日々是平安

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2004年3月1日(月) 微妙なフェア

微妙に仕事が忙しいのですが、微妙なので今ひとつ進みが良くありません。つーか、とにかく仕様が決まってくれないと動きようがー。

今の私の仕事を例えていうなら、設計図を貰って実際に家を作る大工さんみたいな仕事をしているのですが(おお、こう書くと職人みたいでカッコいいなあ)、お家の設計図がなかなか決まらず、やっと決まったと思って検討会を開いてみたら、玄関の位置が違うとか、3階建てなハズなのに2階建てになっているから直さなきゃとか、だったら窓の大きさも変えなきゃねー…って感じで、なかなか実現段階まで行きません。

時間もないので大体の設計図で作っていると、窓の数が違うとか、そこの敷地じゃなくてこっちに作ってとか、水回りを変更しないとーなどなど、戻り作業が多くてなかなかに脱力します。
まあ、それだけ大きなお家なのだから、しょうがないっていえばしょうがないのですけれど。

そんなお家を後4軒、3月中に作るです。前に作った2件のお家の手直しも検査も耐震テストもしなきゃないんです。報告書も書かなきゃないんです。…ムリ☆(あくまで爽やかに)


そんな仕事帰りの本屋さんで、これまた微妙なフェアをやっているのを目撃しました。
それは『丸尾末広フェア』

そういや手元に1冊もなかったなあ、非売品しおりは欲しいなあ(フェア中に買うと貰えるらしい)と、風邪はますます酷くなるし心が荒んでいたせいもあり思わず手が伸びましたが、今丸尾末広を読んだら倒れるかもと思いとどまりました。

つまり丸尾末広氏のマンガとはそういうものです。血飛沫だしグランギニョルだしで体力使うぞー。でも絵も雰囲気も好きなんですよねえ。
明日辺り『笑う吸血鬼』を買ってしまいそうな自分がいたりして。

そんな今日は、丸尾末広を捨てて竹本泉と諸星大二郎を買ったのでした。
BSマンガ夜話で題材になっていた『自虐の詩』も読み損ねていたので欲しかったのだけれど、ばっちり売れたらしく下巻しかなくて断念。その内どこかでみつけよっと。

…なんか、丸尾末広が入らなくても微妙なラインナップには違いないって感じー。

2004年3月2日(火) はっつねっつ♪

とうとう熱出ました〜!(何故かハイテンションに)
この微妙な時期にやらかしたよ、ワタシって感じです。くっそー、せめて後ひと月早く具合が悪くなっていたら良かったのに。

先週の水曜日から喉がいがらっぽくなりイヤ〜な予感が漂い始め、土曜日に喉の痛みの自覚症状が出て、日曜日には咳が始まり、月曜日の残業会議中に鼻がヤバくなり〜。
で、今日は無事発熱。

風邪の症状を一巡したので、後は直るダケってのを期待します。明日は残業したいなあ。熱下がってくれるといいなあ。
なのに食欲が落ちないって酷い。ダイエット出来るのだけが病気中の楽しみだというのに。がっくし。

微妙にハイテンションな足跡残しつつ寝ます。おやすみなさい。

2004年3月3日(水) 風邪日記 〜涙そうそう編〜

桃の節句も女の子の日もなんのその。今日も風邪引きさんです。

実は昨日は発熱で会社からお休みを貰ったのですが、このクソ忙しい時期に連チャンで休むワケには行かないわーと、熱も下がった事だし会社に行きました。

地獄でした。

後半は熱も上がっていたとは思います。汚い話で大変申し訳ないのですが、とにかく涙と鼻水が酷くて…。午前中は10分置きに(午後は20分置きに改善された)トイレに駆け込んでいました。真面目にPC抱えてトイレで仕事したかったです。
午前中で帰ろう、2時には帰ろう、3時くらいまで頑張って帰ろう〜とやっている内に、何とか定時間内は頑張りました。よく耐えたー。

私は花粉症は持っていないのですが、こんなつらい思いを春中しているのだとしたら、花粉症の人にはもっと優しくしようと心に誓ったです。

さすがに残業まで気力は保たず、病院に寄ってちゃっちゃと帰りました。そして今は発熱中さ。ヘイヘイ!(どうしてこう、具合が悪い時に日記を更新するのやら…)

