日々是平安
バックナンバー
2005年3月4日(金) ドカドカ
本当にどかどかと雪が降り続いています。3月はドカ雪が降ると相場が決まっていますが、それにしても今冬一番じゃねーかという感じ。
そんな私の高校の卒業式は雪景色でした。桜吹雪の卒業式も入学式だって見たコトねーや。暖かいといわれ続けても、やっぱり北国だと思うそんな時。
一昨日から腕時計が見つからなくて落ち込み中です。
はめた覚えも外した覚えも落とした覚えもない。ふと気がついたら無かったので、何処を探していいものやら。一応家の中は探してみたのですが影も形も見えませんー。
亡くなった祖父に買ってもらった時計なので、そりゃもうしょんぼりです。もう年代物でガタはきていたんだけどさ。時刻が狂う事もなかったしいつも持ち歩いていたのに。がっくり。
てなワケで、劇場版AIRレポートもその前の飲み会リポートも溜め込み中ですが、その内吐き出すつもりですのでもう少しお待ちを〜。
まあ、カタルさんとかPBMさんのレポートでもういいかなとか思っている辺りでダメダメですが。
せめて劇場版AIRの一言感想を。
良くも悪くも出崎作品だなーとか色々とつっこみ所がありますが、何を見逃しても看過出来ないのは
往人の芸が子供たちに受けているコト
ありえねー。天地がひっくり返ったってそれはありえねー。
2005年3月10日(木) 何となく復活
先週半ばからちょっくら体調崩しておりました。風邪とかではなくて、緩々と低空飛行に具合が悪い感じ。原因は分かってはいるのだけれど(勿論心労というワケではない)こればっかりはどうしようもなくー。
体調が悪い上に、高校生時分からずっと現役の腕時計が無くなったりして、気分までサイテー最悪でした。月曜日の夜からは耳までおかしくなるしー。左耳だけトンネルの中に入ったように圧迫感があるのだ。聞こえないワケではないけれど聞き取りにくいし、調子悪いので気分まで落ち込んでいくし。
こりゃ土曜日に耳鼻科直行だなと考えていたら、今日になったら耳は治っていました。アレは一体何だったのだろう。やはり色々な疲れが出たのかしらん。
腕時計も無事見つかりました。結局ユニクロのフリースのポケットから見つかるというベタなオチでした。とほほのほ。
しかしそのポケットは、私は勿論母親も確認したんだけどなあ。何でその時見つからなかったのだろう? きっとナイナイの神様がそっと戻しておいてくれたのでしょう。
時計も見つかったし体調も戻ってきたので、気分も浮上中です。この調子でコンスタントに日記位は書きたいものだねえ(希望形で)
2005年3月13日(日) 果報者
春らしくTOPを模様替えしました。
そしてようやっと杉瀬@アダルティックマダム(予定)さんからの贈り物、ウエディングブーケの写真を飾りました。何度か写真を撮ったのだけれどイマイチ映りが悪くて自分の腕前を呪っていたですが、心を込めて撮れば〜と開き直って、堂々と飾ってみます。
並んでいるのは、ひびきさんがわざわざ贈ってくれた新横浜ラーメン博物館のお土産。今もPCの前に置いてあります。
杉瀬さんもひびきさんも遠方の方なので(北と南だしのう)リアルに会った機会は数えるほどなのですが(でも杉瀬さんには一時期ありえないほど会っていた気もする)、陰に日向に気遣ってくださって感謝の言葉しかありません。
何てったって私が、『気にはしているのだけれどイマイチ行動が伴わない』ヤツなので、いつでも何かしてもらうばかりでお返しのひとつも出来ない体たらくが情けないというか申し訳ないというか。
ふと周りを見渡してみると、自分は何もしないヤツのくせして、お友達の面々は気遣い上手でまめな方々が揃っている事に気がつきました。いつでも与えてもらってばかりで甘え放題なので、いつかは私がちゃんと気配りをしてあげられるようになりたいと野望を抱いておりますです。
なかなか連絡も取らないだらーっとした怠け者で、世間から忘れ去られても文句が言えないのに、しばたさんは本当に果報者です。ありがたやありがたや。
これからも相変わらずかもしれませんが(この辺がもう怠け者っぽい)、どうか見捨てずに構ってやって下さい。へこへこ。
そんなワケで、貰ってばかりはアレなので、たまには与える方になりたいと思って、〒さんとご飯さんに『私の気持ち』をプレゼントしました。きっとその内あっちとかこっちとかに飛んでいくんじゃないかなー。>私の気持ち
あ、いじめぢゃありませんからね? ホントにホントよ?(当事者にしか分からんハナシ)
2005年3月21日(月) 〒さんとお米のひとを送る会報告(遅っ!)
