家庭菜園作業日誌

いよいよ 2000年 家庭菜園も頑張ろう!


9月9日(土) 天候:晴・夕立

昨晩より夕立があり、いよいよ秋野菜の植付け開始である。
午前中、種苗店に今年植える予定の 野菜の種を買いに行った。種類は大体去年と一緒である。

ニンジン ダイコン カブ ホウレンソウ シュンキク タマネギ白 タマネギ赤

このうち、タマネギは今年は苗を買って植える予定であるが、一昨年困った苗不作の事態が発生したら困るので予備で若干播種する することにした。
今日はダイコンの種を蒔くことにし、以前より堆肥をいれて耕したあった畝を整地し、浅い溝を掘り、10cm 程度離して3粒づつ播いた。この粒より発芽したダイコンの芽を勢いのよいものを一本残すのである。
播種した上に浅く覆土し更に 稲藁をかけて乾燥を防ぐことにした。
更に、その上に網をかぶせて鳥避けをつくった。最近の暑さで鳥も食べるものがなく、播い たばかりの種を探して食べるようである。



9月10日(日) 天候:晴・夕立

今日は朝よりカブの種を蒔いた。以前よりその予定で耕し、堆肥を入れておいた場所を整地し、 ダイコンの時と同じように播種した。
昨日、近所の菜園仲間が、種を蒔くと同時にオルトランを入れておくと虫がつかず 100%発芽したと話していたので、我が家でもそのオルトランをまいておいた。
昼過ぎ、夕立があり、タネまきには丁度 よかった。土が柔らかくなったところで、未整地のままにしてあった畝に、堆肥と石灰を入れてすべて耕し他の野菜のタネまきの 準備をした。台風14号が近づいているので、雨もたくさん降ることであろう。

9月15日(土) 天候:曇・雨

台風の影響であろうか、雨が頻繁に降る。結構な事である。雨の合間にニンジン、日野菜、コマツナを 播種した。
土が柔らかいので非常に植えやすい。芽も早く出ると思われる。
先週播種したダイコンが発芽したが、雨よけの藁を しばらくとらなかったため、芽はひょろひょろと長く延び、風が吹いてもふらふらする状態である。早速、土寄せをして固定した。
雨のため、種が流れたのであろう。端のほうが発芽していない。余った種を追加で蒔いておいた。

9月16日(日) 天候:曇・雨

今日も雨が降った。風呂桶も満杯である。1ヶ月前にこれくらいの雨が降ればサツマイモも大きくなったことであろう。残念ながら今年は 不作である。
カブが発芽した。ここは鳥よけのネットだけをしていたので、雨にたたかれ発芽率が悪い。カブはダイコンと同じで三日も すれば、すべての種が発芽するはずであるが、雨の影響で種が土の上に出て、流されたのであろう。1袋全部播いたので今年の種は残って いない。去年の種が残っていたので、追加でまいておいた。近所の菜園仲間の話では大丈夫という事である。

9月23日(土) 天候:雨・曇

先週播いたニンジン(左)、ホウレンソウ(右)、が発芽した。
ニンジンは発芽し難いので少し厚めに 蒔いておいた。 ここは藁でなく、すだれの古いものがあったので、それを掛けておいたが雨の影響は少なく大体うまく発芽してくれた。
ホウレンソウは播種の三日前に水に浸け、冷蔵庫にいれておいたものが 白い芽がでかかったものを播いたので、ほとんど発芽した。大成功である。また、ホウレンソウはアルカリ質を好む というので、道端で庭木の剪定したものを燃やし取った草木灰をたっぷり入れてやった。

