「友の会の横のつながりとして、東京・友の会のような会を」という主旨で、昭和52年7月に『芹沢文学研究会』として発足。昭和56年9月より『芹沢文学愛好会』に名称を変更して現在に至っています。月例読書会の他に、芹沢氏に縁のある作家による文芸講演会やコンサートなど様々な会を催しています。芹沢氏自身も84歳の昭和55年6月からほぼ毎回、読書会に出席し、1時間以上にわたり創作の話や会員の質問に答えました。

旧文学館前にて

事務局 : 〒243-0037
  神奈川県厚木市毛利台1-27-11
       鈴木春雄方

代表: 鈴木春雄氏


読書会のテキスト
読書会では、現在手に入れ難い芹沢氏の旧作がテキストに使われたり、読者にはお馴染みである軽井沢の山荘を見学したり、全国的な集いである『我入道の集い』では、日本中の友の会会員との温かい交流が繰り広げられたり、と芹沢文学ファンならば、是非とも参加したい会です。

文芸講演&コンサート
1994年3月20日に行われた『文芸講演&コンサート』

コンサートは、フルートに金昌国氏、チェロに松岡陽平氏、ヴィオラに芹沢氏がパリで義兄弟の契りを結んだ百武源吾海軍大将(『人間の運命』の黒井閣下)の実弟の孫・百武由紀さん、そしてヴァイオリンが芹沢氏の次女朝子さんの娘・野沢裕子さんという芹沢氏に縁の深いカルテットでモーツァルトのフルート四重奏曲などが演奏されました。
また芸講演では、大江健三郎氏が『人性批評家(モラリスト)の文学―芹沢光治良の生涯の独特さ―』と題して講演を行いました。

2003年我入道の集いテキスト


2003年の第16回「我入道の集い」で使用されたテキスト

作品は 『おかしな花婿花嫁』 『をかしな結婚』 が掲載され、
表紙にはエッセイ『問題は結婚の時にはじまる』の原稿が載り、
裏表紙には少女小説『帰らぬ夢』の綺麗な絵が使われています。

※写真はすべて愛好会のご厚意でお借りしたものです。転載、複写はご遠慮ください。