今日の私は、女の武器である涙の大放出でした。やおい作品でよく見かける『生理的な涙』ってヤツですね。右目からだけとかほろり一筋とか滂沱とか、よりどりみどりでバーゲン状態でした。

この『生理的な涙』って言い回し、やおい系の小説同人誌でちょっと前から当たり前のように見かけるのですが、初出ってどの辺なのか実は気になっています。
私的には『間の楔』の吉原理恵子が使ったのではないかと睨んでいるのですが。知っている人いないだろうか?
…と思って検索してみたら、この人の作品で好きだった『幼馴染み』が今年出たんじゃん(もちろんそーいう方面の小説です。でも面白い)買おうかな。

…こんな話題を振っているから、〒さんの口から『ゾロは受けですよね』とか聞いてしまうハメになるんだよな…。反省。

2004年3月6日(土) ご飯氏ノリノリで飲んでみたり神が神すぎてみたり

風邪からようやっと復調してきました。そんなに長引かなかったけどつらかった〜。
トイレと机のPCの間を走りまくった日は、ホントに地獄でした。

さて、ようやっと元気も出てきたので忘れない内に2/21のご飯氏壮行会の報告などを。
とか言いつつ、あの日は私も飲む気マンマンだったので結構忘れているんだな、これが。詳細は各自で補完してください。

2/21(土) とりあえず朝イチでまいこさんの点滴に出かける。この所、休みでもちゃんと起きる健康的な日々です。でも前日4時とか5時とかまで平気で起きているので慢性寝不足(ダメダメ)

さて、予告通り16:30までTAITOに着くべく早めに家を出る。その前にご飯氏への卒業(したよね?)&就職祝いを買おうと思ったです。出来たばかりのロフトに行ってみたけれど慣れていないせいもあり、あまりいい物が見つけられず、結局去年へちまさんのお祝いを買った、よう分からん大人のおもちゃ…じゃない、大人の科学グッズが置いてあるお店へ。
私の憧れの電子ブロックもあって、思わずそれにしようかと思ったのだけれど予算の都合もあり断念。くそー、欲しいなあ。

結局買ったのは、受けを狙ったのか何なのか自分でも分からない聴診器(売ってたのよ! カラー各種取り揃えて)と、後はー。思い出した、昔懐かし地球ゴマ。
へちまさんにあげた物も相当ヘンだったけど、今回はそれにも増してヘンでした。ご飯氏すまんねえ。

無事(?)プレゼントも買えたのでさっそくTAITOへ。ワリと人が揃っていました。ひざさんやらへちまさんやらカタルさんやらの懐かしい顔も。山本さんがちっとも久しぶりな気がしないのは何故だろう…?

ひざさんも掲示板の書き込みで言っていましたが、久々に会った人もいるのにまるで月日の流れを感じない。なんかいつものよーに集まって、いつものよーに会話して遊んで…って感じでした。
きっと次に会う時も、やっぱりこんな感じでなんとなーくまったりと行くんだろうなあと思うと、結構しみじみとクるモノがありますな。

などと感慨に浸りつつ、滑り込みのぱんさんの追加をお店に連絡したり、ひざさんからヤバいブツを貰ったり、S.Hさんからパピィ(犬じゃなくて太陽の方(謎))を頂いたり、久々に司令と談笑したりしている内に、続々と集まって来た面々。
時間になったので、相変わらずワケ分からんメンバーにてお店へ移動開始です。

珍しく〒さんが遅刻したり、ぱんさんがちょっと時間を勘違いして遅刻したりしましたが、ほぼ時間通りにご飯氏の、とっても彼らしい簡潔的確な挨拶の後に乾杯。
今回のメンバーはー。
主賓のご飯氏、へちまさん、遅刻した〒さん、カタルさん、今回大活躍の市川さん、KTWさん、ASMさん、山本さん、S.Hさん、ひざさん、あべさん、司令、ぱんさん、しばた…でいいかな?
総勢14名ですね。久々の大宴会でした。

小さなお店で開始時間も18:00と早かったので、ほぼ貸切状態。
開始5分で、山本さんには黙っていよう黙っていようと心に決めていたコトを、ついつい打ち明けてしまいました。
『(ハガレンの)スカーって、ワタシ的には受け認定なんですけどー』

山本さんがご自分の日記で熱くスカーの漢としての魅力を語っていたから、黙っていようとは思っていたんですよ? 決心していたのですが、ご本人を目の前にしたら何かこう、コクりたい誘惑に負けてしまったです。

コクった直後に大爆笑する山本神。その後『そんなコト考えた事もありませんでしたー!』と言われ(もっともだ)、『相手は誰ですか!?』と突っ込まれたので、
『スカーは総受けです』
と、やはり素直に胸の内を吐露してしまいました。
ごめんね、山本さん。でもやはり受け認定は訂正出来んぞ、私は。
そして、どうやら仙台勢の間では『スカーは受け』で定説になったらしいです。良いコトだ(?)