9月24日(日) 天候:小雨・晴

今日も昼頃小雨があった。今日はダイコンが大きくなってきたので、少し間引いた。この間引き菜でおひたしを つくって食べたが、非常に美味しかった。そこでニンジンの間に残っていたダイコンの種をすべて蒔いて 途中で間引き菜として食べることにした。
日野菜(左)、コマツナ(右)もすべて発芽した。今年もいろいろ な野菜が食べられそうである。
今年はタマネギの苗は買うつもりであったが、一昨年のようにタマネギ苗騒動が 起きると困るので、家の庭で発泡スチロール箱を利用して若干作ることにしたが、菜園仲間から上手に苗を 作る方法を教えてもらったので、試しにその方法で一部作る事とし畑の角(ワケギを植える予定であった)を 苗床にして播種した。
今までの知識として播種した後は薄く土を被せ、藁などで養生しておく方法であったが 教えてもらったのは、播種したあと約1cm程度土を被せ、踏みつけて固くしておく方法である。
タマネギが 発芽するとき、芽の先に黒い種の殻をつけて発芽するようでは踏み付けが足らないとの事である。
発芽まで 水はやらない、肥料もやらない。発芽後、窒素の水溶液を少し与える程度で良いのだそうだ。発芽後は 立ち枯れ病に気をつければ1uで500本程度の収穫は間違いないとのこと。ほんまかいな!。

9月30日(土) 天候:曇

今週は悲しい出来事があった。日曜日に元気だったダイコンとニンジンが火曜日に 枯れてしまっていた。誰か心無い人に枯れ葉剤を撒かれたらしい。昨年の夏にも枯れ葉剤を撒かれる騒動があったが ついに今年も出てきた。どんな人が、どんな顔をして撒いているのであろうか。見つけて半殺しにしてやりたい。
ダイコン3列のうち1列は助かったので、そのまま育てる事とし、2列は耕して天地返しをし、改めてチンゲンサイの種を蒔いた。 発芽するかどうかわからないが、なんとかしたいものである。
ニンジンも全滅なので、急遽、サツマイモを掘り上げ、その跡地に ニンジン2列とダイコン2列に種蒔きをした。

10月1日(日) 天候:晴

タマネギが発芽した。発芽率80%程度である。優秀な成績だ。種殻をつけて発芽したものが5本 位あった。踏み固めたことが正解のようである。あとは立ち枯れ病にかからないよう注意が必要である。
ダイコンの残った種を 間引き菜で食べようとニンジンの間に播種し、発芽していたものが枯れてきた。ニンジンにかけられた枯れ葉剤が雨でとけてダイコンまで 影響してきたらしい。ここはすべて取り除き、天地返しをした上でしばらくほっておくことにした。
できればタマネギの作付け まで置いておく予定である。
少々時期的に遅いかもしれないが、ダイコンが少ないので「うまい菜」をつくっていた場所を掘り起こし、 ダイコンの種を蒔いた。収穫がおくれるかもしれないが、なんとかなるであろう。

10月8日(日) 天候:晴

ニンジン、ダイコン、チンゲンサイの芽が出てきた。これで何とかなりそうである。
2度とこんな いたずらがないことを祈る。
今日はタマネギの苗(発芽したばかり)に肥料をやった。窒素肥料が有効ということで 、硫安(窒素成分 27%)を水で溶き、水溶液として与えた。成長が楽しみである。
コマツナがだいぶ大きくなってきたので、込み入った所を 間引き、化成肥料を少々与えた。また、ホウレンソウも少し大きくなったのでこれにも化成肥料を与えておいた。
しかし、菜種類の 葉っぱの虫には閉口する。近所の菜園仲間から、自作の防虫液をもらって、ダイコン、カブ、コマツナ等に散布した。効果の程はいかがな ものであろう。

10月14日(土) 天候:晴

今日は天気がよさそうなので、延び延びになっていた庭の生け垣の手入れをした。我が家は高い敷地に 建てているので、高い位置にある生け垣の下からの剪定は大変である。友人から5m程度まで伸ばせるはしごを借りてきて、何とか半分の剪定が完了した。
夕方、畑に行くと、クワイを植えている漬物桶から水が漏っている。中からの圧力によりひび割れしたらしい。(大型のクワイが採れるのかな?)
明日はこの修理もしなければならない。

10月15日(日) 天候:晴

今朝から昨日の残りの生け垣の剪定である。これが昼過ぎまでかかった。
昼からはクワイ畑(?)の修理である。 アルミの薄板で補修し、周りを防水用のパテで埋めてとりあえずしのぐこととし、来年は新しい畑?(桶)を準備することとした。パテの乾かない うちに水を入れたため、また水漏れ!。失敗である。再度パテを塗り、2〜3日おいて水を入れよう。
このホームページで別に「flowerGrally」を開いているが、人気薄のため新しいページを開設するための準備を進めていたが、第1期工事が ほぼ完成したので来週にはアップする予定である。
皆さんよろしく!!。

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