最近日記が滞っているのは、オフラインのレポートが溜まっているせいです。
こちらを片付けないのに、日記を書くのは何となく心苦しくー。とにもかくにも、これだけはやらずにはなるまい仙台最後の定期飲み会、〒さんとお米のひとを送る会を、遅ればせながらリポート。
PBMさんの日記を参考にしながら書いているのはヒミツだっ!
それはサテオキ。九州の皆様、地震は大丈夫だったでしょうか? 杉瀬さんから大体の方々の無事は確認していますが、怪我などしていないでしょうか。
後片付けなど大変だと思いますが(ガス水道電気が止まったりしていると更に大変と経験者は語る)、北の地から陰ながら応援しております。
何か手助けが必要でしたら、遠慮なくご連絡下さい。
それでは始め。
2/12(土)は、午前中に手塚ゾーンを観に行ったり、地下鉄で〒さんとへちまさんを撃沈させたりしつつ、駅前で一旦お別れしました。再度念を押しておきますが、あの程度の語りは、私の実力の1/4も出てりゃしません。本気で泣かれると困るので、これからも心密かに留めておくコトにします。ええ、色々と…。
駅前で降りたのは、〒さんへの卒業祝いを調達するため。へちまさん、お米のひとと同じ店で買ったので、今回もそこで。へちまさんはともかく、お米のひとにはヘンな物をプレゼントしてしまったのを後悔しました。アレで新たなプレイなどに目覚めなければいいのですが…。
その反省もあって、〒さんには結構無難なものをチョイスした…はず。手塚ゾーンを引きずって、恐竜化石オブジェとかつけたような気もしますが。
出戻りとはいえ、お米のひとにも何かあげたいにゃーと思っていたら、レジの横にあった野生動物の3Dパズルが目に入り急遽購入しました。うっかり恐竜パズルにしてしまうトコロでしたが、こっちは簡単だというので止めちゃった。
一度家に戻ってから待ち合わせのTAITOへ赴くと、新婚さんが待っていました。ご本人から堅く口止めされているのでそれ以上は語りませんがー。にやにやにや。
居合わせた山本さんに結婚報告をすると、かなりビックリされた模様。仙台勢は大抵が、驚きつつも『ああ、やっぱり』という反応だったのが面白かったです。なんつーか、とっても『らしい』なと。
ここで会ったが百年目。急いで結婚祝いを調達して抜かりなく渡しました。形に残るものを差し上げても困るかなと思って、紅茶のセットで。間に合わせで用意したのが丸分かりですが、心だけは込めましたー。ホントよ?