その後へちまさんから『ハガレンはパーフェクトガイドブックまで(借りて)読みました』…と告白されるなど、なんだかすっかり鋼サイトのしばたさんになってしまってとほほでした。
やはりお茶の間サイトのしばたさんでいたい小心者のワタシです。
しかし皆で口を揃えて『□エニックスだからなあ…』って心配していたのには、ちと笑っちゃったよ。

山本さんからマリみてオンリーの話を聞いたり(なかなか盛況だったらしい)、その時の本をお買い上げしたり、ご本人の前でご本人の本を読むという鬼畜なコトをしたりしていました。
でも山本さんの同人誌は、贔屓目なしで値段と妥当でよいのではないかと思いましたよ。
なかなかに人柄の出ている暖かいギャグ本でした。フリートークの腰が低いのがまた山本さんらしい。

さて、この日の主役はご飯氏。しばたさんもお祝いあげたり(後から開いて遠い目をされたのではないかとー。ホントごめん)、S.Hさんや司令もお祝いあげていたりしていました。
この日は私は飲もうと心密かに思っていたですが、どうやらご飯氏も飲むつもりだったらしく、何だかヘンなトコロで意気投合して、今日は飲みましょうと約束を。
その店は飲み放題に日本酒があり、山本@神すぎる人が『日本酒に目覚めましたー』等と言ったものだから、かなり早い段階で日本酒が出てくる。ぱんさんを迎えに行く前には既に飲んでいたから、多分18:30には出ていたっぽい。

それが今にして思えば間違いでした。
ご飯氏はペースを変えず、顔色も変えずに飲む人。へちまさんも何気に参戦して、何気に顔色を変えずに飲む。しばたさんは、本人は赤くなっているつもりなのに、どうやら周りから見ると顔色変えずに飲む人らしく、やっぱり飲む(何せ、普通のカクテルをチェイサー代わりにガブ飲みしながら日本酒飲んでいた。ちとヤバい)

で、私もついついそのペースで山本さんが飲んでいるのを見逃してしまいました。夏に超女王で失敗していたのにねえ。
後からご飯氏と『我らのペースに乗せてしまったのがマズかったねえ』…と、ひっそりと反省していました。

山本神は実に盛大に降臨されました。カタルさんへの熱いお言葉など神々しいほどでした。
その反動は終わってから来ました。
ご本人も初めてだったらしい『動けない。動くと死ぬっつーか吐く。ごめん出ちゃった』…でした。お店の前から動けない。

カラオケの予約時間まで1時間あったので、冷めるのを待っていましたが、そんな気配ありゃしない。中途からトイレから離れない状態になったので、ご飯氏と市川さんがお店のトイレを借りて甲斐甲斐しく介抱を。
カラオケの時間を遅らせてもまだムリっぽかったので、主賓のご飯氏と私が交代して他の人にはカラオケに行ってもらいました。

一度トイレから離れる事が出来たですが、お店の前からもう動けない。手は白いし意識は朦朧としているし、こりゃ救急車かとちらっと思っていた所へ、へちまさんと〒さんが心配して来てくれました。
とにかく神から大神が帰るまでは動けないし、冷めるのを待つばかりだったので、介抱しつつものんびりとダベりタイム。
山本さんは苦しそうだったけど、それでもすみませんーと言っている辺りが彼らしかったです。

今回いつもは暴れん坊の市川@(男に)セクハラ大魔王が頑張ってくれたので助かりました。私、実は介抱すると移るタチだから、あまり出来ないんだよねえ。トイレの中に付いているワケにもいかんし。
他はともかく、山本神には感謝されても良いかと思いますよ。カラオケで暴れたけどなー。

