るという事など大筋は似ているけれども、登場人物がより身近になっています。
この「3日以内に夢を見る」と似たようなパターンは多いですね。紫の鏡の「20歳」ってのもそうだし、私が知っている例だと「この話を聞いた人は、プール開きの日にプールに入ると溺れて死ぬ」とか。
何の根拠もないのだけれど、笑い飛ばしつつもほんの少し不安だったり、同時にかすかにワクワクしたりするのです。だから私は都市伝説って好き。よく考えるとばかばかしいんだけど、人間の本能を刺激するような奥深さがあります。
わたしの中の闇、が呼ぶんですかね。
まあ、実際「3日後」とか「20歳になったら」とか「プール開きの日」には、そんな話はきれいさっぱり忘れてるんですけど。
2003年2月28日(金) めいどいん宇佐
2月も終わりですね。
夏休みの宿題の如く、延ばしに延ばしていた確定申告でしたが、さすがにそろそろ書かないと、真面目に夏休み前の子供の頃の気分を味わえそうなので(既にその雰囲気になりつつありますが)、税務署に申告書を取りに行ってきました。
申告書の種類の多さに眩暈がする私。ワケ分からん内容に気が遠くなる私。事務職の壁は厚くて遠い。書類作る方がプログラマなんかよりずっと大変だー。
前に申告した時は、申告額が退社前の会社の給料だけだったので幾らかマシでしが、今回は複数の派遣会社(厳密には派遣会社と言えない所もあったり)を渡り歩いたのでちと面倒っぽい。書類の種類が違うとマズいかと思い、「もしかしたら必要…かな?」というレベルの物も一通り確保してきました。確定申告のエキスパートになる日はいつの日か。その内「事業主」で申告してみたいものです。面倒だからそんなハメになるようなコトしなさそうだけど。
ここ2回ほど都市伝説ネタやら妖怪ネタやらでやってきましたが、実際この手の話題になると話が止まりません。数多くある都市伝説サイトのように、民俗学的な考察をするワケでもなし(出来るだけの論理構成と考える頭があればねえ)、それほど数多くの話を知っているのでもないのですが、ついつい「こんな話があるんだよ。ヘンだよね。気味悪いよね」ってな感じでウキウキしながら書いてしまいます。しばらくこの状態が続いたらごめんなさい。「まだ続ける気?」って訊かれたら、続け…るかもしんない。
面白そうな話知っていたら教えてね♪
これほど妖怪とか好きなワリには、京極堂シリーズ等の妖怪を表題にした小説にはあまり食指が動きません。話題の本だし読もうと思えば読めるのですが。どうも妖怪やら伝説やらを集めた説話集や考察本は好きでも、それらをモチーフにしたフィクションには愛を抱いていないようです。これは自分でも不思議なのですが。Xファイルも見ないしなあ。
さて、3回連続の都市伝説絡み。私が大好きな都市伝説のひとつが
医学都市伝説にある
『MADE IN 宇佐』の話。
分かる人は分かる通り、PSOで使用している1stキャラのらぶらぶMADEちゃんは宇佐製のロボットという事で、名前もここから取っています。
ほんのちょっと前までは、米国製と日本製の評価はまるっきり逆だったりしたんだよなあという懐かしさと、『宇佐で作ったんだからMADE IN USAで売ったれ。嘘はついとらんし』というコトが本当にありそうな、日本のおじちゃんおばちゃんのバイタリティが感じられて妙に好きです。実際は日本発の噂ではないみたいですけどね。
図太くてしたたかな日本人ってのもなかなかにオツなモンです。