第六章 開かれた世界へ
第2節 「カンマ+-ed分詞句+ピリオド」になぜこだわってきたのか
〔注6−13〕
これが「難所であることが気づかれていない難所」であることの証を次のような例に見て取れる。《分詞構文》の例として無造作に挙げられている次のような分詞句。
"A boy, coming home from school , saw the accident."
(杉山忠一『英文法詳解』p.419)(下線は引用者)(この文については[2−4]参照)
あるいは、-ed分詞句の制限的後置修飾用法の例として挙げられている次のような-ed分詞句。
"It was her sister Jane, just returned from her walk."(それはちょうど散歩から帰ったばかりの、彼女の姉のジェインであった。) (木村明『英文法精解』p.510)([4−6]参照)
更に、[2−16], [5−1]参照。
(〔注6−13〕 了)
|