それでもカラオケから1時間遅れで、何とか部屋に山本さんを連れ込む事に成功。その後の彼は寝る。ひたすら寝る。周り中うるさいのなどなんのその、とにかく眠り姫のやうに寝ていました。

フリータイムで入室から5時間の方が安いというコトで、ご飯氏が機転を利かして取っていてくれました。
そこでウイスキーなぞ飲んでいるご飯氏。実は私とご飯氏、お店ではまだ飲み足りないねーとか言っていて、カラオケで飲もうねー…と約束していたです。
お銚子10本以上消化しておいて、他にも飲んでいておいてこの始末。ご飯氏も私も北の人間だからねえ(…と、ごまかしておこう)

ってコトで、カラオケでものんびりと、飲みたい人は飲み、食べたい人は食べ、そして歌うという、非常に仙台らしい夜を過ごしたのでした。

どのくらい仙台らしかったかというと、夜中の2時過ぎてもカラオケ予約はMAXだわ(徹カラでも朝までほぼMAXだったと思うがどうよ?)、愛国戦隊大日本は出るわ、ハガレンのOP/EP完遂するわ(カタルさんご苦労様)、しばたさん坂本真綾どころか何気に谷山浩子も出してみるわ、市川さんはカタルさんへ愛の歌を捧げるわ、ゲッターの『今がその時だ』で合唱が起きるわ、某北海道から来た人はパピヨンになるわ、パピヨンならビキニパンツだろう! と『ビキニパンツまだー?』コールは起こるわ、山本神は突如復活して歌うどころかパフェまでたいらげるわ(出したから腹が減ったのだろうか?)の、そりゃとんでもない騒ぎでした。

でもあれだけ騒いでも、基本はまったりってのが不思議ですね。だから仙台は好きです♪

結局夜中の3時過ぎにお開きという、なんだか中途半端な時間でしたが、そしてひっそり酔っていた私は幹事としてあるまじきドンブリ勘定でしたが(実は一次会の時からもうアレだった。でも損はさせてないから)、皆様の協力もあり無事終わりました。

その後はS.Hさんをホテルまで送ってお家にお帰り〜は朝4時。

日曜日は日曜日で、S.Hさんとお昼に牛タンを食べに行ったり(お昼時なのに信じられないほど空いていて、2人でビビっていた)、サイキの対戦したりしていたら、皆がいつものように集まり始めて、サイキやったりダベったり、椅子に座ると寝ちゃうよねーと寝落ち寸前に陥ってみたり、餓狼で盛り上がっているのを眺めたりと、まるでいつもそうしているみたいに過ごしたのでした。
ホント、明日にでもなんとなくこのメンバーで集まりそうな、そんな感じでした。

というワケで、参加なさった方々お疲れ様でした。
大分常設メンバーも減ったので、これからは飲み会もそんなに企画はしませんが(ワタクシのお誕生日を祝え会と忘年会くらいかな)、〒さんの壮行会まではきっちりと行いたい所存。

それと、全国に散っている状態をこのまま見過ごすのもアレなので、まあ1年に1回とかは、何処からともなく集まって飲めや歌えや出来るといいなあとか思っています。差し当たっては静岡だ。
そのためにもこのサイトは維持しとくつもり。何かの折に連絡出来る場所がないと困るもんね。

どんな形でも縁は縁。ここまで続いたのだから、まったりと適当にまたお会いしましょう。

その時まで、ひとまずお疲れ様♪

2004年3月9日(火) 青天の霹靂

…ってほど、結局は大げさではなかったのですが。
9時過ぎに会社から帰ったら、父親が倒れていました。

いや、具合が悪くて横になっていただけなのですが、何せ私の父親は既に脳内出血で2度倒れている身。今回は熱が急激に上がって手足が冷たくなり、震えが止まらないという症状でして、しかも今回で3回目でした。さすがにちとヤバいかと思ったです。

かかりつけの病院に電話した所、頭の方ではなくて内科の方でしょうという事で様子を見るつもりだったのですが、ちと熱が上がり過ぎているので救急病院に行く事にしました。これが11時少し前。

病院でがまた長かった。待合室でNHKの11時のドラマを見、その後の日本酒VS焼酎の対決とかいう番組を観終わってもまだ出て来ない。半分居眠りこいている私と母親でした。

結局検査が長引いただけで、喉の腫れからくる熱だったらしいです。
本人も安心したらしく、今は落ち着いて寝ています。つーコトで、夜中の3時になるという時間にこんなの書いてたりして。