久々にカタルさんにお会いしたりS.Hさんや新妻とまったりお話したり、カタルさんのエミリオをまったり拝んだり、弱ショ撃つへちま刹那を眺めたり、レアなお米のひとのマイトに珍し〜と思ったり、ひざさんと山本さんのウェンディを微笑ましく見ていたり、皆に『仕事大丈夫ですか?』と声をかけられるPBMさんの姿にそっと涙しながら、移動時間までまったりしていました。
今回は初めての飲み放題どころか食い放題のお店。量が少ないんじゃないかとか不味いんじゃないかとか、料理が出てくるのが遅いんじゃないかなどの危惧を抱いていましたが、まあ及第点って所か。ちょっと注文から来るまで時間かかったけれど、腹立てるほどではなかったし、狭いとはいえ個室でまったり出来たし。
参加者は
お米のひと、〒さん、カタルさん、市川さん、山本さん、ひざさん、へちま宮崎さん、PBMさん、S.Hさん、しばたの総勢10名。遠方からようこそおいで下さいました。
開幕の挨拶は、なんと市川@セクハラ大魔王が。しかもマトモなコトしゃべってる? どうして今までちゃんとしてくれなかったのかと、皆心の中でつっこみを入れつつ(多分ね)、飲み会の始まりー。
相も変わらずまったりとお話。荒れたトコロは見たコトありません…って言いたいトコロだけれども、セクハラは横行しているからなー。オトコ限定で。
劇場版テニプリは少林テニスだと、観た人々は力説する。飲んだ勢いで次の日に観に行こう話が盛り上がりましたが結局立ち消えしました。徹カラの次でアレは命の危機かもしれないので、やめておいて良かったかとー。未見の人はレンタルで見るよろし。何はさておき手塚ゾーン。
その場で『美味しい日本酒を飲みに行く会』発足。こちらは何とか立ち消えせずにすみました。
とりとめもなく色々な話題が出るのも、仙台の飲み会っぽい。ジャンルもあまり決まっていませんね。唯一のキーワードは『ネタ』ですか。
年寄りにも優しい飲み会です。
いい気分で酔っ払ったトコロで飲み会はお開き。徹カラの予約時間まで間があるので、お約束のごとくゲーセンへ。マジックアカデミーの周りに群がり、皆で知恵を出しまくる。そして間違った答えを堂々と教える私がそこにー。ゴメンナサイ。
一次会のお店で使ったホットペッパーチケットの特典でシャンパンを1本ゲットしたので、カラオケで(こっそり)飲むために紙コップを準備する、さすがS.Hさんは気配りのひとです。のど飴なども調達してからカラオケで。
今回は人数を多めに申請していたので、比較的広い部屋が用意されていました。机の下にお米のひとが潜って寝ても邪魔にならない位です。
横にならないと寝られないとお米のひとは言っていましたが、堅くて冷たい床で眠れるというのも不思議なのですがー。
前日も飲み会だったへちまさんや、お仕事でお疲れのPBMさんが途中潰れたりしましたが、曲は朝までずっと切れずに入っているのってどーいうコトなのでしょうか?
若さというにはあまりにも凄まじいと思われるのはワタシだけですか?
熱唱リストは
カタルさんの日記で確認してもらうとして。
PBMさんのデカレンジャーでの美声にマジ感動してみたり、〒さんの相変わらずの鉄の肺っぷりにほのぼのしたり、マブダチ歌って山本さんとカタルさんの踊りを見ていたら、つい色々思い出しちゃってうるうるしたり、山本さんの励ましを受けてS.Hさんの頑張る姿にほのぼのしたり、ひざさんと不思議遊戯の組み合わせだけは分からないよなーとしみじみしたり、へちまさんの選曲ってどうして私が懐かしいと思うモンなのだろうと毎度同じ疑問を抱いたり、市川さんの替え歌はもう芸の域だよなとけん制しつつも見守ったり、容赦なく市川さんに飴を投げつける〒さんの姿にほのぼのしたり、意外に熱中してプレゼントした3Dパズルをやっている姿を見守ったり、お米のひとが先に組み立て終わって本気で悔しいらしい〒さんをやはり微笑ましく見守ったり、次は絶対映画テニプリの歌を覚えようと思ったり、次こそは絶対に鳥の詩歌えるといいな! とJOYにリクエスト送る気マンマンになったり(実際送りマシタ)、ゲッターが始まると何故か合唱になるなと思ったり、カタルさん熱唱したり、それからえーと、しばたやっぱり30分位しか寝なかったりと、まあそんな感じでした。
そんなこんなで早朝にカラオケ終了。その場でお別れ組とマンガ喫茶組へ。今回はS.Hさんがいらっしゃるので私もマンガ喫茶へお付き合い。嫁入り前の女の子を朝っぱらから独りにするワケには参りません(きっぱり)
私はマッサージ機能つき席について一通り堪能した途端、時間ギリギリまで意識がありませんでした。
