ロンドンの旅はパリの朝からはじまる
前日ナントから戻ったばかりだが、 パリでは 1 泊寝ただけでロンドンに向けて出発する。 ホテルの前のカフェでクロワッサンとカフェオレで朝食をとったあと、 ホテルをチェックアウトし、 荷物を引きずって地下鉄のバスティーユ駅を目指す
途中でポストを見つけ絵葉書を投函するが、 2 つある投函口のどちらもドメスティック用という表示があり悩んでいると、 通りがかったフランス人が英語で話しかけてきてくれて、 速達用となっている方に投函すればよいと教えてくれた。 「どこから来た?」、「日本から」というような無意味な会話をかわして別れる
- ロンドンまではドーバー海峡トンネルを通る国際特急列車ユーロスターで行く。
ユーロスターはパリの北駅 (Gare du Nord) から出発するので、
まずはメトロ Gare Du Nord 駅
(日本風に言えば「北駅駅」かな?
でもメトロの駅は Gare とは呼ばないみたいな気もする)
を目指す
で、写真はメトロ Gare du Nord 駅のホームの駅名表示
- メトロ Gare du Nord 駅の案内板
Sortie というのは「出口」という意味。 上半分の乗り換え案内にユーロスターの案内も出ていて、 パリの全般にいい加減な案内版にしてはめずらしくわかりやすい
- Gare du Nord のホーム
いかにもヨーロッパの中央駅という風情が漂う。 ユーロスターのホーム以外改札口はない。 屋根もドーム状にこそなっていないものの非常に高い。 プラットフォームの高さが低く、 列車との間に段差があるのもヨーロッパの駅の特徴である。 車椅子対策は人力にたよっていて、日本の主要駅より遅れている。 ヨーロッパでは障害者対策が日本に比べものすごく進んでいる という話をする人がいるが、 こういう現実を見て言ってるのだろうか? ちなみに街を歩いても歩道には点字ブロックなどないし、 メトロの駅も階段だらけで自動改札機の幅も狭く車椅子での通行は 全く考慮されていない
- Gare du Nord の正面。
古いデザインで悪くない感じ
- 同じく Gare du Nord 正面を、全体が見えるように斜め方向から
- こちらは実は Gare du Nord の近くにある Gare du Est 駅 (東駅)
正面は Gare du Nord よりややこじんまりした感じだが、駅の規模はほぼ同じ
ちなみに駅名の「北」、「東」は駅のある場所ではなく、 その駅を出発する列車の向かう方面を表している。 私の意識ではイギリスはフランスの西にあり、 ロンドンもパリの西にあるという感じがするのだが、 実際にはイギリスはフランスの北西にあり、 ロンドンはパリの北にある。 ユーロスターが北駅から出発するのは自然なことなのだ
- Gare du Est 駅舎すぐ西側の道を Gare du Nord に向かう途中にある階段。
なんとなくフランスを感じさせていい感じ
- Gare du Nord 駅前にあるメトロへの入口。
メトロの入口は全体的には統一されている感じだが、
中にはこのように古いアールヌーボー調のゲートがついたものもある
- ユーロスターへ向かう改札口。
写真で見えている最初の窓口でチケットのチェックがあって、
さらに奥にもうひとつあるゲートでパスポートのチェックがある。
入国時同様、パスポートは見せるだけで出国スタンプはない
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このサイトに掲載されている写真は主に CASIO EXILIM で撮影し、 ViX で加工されています。
かつて初代 EXILIM EX-S1 を使っていました。 Y シャツの胸ポケットに入るほど軽く、 常用カメラとして優れていますが、 パンフォーカスのため画質がいまいちでした。 2004 年末に EX-S100 に変更、 大きさ、重さともわずかな変更で、オートフォーカス付になり、 メガピクセルを生かせる画質になりました。 さらに 2006 年に入って EX-S600 に変更し、 動画がかなり綺麗になりました。 お勧めですが、すでに売ってないので、 後継機の紹介リンクです
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1999 年 5 月 28 日(金)
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