いやもう、何が起きるかホント分かりませんね。親が元気な内に色々とやる事やっておいた方がいいぞー。いつ何時何が起こるか分からないですからねえ。
おじさんおばさんもいい年になっているので、身に染みてそう思います。

しかし結果的に風邪か。……持ってきたのはやはり私になるのだろうか。
会社でも、私の周りが次々と風邪引きさんなのですが、やはりそれも私が原因っぽい。今度の風邪は繁殖力が強いなあ(…と、他人事のように)

こりゃ隔離されても文句は言えないかもしんない。

2004年3月10日(水) 今週のイメージカラーは『青』

今週は、とうとう遊戯王が終わったので欝です。
…まさか、この年でジャンプ読んで涙ぐむたあ思わなかったね。ええ、泣いたですよ。恥ずかしいけど泣けたー。

思えば昨年の秋に怒涛のようにハマって半年…も経ってないんじゃないか? なのにこんなに寂しいなんて、ずっと原作を追いかけて萌えていた方々の心痛は察するに余りあります。つーコトで、遊戯王サイト巡りなんてして、最終回の感想文漁りなどしていました。正しいおたくの道ですねえ(そうか?)
密かに楽しみにしていたサイトさんは『喪中』になっていました。その気持ちが分かってしまうぜ。
妹はティッシュ片手にジャンプを読んでいたらしいですよ。『ああ、このままでは闇ちゃんに涙が落ちてしまうー』とか思って。なんかもう、色々と大人気ないったらさ。…ワタシモナー。

このマンガの何処に惹かれたのか今となっては皆目検討もつきませんが、最近のマンガにしてはちゃんと終われたのではないでしょうか。急ぎすぎは否めませんでしたが(ジャンプだしなー)きっちり別れさせたなーと。もう気分はスカイハイでした。イシズがイズコに見えてしょうがなかったです。『お逝きなさい』

連載当初の闇のゲームの時もカードバトルでウハウハの時も、一貫として死と成長をテーマにしていたなあと、少年マンガにしては何気にハードで暗いモン引きずっていたような気が、今にして思います。だから結構年齢の高いお姉さまがハマっていたんじゃないかなあとか(たまたまかもしれないけれど、妙齢のお姉さまのサイトが多いのですよ。遊戯王って)

成長と死は表裏一体で、成長があれば死もある。でもそれを恐れて成長する事をやめてはいけないし、例え(死という)理不尽な別れが訪れても、仲間はずっと仲間なんだよーってコトを、背後で最初から最後まで根底においていたのではーとか思うです。まあ、今にして思えばですけれど。

つーか、私既に闇遊戯さんを見た瞬間に理性がどっかに飛んでいくので、そんなコト考えているヒマないんですけれどね。まったく何故こうなったのか、自分で真面目に分からないですな。鋼の錬金術師といい、人生って落とし穴だらけだわ。

後はまだやっているアニメをレンタルビデオで見るだけかーと思ったら、アメリカで遊戯王を映画化するそうじゃあーりませんか。それだけならビックリはしないのですが、監督が高橋良輔ってマジですか? 私20年来のファンなんですよ。しかし日本公開なしってどういうコトだ? ワシ暴れっちゃうぞーっ!

ボトムズでレイズナーで、最近はガラサキなんかやっちゃっていた高橋監督。さり気なくトルーパーの第一部や赤ずきんチャチャやガオガイガーやうちのタマしりませんかとかも手がけちゃっている高橋監督。ファンなんだよー。観たい〜っ!
彼の世界観は暗くて重くて、しかしその辺が大好きなので、高橋監督の描く遊戯王世界をかなり本気で観たいです。

キーっ! アメリカ人のくせに生意気っ!(悔しさのあまり錯乱しているらしい)

2004年3月15日(月) 腹上死

…下品な題名ですいません。

母親がおねこさまの病院から聞いてきた話。

点滴仲間のお犬さまは、お父さんお母さん、そして息子の3匹家族です。
最近、お父さん犬が脳溢血で(結構この病気で通っている犬ねこ多し)倒れてしまい、点滴通いの日々です。

そして今度は、お母さん犬が避妊手術をする事になったそうです。その理由というのが

お父さん犬が腹上死しないように。

だそうな。

今度血管が切れると命に関わるので、交尾をしないようにっつーか、お父さんが興奮しないように、お母さん犬を避妊した方が良いとお医者さんに勧められたそうです。

腹上死…。オトコの浪漫デスネ☆



女子マラソンの選考会で、高橋尚子選手が落ちたようですな。
私は彼女のファンではないのだけれど、記念受験じゃないんだから、本番で勝てる選手を選んだ方がいいんじゃないかと思ったり。

一人だけさっさと内定しちゃったお陰で、後の2人を選ぶのに混乱ってパターンがこの所続いているような気がするのは気のせいか?