山本さんやらPBMさんやらお米ひとやらが去っていったコトなど露知らずー。時間いっぱいまで居たのは、ひざさん、カタルさん、S.Hさんにしばた。
皆へろへろになりながら、とにかく座る所を求めて移動する。結局ドトールで朝食をとりがてらまったりしました。カタルさんは食欲がなかったよね。私はへろへろとか云いつつ、食うモンだけは食いました。さすがでっぷりついた脂肪を維持する食欲だけのコトはあります。とほほのほ。
これからどうしようかとうだうだ。ひざさんと新婚の方からのお家へのご招待を、あまりのへろへろさにお断りしてしまう。今考えても残念なコトをしました。その内こっそりドラヤキを拝ませてください。
結局TAITOでサイキをやっちゃうってのはお約束。もう自分で何やっているのか分からないお疲れぶりでした。記憶ないしー。カタルさんのエミリオにこてんぱんにやられたような記憶は微かにある。
なんかもうあの時の対戦は、いつにも増して申し訳なかったです。どうか忘れて下さい。お願いオネガイ。
でもまあ、結局は楽しく遊びました。皆が限界に来た頃に、S.Hさんを送りがてら駅前に移動。途中でゲーセンに行ったひざさんとカタルさんの若さが眩しかったです。
お土産を買うのにお付き合いするHPが残っていなくて、売り場で泣く泣くS.Hさんとお別れ。いつもいつも遠方から参加ありがとうございました。女の子がいない中、S.Hさんの参加が心のより所でございました。いや、マジで。
こんな感じで別段特別なコトもなく、いつも通り普通にファイナルになるであろう定例飲み会は終了しました。
この盛り上がりのなさが、却って私は嬉しかったです。次に続きそうで。
これからは会う機会は少なくなりますが東京で固まっている一群もあるコトですし、お米のひとにもたまには山から下りてもらって、まあ適当に縁を続けていきましょう。
今までもそうだったしね。たまにあっても久しぶり→終了だしー。でもそれでいいと思うです。
当サイトは貴方が忘れない内はいつまでも、仙台勢のためのサイトです。
………鋼サイトやら裏サイトでもあるけどなー(おや?)
2005年3月23日(水) (一部の)皆さまお待ちかね??
さーて、溜め込んだ分ガンガン参りますよー!
ってなコトで、2/26(土)にわざわざ東京まで行って観に行った
『AIR劇場版』のお話。
実をいうと映画化の話が出た時は観に行く気には全然なかったのです。でも監督が出崎統だと聞いた時に、『“あの”出崎がAIRでどんな映画をー』と、俄然興味を持ったです。なのでらいゆえくんをお誘いしーの、無事東京人となったカタルさんを引っかけーのしながら観に行くコトにしました。
26日は10時頃東京に到着。新幹線改札口が微妙に違っていたり、らいゆえくんの携帯が繋がらなかったりして合流に手間取う。が、何とか無事会えました。
らいゆえくんもカタルさんも(カタルさんは2週間前に仙台で会ってますけどね)、久々に会ったのにどうしてそんな気がしないのだろう?
私が『神保町の共栄堂で焼きりんごを食べたい!』…と前々から宣言していたので、映画が始まる前に、ムリヤリ付き合わせました。
実は私、焼きりんごがめーちゃーめーちゃー大好物なのです。が。
紅玉が手に入りにくいコト(一度ふじで作ってみたが不味かった)や、記憶が美化されているためか自宅で作ってもどうも今ひとつ美味しくない。その上、昔は結構レストランやら喫茶店やらのメニューにあったと思ったのに、最近は滅多にメニューにあるのを見かけないと、そりゃ口惜しい思いをしていました。
美味しい焼きりんごが食べたいなーとネットをさ迷っている時に見つけたのが
スマトラカレーの共栄堂の
焼きりんご。この写真を見てから(そして限定品という言葉にも惹かれた)、一度は食べたいと思っていたのです。
夢を叶うべく一路神保町へ。神保町についてまずやったのは、地図を見るコトでした。
東京のお人は地図など見ないと思いましたが、やはり自分の担当エリアぢゃないとダメなんですねえ。私の東京の人への間違った憧れを、在京2年目(3年だっけか? 忘れたわい)のらいゆえくんが正してくれました。〒さんが東京23区何処へ行っても地図知らずの、私のイメージの中にある東京のひとになるといいなーと思います。なんちて☆
迷いそうで迷わずに、途中コーヒーなどをまったり飲みつついざ共栄堂へ。ビルの地下にある、どちらかというと野暮ったい普通のカレー屋さんです。
が、カレーは珍しかった。珍しいというより食べ慣れない味で面白かったです。スマトラのカレーってあんな感じなのかなあ。ルーはほとんど黒で、らいゆえくんと昔懐かし包丁人味平のブラックカレーの話題になりました。つーか、どうして彼はこんな古いマンガを知っているのだろうか?
