家庭菜園作業日誌

2001年 目前 家庭菜園も頑張ろう!


今月より写真サイズを10K程度に抑え軽くすることにした。
若干の画質低下は勘弁願いたい。

11月3日(金) 天候:曇

今日から11月最初の百姓仕事である。
9月後半に薬(?) をかけられ枯れたニンジン、ダイコンの代替で播種したものが順調に育ってきた。発芽率が悪いので多目に種を蒔いたが、 90%以上の発芽率で相当間引かなければならなくなった。
本日は第1回目の間引きを行った。一握りも間引いたがまだまだである。
隣に播種したダイコンも順調である。 他の畑のダイコンと比較して現在では見劣りがするが、これもやむ得まい。一ヶ月もすれば食べられる大きさになるで あろう。
薬を撒きいたずら人はどんな気持ちでやったか理解できないがこの苦労は解るまい。

11月4日(土) 天候:晴

今日は2号農園(?)の改良工事をおこなった。通称B畑(我が家での 呼称)はノリ面が高く、畑の植付け面積が狭くなるため従来より何とかしたかったのであるが、延び延びになっていた。
土止め用に板でやるか、竹を組んでやるか考えていたところ、近所の山の防砂工事跡にプラスチック製の網が転がっていたので それを拾ってきて土止めを行った。杭を打ち込んで針金でとめたところそこそこの土止めができた。(と、私は思っている)
右の写真が完成直後のものであるが、従来の面積は青竹より右側であったがこの大工事(?)で左がわに約1畝の拡張ができた。
もう少し左側まで広げたかったがバス停への通路として利用されているため断念した。早速、何かを植えよう。

11月11日(土) 天候:晴

先週大工事(?)し、増加した畝にホウレンソウを播種した。できるだけ 早く発芽させたいため、種を水に浸し、2日ほど冷蔵庫に入れておいた。
その種をまき、少し外気温度が下がってきたので ビニールトンネルで覆って温度を上げる工夫をした。
今年は天候不順のせいか病気を害虫が非常に多い。前に発芽したホウレンソウも 2〜3株食べただけで病気が発生し、処理するはめになった。
菜園仲間でも害虫の被害に困っているそうだ。薬でも使えば 少しは違うと思われるが無農薬菜園を目指している週末百姓では躊躇せざるを得ない。見つけては駆除するしかない。

11月18日(土) 天候:晴

今日は近所の農家から早生のタマネギの苗をいただいたので早速植え付けた。
50本程度植えられたが、場所が小さかったので残りは端っこに仮植えしておいて来週の普通苗を植え付けるときにいっしょに 植える事にした。今年は特に 根切り虫の被害が心配である。
今年の春に植えたクワイの収穫の時期がきた。 葉も枯れて掘り起こすばかりになった。正月のおせち用に使うため、今掘り起こすのは少し早い。再来週位が取りごろである。 写真の漬物桶を2年程度使ってきたが、ひび割れが発生し、来年は使用できなくなった。新しい桶を入手しなければならない。
これを機に植え付け場所を少し変えてみよう。

11月23日(木) 天候:晴

今日は少し植付けが遅れていたタマネギの苗を植えた。白、赤合計で約250 本を植え付けた。今年は家人の友人から貰った苗と自分で作った苗で間に合ったので購入はなしである。
9月ごろに試験的に 播種したものもあったが、少し成長が悪いので根切り虫被害の予備として残しておくことにした。
以前より植付け場所を準備して 空けておいたが、野良猫の格好のトイレ場所となり、植え付けたあとも猫がくる可能性があり、少し心配である。聞くところによると 猫は非常にまじめで、一回使用した場所を自分のトイレと決めてその場所を固定するそうである。何らかの対策が必要か。
別の畝が 空いたので、コマツナの種を播種した。秋口に蒔いたコマツナは虫と病気の被害で収穫できそうにないので、再度、挑戦である。 2〜3日もすれば発芽するであろう。

12月2日(土) 天候:晴

先週蒔いたコマツナが発芽した。ビニールトンネルで覆っていたため、少し徒長気味である。ビニールトンネルの両端をめくり、風通しをよくしてやった。
もう少し大きく生育したら、他の場所へも移植する予定である。
やはり寒くなったのでどの野菜も生育が悪いようだ。
先週、心配したタマネギ畑が 猫の被害にあった。糞を隠す習性で植えたタマネギも掘り返され、葉がちぎれ、散々である。
仕方なく寒冷紗の目の大きいもので一部を覆い、猫よけを 作った。猫が別の場所を見つけると、この場所は放棄され安心である。


12月9日(土) 天候:曇り

ホウレンソウがだいぶ大きくなってきた。やはりビニールトンネルの効果は抜群である。日中はビニールをめくり、太陽に当ててやる作業をしているが 今日はあいにくの天気でそのままにしておいた。
話は変わるが、家庭菜園の参考書を読むと、ビニールマルチが非常に有効のようである。畝全体を黒い ビニールで覆い、植付け場所だけに穴を開けそこに苗を植え付ける方法である。
夏場は水分の蒸発を抑え、冬場は地温が下がるのを防ぐ上に、雑草の繁殖を 防ぐ効果があるそうである。
来年は順次マルチ方式に切り替えていきたいと思う。

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