2ちゃんに『高橋尚子は勝ち逃げ出来ていいじゃん』ってゆーのがあって、案外これが正解かもと思ったです。

こんな私が土下座して謝りたくなるくらい、選ばれた選手には頑張ってもらいたいものです。

2004年3月17日(水) いい具合に

ケツに火がつい…もとい、仕事が忙しくなってきました。つーか、忙しくなるの遅い?
そして、ナチュラルに4月末までは現在の仕事をやっているようです。なんか4月の予定組まされたしー。
4月から次の仕事が入っているんです…と、ゴネてみようかちょっと思ったりして(イヤなヤツ)

先週は、やはりこの業界は私には合わないわーと鬱になっておりましたが、今は落ち込んでいるヒマがないほどに、何やかやとやる事があっていい感じです。
その代わり微妙に遅れ気味なので、その点は心中穏やかではないのですが。

この期に及んでも、とっても基本的な所で変更が入るかもという感じで、なかなかにデンジャラスです。
ほんのちょっとした所なのだけれど、そこが変わると大きく変わる。全部見直ししなければいけないので、早い所決定しないかなー…というか、決定したと思ったら『やっぱり変更』ってのがちょくちょく入るので、ある程度はしょうがないとはいえ大変面倒でございます。

ま、おねこさまの点滴代のためにも頑張りましょう。


最近の通勤のお供は『修道士カドフェル』
BSやCSのミステリチャンネルで放映していた修道士のミステリドラマの原作です。ショーン・コネリー主演の映画『薔薇の名前』みたいな雰囲気と言ったら分かりやすいか。

TVドラマは、暗くて封鎖的で重苦しい雰囲気ですが面白いよー。機会があったらぜひ観て損なしと思います。
でもビデオは廃盤らしいんでよねえ。DVDにはならないのだろうか。

小説の方は、最初に出版していた社会思想社が倒産してしまったらしく長らく入手困難な状態だったようですが、テレビ放映の影響か光文社で再刊される事になったそうな。
お陰さまで私も入手出来ました。らっきー。

まだ読み始めたばかりなので、感想は最後まで読んだらその時にでも(いつになるコトやら)

2004年3月20日(土) 春なのに

『遊戯王』の連載は終わっちゃうし、久々に水谷豊がじっくり鑑賞出来るドラマ『相棒』は終わっちゃうし、それだけならまだしも、土曜日の心のオアシスだった『ほんとにあった怖い話』まで終わっちゃうなんてーっ!
あのゲキガメーションなオープニングも、黒ブチめがねの吾郎ちゃんも見られないなんてーっ!

ああ、春なのに春なのに、私の萌えの対象がことごとく消え去ってしまいました。これから先の忙しい仕事の日々を、鋼の錬金術師だけで越さなきゃならんのか。つらい。つらいぞ…。

思えば今年の初めは幸せでした。遊戯王はジャンプで見られたしコミックスを大人買いして読むのに忙しかったし、水曜日は相棒で、右京さんいけ好かね〜、薫ちゃん可愛い〜、脚本も面白いわーで癒されまくったし、土曜日はハガレン観てほんとにあった怖い話で幸せだったし。心のオアシスがいっぱいでした。

そーれーなーのーにー。一挙に無くなっちゃうなんてどういうコト?
相棒なんて土ワイ時代からの悪役、浅倉@生瀬勝久まで死んじゃうしのう。浅倉がいなくなるなんて寂しすぎだ。

ほんとにあった怖い話なんて始まったばかりなのに。公式サイトの掲示板でもやめないで書き込みが多いのにー。ほん怖クラブの小学生たちの名前も覚えてきたトコロだったのにーっ!
また三ヶ月で終わってもいいから、夏に復活してくれないかなあ。