そしてお待ちかねの焼きりんごですがー。…冷たいっ! 焼きりんごは焼きりんごだけれど、ほとんどコンポートって感じでした。
クリームが添えてあって美味しかったのだけれど、やっぱ冷たいのがなあ。焼きたての熱々をホクホクいいながら食べたかったです。
私とカタルさんは一番安いポークカレーを食べたのに、らいゆえくんが奮発してビーフにしていたのに目頭を熱くしました。昔はあんなに切り詰めていたのに。社会人になったんだねえ。
こんなトコロで金使うなら仙台に来いやとゆったら、新幹線代は高いとゆわれてしまいました。友達がいのないヤツです。
腹ごなしをした後に、映画の上映時間まで間があったので古書店巡りなど。
ゆっくり歩くとかなり面白そうです。中国古書専門の店に行ったりしました。漢詩に出てくる鳥や植物の図鑑がちょっと欲しかったです。三国志のもんのすごく分厚い辞典も欲しかった。……読めたら。
現在の仕事で欲しい専門書がほとんど絶版状態なので(つまり古い)探そうと思いましたが、さすがに探しきれず。コンピュータ専門の古書店を探しておくべきでした。
せっかくなので『日本架空伝承人名辞典』という古書を買ってみたり。
潰れた大好きな本屋と共に幻になってしまったマルキ・ド・サドの悪徳の栄え(上下巻だった)を探してみたけどなかったです。まあ、こちらの話は脇道なので、思い出したらその内。
時間も押し迫って来たので池袋シネマサンシャインへ。初日は整理券が出たそうだけど、もう日にちも経っているし楽勝だろう…と思ったわしらは甘かった。まだまだ鍵っこにはなれません。
『今からだと立ち見です』と、チケット売り場のお姉さんの無情な声。大人しく諦めて次の回を観る事にしました。
さて、池袋東急ハンズの近くで時間が空いたら行く所はひとつしかありませんよね?
ってコトで、
ねこぶくろに突入です。カタルさんもらいゆえくんも初めてだったそうで。
AIR人気に茫然とした心を優しく癒してくれるおねこさま〜ずにまったりする我ら。しかし初めて午後に行きましたが、みんな眠っていて相手してくれません。朝いちの元気でさっぱり捕まらないのもアレですが、そこかしこで眠るのに忙しいおねこさまを、指くわえて見ているのもソレでした。生殺し。
先ほどの反省も込めて今度は時間より早めに映画館へ行きました。駐車場の陰から入っていったので、なんとなーくロマンポルノを観に行く気分に。
エレベーターを降りたら並んでるしー。思わずへちまさんに報告をしてしまう私でした。
30分ほど並んだでしょうか。せっかく並んだのに空き席があって、こんなコトならもっとねこと戯れてくるんだったと思いましたが、何だかんだいって人は入っていました。男性がやはり多かったですが、女性同士ってのもいましたね。カップルで観に来ている人もいたな。
で、肝心の映画ですがー。
最初に断っておきますが、私は出崎統を嫌いではありません。むしろ好きです。彼には
『宝島』や
『ガンバの冒険』という名作があります。
が、良くも悪くも演出観りゃ一発で分かる監督なんだよなあ、出崎は。