…という傷心を癒しに(大嘘)、鋼の錬金術師観たら友人と飲みに行きます。最後のほん怖はビデオで妹と泣きながら観るですよ。

ブランド豚食べてモルト飲んでくるぜい。けっ。

2004年3月26日(金) くれぐれもご内密に

日記のネタもあるようなないような〜で、すっかりサボり癖のついた今日この頃、気候も春めいてきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今朝はあったかいなあと思って仕事に出かけたのですが、帰る時は風が強くて寒くてわびしかったです。
春〜は名のみ〜の〜。

さて。ワケあって直接リンクは張れないのですが、つーかバレるとマズいというか、このサイトの存続に関わる問題となるので、くれぐれも私のコトはご内密で願いたいのですが。
とある女性が、海外での臓器移植を受けるための費用を必要としています。

で、ぶっちゃけこの方、妹の長年の友人です。長い事原因不明で入退院を繰り返していたのですが、とうとう移植しか助かる道はないと告知されたようです。
とてもじゃないが、個人でその費用は賄えないので、救う会を結成して募金という形で足りない分を工面しようと、今頑張っているようです。

妹は頑張っているし、妹と共通の友人達も大勢救う会に関わっているので、まあ私も影ながらお手伝いしたいのは山々なのですが!

このサイトが妹にバレるのはアレだし、日記読まれたら妹の友人にもすぐに私のコトがバレるし(遊戯王ネタでバレまくるね)、救う会のサイトにはアクセス解析がばっちり入っているし〜で、姑息に直リンを避けてしまう、こそこそしているしばたさんでした。
いや、裏サイトなんてやってるなんてバレたら、それよりも散々日記でネタにしていたなんてバレたら、姉妹の縁切られるかもですよ。とほほ。

というワケで、臓器移植やら募金やらには、それぞれの方々がそれぞれの意見を持っていると思いますが(決して好意的な意見だけとは限らないと思います)、まあこんな方もいるんだと、ちょっと気にかけて頂けるとありがたい限り。

興味があったら覗いて見て下さいませ。その内直リンはしないで、TOPでひっそりと紹介しようとは思っているのですけれどね。リンクフリーになってはいるし。
バレたら本気でサイト閉めなきゃないかもーなので、くれぐれもくーれーぐーれーも、ご内密に。

『ともに生きたい:陽子さんを救う会』
http://yohko.gonna.jp/


いやー、結構綱渡りでサイト運営してるんだな、私。つーか姑息すぎ?

2004年3月29日(月) 虚無を盗みそこねた男

今回のお話は、ニュースソースが妹の記憶なのでちと怪しいです。話半分で流してください。

週末のテレビ欄で、もう何回目の放映だろう? なカリオストロの城の放映を見つけ、押井守の『イノセンス』のCMなどを眺めていた夜更け、妹が不意にこんなコトを言い出しました。
『宮崎駿のインタビューで読んだんだけど。押井守ってさ、ルパン作らなかったから未だにアニメ作っていられるみたいだよ』

さてなんのコトやらと、しばし本気でわからなかったのですが、あーそういやそんな話もあったねえと、遠い記憶を呼び覚ましました。

というワケで、攻殻機動隊だったりパトレイバーだったり、でもオールドファンにはやっぱりうる星やつらでビューティフルドリーマーだよな! な、難解と言うか暴走してるなーと言うかで、今でも熱狂的ファンの多い押井守が、映画版ルパン三世の第3作を手がける予定だった…というコトを、ご存知でしょうか?

この話が出た頃は、押井守がうる星でワケわからん話をやっていたと思ったら、映画版のビューティフルドリーマーでかっ飛ばし始めた時期で、往年のアニメおたくはこの大ニュースに沸きたったものです。私も当時、アニメージュだったかで押井守のインタビューを見たようなー。天野喜孝のイラストがバックだったような微かな記憶があります。
しかし、いつの間にかこの企画は消えてしまいました。

詳しいいきさつはこちらの『制作ウラ話』に詳しいのですが、要は宮崎駿と押井守が密かに画策して、ルパンに引導を渡しちゃろうとか思っていたらしいです。
しかし押井版ルパンをやってしまうと、これ以上話を続けられなくなってしまうので、それはマズいってんで結局は降板になったようです。