何といっても止め絵でしょー。アニメ夜話でも指摘された3回パンでしょー。透過光でしょー。『AIR』という題材を使っても、とにもかくにも出崎節。子供の頃から慣れ親しんだアニメの演出が随所に見られて、まあなんつーか複雑でした。
『ベルサイユのばら』や『おにいさまへ…』(NHKでやってたんだけどこれは傑作だったぞー)なんかの池田理代子ものには彼のくさいとも云える演出はぴったり合うのだけれど、AIRでも同じノリなのはちょっと…。作品世界に合わせて抑え気味の演出ではありましたが、やはり合わなかったなあと思うです。
しかし今回、わざと古いビデオテープみたいなかすれた画面を作ってみたり、魚眼レンズ風の歪んだ絵を描いてみたり、デフォルメしたキャラを出してみたりと、珍しいコトしていたようなー。
お話の方は、えーとえーと。恋愛大河ロマンでした。原作池田理代子だったっけ? AIRって。
この話が恋愛物だと私は初めて知った気がします。いやー、ドラマチックでしたよー? 色々な意味で。過去編のりゅ…のひとと神奈さんは熱愛でしたしね。
らいゆえくんは、時代設定と武器が合っていないと気になっていたそうな。後バイクの造詣がいい加減だったらしい(私は分かりませんデシタ)
…ヤバい。いいトコロが探せないぞ。
90分によくまとめたと思います。その辺は職人芸って感じ。恋愛物としても、AIRだと思わなければまあまあかな。
とまあ、この程度しか褒めるコトが思いつかない私でした。後はカタルさんがフォローしてくれるでしょう。
現在BS-iでやっている
TV版AIRの出来が予想外に良かったので(ホントに予想外だった)劇場版には辛口になってしまいますね。作画すら悪い(特に止め絵は酷かった)ってのはつらいよなあ>劇場版。
まあ、私はファンにもお勧めはしませんが、出崎作品として観るなら面白いとは思います。そーいう点では楽しみました(でもこれ間違った楽しみ方だよねえ)
映画が終わってから、適当に入った居酒屋でまったりと飲みつつご飯。あーでもないこーでもないと、映画感想で激論をかま…したかどうかは覚えてなくー。楽しく日本酒を飲みました。
居酒屋の名前が『ごはんや』とかゆー名前だったので決めたという、映画をご飯氏に見せたかったねーなどと意地悪モード全開だった3人でした。
結局ギリギリまでおしゃべりして、らいゆえくんの、今度は東京の人らしい列車乗り継ぎ案内で、大宮から無事最終の新幹線に乗ったしばたです。
映画はともかく楽しかったです。次は夏(?)の新宿ガード下飲み会でねv
2005年3月24日(木) やっぱり髪の色違うしっ!
もうゴールしてもいいよね…とか言いつつ、来週は総集編だそうです>TV版AIR
時間さえ許せば私の気持ちを後2本増やしたかったです。やはり青空は凶悪です。ボーカル付きをBGMにするのは反則なのでやめて欲しいです。そしてやっぱり少年の髪の色茶色だしー!
何で彼と色が違うんだよー。少女の方はあっちと一緒なのに。何処からあの茶髪が出てくるのだろうか。ぶつぶつぶつ。別人説だったら暴れます。
何はともあれ、これ観たらゲームやらなくていいんじゃー? と、うっかり断言してしまいそうなほどゲームに忠実でした。ええ、髪の色さえ…っ!