妹の読んだインタビューには、宮崎駿はカリオストロの城を制作している頃から、次回作は押井守に監督させて、ルパンを完全に終わらせようとしていたらしいです。そのために、ルパンをじじい…もとい、おじさまに描いたそうな(何分にも妹の記憶に頼っているので、間違っていたら御容赦)

押井守のスタッフも、『何で今さらルパンですかー?』と渋ったらしいのですが、押井氏が『これでルパンを完全に終わらせるから』とゆっていたそうです。
なんか宮崎駿と押井守でルパン三世とのお別れ会な飲み会までやったらしいぞ。

この企画が流れた後に、『天使のたまご』でルパン用のモチーフを使ったり(観たけどおバカな私に理解出来ない作品だった。タルコフスキーのノスタルジアが入っているっぽい)、その後の作品でも押井ルパンのアイディアやらモチーフやらを切り出して使っているようです。
ルパンでやるはずだったものを、色々な形でやっていたみたいですよ。今はどうかは知りませんが。

さて、幻の押井ルパンが盗むハズだったものは『虚無』。
物理的なものとしては『核』だったらしい。核=虚無の象徴だったと妹は記憶しているそうな。
確か当時『時代を盗む』ってキャッチコピーがついていたかと。
で、とっても押井守らしく、最終的にはルパンなんてどこにもいなかったという話になる予定だったらしい。これじゃ続きは作れないよねえ。

押井守とはあまり相性がよろしくないのだけれど(象徴的過ぎてどう面白がっていいのかわからん)、押井版ルパンは素直に観たかったですね。

妹の記憶にある宮崎駿のインタビューが載っていたのは、キネマ旬報だそうな。
さすがだキネ旬。濃いぞキネ旬。

やはり映画情報をゲットするならキネマ旬報ですな。ここしばらく読んでないけど。

2004年3月31日(水) 挙動不審なふりーめいる

これ打っている今現在、日付は既に4月バカです。

ところで、エイプリールフールに嘘に引っかかった思い出のある人っていますか? 私は昔あったような気がするのですが、よほど都合が悪かったのか思い出せません。
幼かった妹を引っかけて泣かせたような気もするのですが、どんな嘘をついたのか思い出せません。うーむ。

そういや、昔流行った火星に生物がいると大真面目に報道した番組『第三の選択』は、イギリスでエイプリールフールにやった嘘番組だったそうで。日本では矢追純一の一連のUFO番組のシリーズとして本物っぽくやっていたので、幼かった私はすっかり信じていたものです。あの頃は純真だったなあ。

ま、嘘番組にしては本物のドキュメンタリーっぽく結構凝っていたかと。イギリスで放映の時は、番組の最後に『これは嘘だよーん』…ってテロップが流れたらしいのですが、日本ではまるで本物のドキュメンタリーのように放映していました。

矢追純一の番組自体は、信じていた頃も(そんな可愛らしい時期が私にもあったのよ)、トンデモとして観る今も、それなりに楽しめて好きなのですが、確信犯で騙しちゃいかんよなあ。
…と思ったら、矢追氏は『内容があまりにも核心に迫りすぎたため科学番組として放映された』…と思ったらしいというコトが書いてあったサイトが。
さすが矢追純一。なんだかグレイト。


今日、サイトで公開しているfreemailのアドレス宛てに、別々な所から以下のような内容のメイルが届きました。
『貴方から送られたメイルはウイルスに感染されていました。感染を確認して対応してください』

ちなみに、このメイルが送られたという時刻は、私はまだ帰宅していなくてPCを開いていません。
一応最新パターンで検索をかけてみましたが、感染していませんでした。

この悪さをしたのは、現在大流行の『Netsky.Q』
多分、このサイトを閲覧している誰かのPCが感染していて、アドレスを拾われたらしいです。

そろそろメイルフォームに切り替えて、アドレスを晒すのはやめようと思っていたので、急遽メイルアドレスは削除しました。近日中にメイルフォーム設置しますので、それまでは得体の知れない音信不通の管理人になりますがご了承願います。

今勤めている会社にも入り込んだようだし(回覧が回ってきた)、久々に大流行しているみたいですよ。皆様もお気をつけて。
つーか、気になる人は感染していないか調べてみてねー。上記のウイルス情報のリンクには、修復ソフトへの案内もあるから。

リアルワールドでもワイヤードでも、ウイルスには泣かされますのう。


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Akiary v.0.51