作画は劇場版が見劣りするほどの力の入れっぷりだし、BGMはゲームのアレだし、青空は流れるし、『りゅーや殿』と耳からダイレクトに音として入ってくるしで正に死角なしって感じー。欲を云えば『忠実過ぎる』ってトコロですかね。新たな発見はなかったかもしれません。ゲームで選択肢を選ぶって作業をしていない分受身なので、涙の量も少なくて済むかと。でもやっぱりゴールにはキました。
アニメを観てつくづく思ったのは『AIRの真の主役は晴子さん』でございましたのコトよ。
てなトコロで『私の気持ち』を如何なく発揮した、3/12(土)の美味しい日本酒を飲む会の報告など。
時間ピッタリのトコロで待ち合わせのTAITOに行く。〒さんとお米のひとは既にご到着でした。お米のひとは市川さんはデフォルト参戦だと思っていたようで、仕事の関係で来ないと知った時にとても悲しそうでしたヨ?(JAROには訴えないで下さい)
ストIIなどやっていたようですが、1play余っていました。お米のひとや〒さんがやると長くなるっつーんで、ファミコンでしかやったコトないのにと尻込みしつつ私がやるコトに。どうせネタなのでジミーちゃんを選ぶ。ジミーちゃんの技っていったら光るヤツしか知りません(きっぱり)
1回戦のリュウには勝ったものの、次でもう某米国軍人キターッ! 定説通り飛ばされて落とされました。
さくさくと負けたので、さっそく日本酒のお店へ。古い飲み屋街にあるこだわりのお店なのですが、親方も店員さんも薀蓄たれるコトなく、気軽に美味しいお酒を飲めるので、とっておきのお客(飲める人限定だけど)を招待する時に使います。小さいお店だし学生料金はないので宴会には不向きだけどねー。こちらに来られる方は、一声かけてくれればご案内します。
このお店、店主厳選日本酒が6〜7種類用意してあるのだけれど、店員さんや親方に訊くと、メニューには載せないとっておきの日本酒を飲ませてくれます。お値段は張りますけどね。
せっかくなので最初の一杯は私のおごりってコトで、〒さん希望の『甘くて軽い』(だったようなー)酒を注文しました。
夜明け前の大吟醸だったかな。〒さんにはちょっとキツめだったようです。私の感想ですか? 旨かった…っ!(他に言葉をしらないのかしばた)
お酒のおつまみに鯨刺しを頼んじゃったりとか贅沢しつつ、まったりと飲む。高いお酒なのでガブ飲みはしません。誰かさんの参戦叶って一気飲みなんてしたら、首絞めてたかも。
〒さんがホヤを食べられる事が判明。お米のひとは初めてだったようですが、口には合わなかったらしいです。私は磯の香りがきついのは苦手なんですよ。地元民のくせに食べられないんだよね。〒さん曰く『美味しかった』そうです。
ちょっとひっかけていい気分になったトコロで、満を持して『私の気持ち』をお二人に贈呈。観鈴チンエンドから一週抜けてAIR編の最初まで。ここは公共の場なのでこれ以上は語りません。
前の日に頑張って用意しました。誠意の塊のようなプレゼントです。いぢめって言われるのは心外だわー。何か2人とも凹んでいたようだけど気にしない気にしないv
小さなお店でちょっとした団体さんが居たコトもあり、料理が出てくるのが遅かったりしましたが、元横綱のコトで逆襲されたりK-1のレクチャーをしてもらったりしながら、うだうだーと取りとめもなくまったりしました。
日本酒を2杯飲んでも平気な〒さんは、十分お酒が強い部類に入ると思うな。
途中で携帯メイルの交換をする。が、3人とも自分の携帯で自アドレスを表示する方法を知らずにかなり苦戦。ああでもないこうでもないと、3人共々携帯とにらめっこしていました。私は年末に機種変更したばかりだからまだ言い訳出来るけどさー。2人ともそんなんじゃダメじゃーん?
結局、『紙に書いたアドレスを携帯で打つ』という、とっても原始的な方法で無事アドレス交換が出来た私らでした。
結構いい時間になったので、場所を変えて焼き鳥とホッピーのお店へ。全然別の飲み屋街なのでけっこう歩きました。まあ酔っ払いだしー。
このお店、焼き鳥はめちゃ美味しいのだけれど(特にハラミとレバー)、突然休むという困ったクセがあるのです。奥さんとケンカした日はお休みとか。それでちょいと危惧していたですが、悪い予感は当たってばっちり消えている店の電気。ホッピーは東京でも飲めますから、そちらで飲みましょう。
ちょっと困りつつも、懇意にしているラーメンがメインの居酒屋へ。ここも小さい店なんだよ。私の知っている店って宴会に使えないトコロばかりなんですよね。お陰さまで、定例飲み会には私の本気を見せる機会はついぞなかったです。
実はこのラーメン屋さん、父と母が見つけてきたお店です。店に入った途端、親方に『お父さんは?』と訊かれたので、覚悟を決めて年始の訃報を報告しました。うちの父と一緒のラグビー好きで、父の事も大好きだったので、ちょっとつらかったです。黙っていたワケじゃなかったんですけどね。
そんなしんみりするエピソードをかましつつ、とりあえず焼き鳥とギョウザで飲む。ここの焼酎の梅割りは、梅エキスを自分で入れ放題だったので好きだったのですが、しばらく来なかった内に梅エキスは店員さんが入れるコトになったらしくて継ぎ足し出来なくてつまらなかったです。あのだーっと入れてあまーくして飲むのが好きだったのに!
『お父さんの分も食え!』と、ギョウザ大盛りサービスなどを受けつつ、飲んで食べる。そしてしゃべる。
何が話題にでたっけ? そうそう、お米のひとのお母上が韓流ドラマにハマっているとか、韓流は『かんりゅう』ではなくて『はんりゅう』と言うらしいとか、お隣の国のひとはーとか(この話題はヤバすぎて書けません)、冬ソナのあらすじをお米のひとから教えてもらったりとか、三国無双の話とか、まあそんな話をだらだらと。
だらだらとしていたら、いつの間にやら日付が変わっていました(爆)
確か1時は回っていたからー。飲み始めたのが18時半前でしょ。約7時間だらだらしていたんですね。これで最後かもしれないというのに、別段しんみりした話題になるでもなく、ただただまったりと過ごしてしまいました。
帰りは割り勘でタクシー。2人ともさすが春から社会人だけのコトはあります。お米のひとのお宅を回って家まで帰りました。料金はむしろ安くついたので大丈夫でしたよ>2人へ
こんな感じで酒と戯れた週末でした。何だかんだと〒さん、お米のひと、それに市川さんとは結構飲みましたね。いつでも楽しかったです。機会があったらまたお付き合いして下さい。
そして『私の気持ち完全版』は、きっと絶対何があってもお渡ししますのでご心配なく☆
(最後にいぢめかしばた)
2005年3月27日(日) 今年も『春なのに〜』
去年の春も寂しかったものですが、今年の春も寂しい季節です。
相棒の3rdシーズンは終わっちゃったし、本当にあった怖い話も終わっちゃったし、今日はレジェンズまで終わってしまったしーっ!
毎週ワクワクしながら待っていた番組がことごとく終わる、春は私のテレビライフにとっては鬼門です。
そんなワケで
レジェンズ。お子様向けおもちゃ販促番組なはずなのに、地球を救うために人類という種を滅ぼすための戦いであるレジェンズウォーという概念を扱いつつ、父子の確執やら自分は何のために生まれてきたのかという根本的な疑問やら、人間の恐怖と憎悪やらを絡めたギャグアニメ。それがレジェンズ。
最終回直前のラスボスとの戦いというシリアスなシーンで、たらいが頭に落ちてくるヒーローってのも珍しい。
シリアスで重っ苦しい展開でもお笑いを忘れないくせに、『人間にとって、恐怖や憎悪の感情は普通のものである。必ずあるものなのだから、消し去るのではなくて上手に付き合っていこう』という、目から鱗落ちちゃいそうなメッセージを残してくれました。第一話から今日のこの展開は全然読めなかったわ。いやはや脱帽です。
最終回では、やはりこうなっちゃったなーと思いつつ、戦い済んだレジェンズたちとの別れに泣きましたとも。号泣です。最後のねずっちょとわるっちょでちょっと救われたけれど。
心情的には『レジェンズR』とかやって欲しかったのですが、きっちり終わってしまいました。ポケモンやデジモンみたいにならなかったのは、却って良かったかも。
久々に毎週の放映を楽しみにしていたアニメでした。子供向けだとうっかり見過ごさないで、ほんっとーに良かったです。教えてくれた妹とその友達に感謝。
こういう作品と時々ぶち当たるから、アニメを観るのもマンガを読むのも止められないと思う今日この頃。