神秘のエジプトスペシャル１０日間
（クラブツーリズム　添乗員：野間ゆか子さん）に参加して


２００９年２月１８日〜２７日

カイロ

２月１８日（水曜日）
１４時２５分定刻にトルコ航空ＴＫ−５１便は成田空港を出発。
エアバスＡ−３４０−４００型機とやや小ぶりな機体。
わずかに空席がある程度でイスタンブールまでの間に２回の食事が出たが、あまり美味しくはなかった。
個人用のモニターが大きめなのが救いだけど、プログラムが少なく長時間のフライトには退屈。
１３時間半の飛行でイスタンブールへの到着は時差の関係で同日の２０時ちょうど。
目的地のエジプト・カイロ行きのＴＫ−１１４２便は２３時２５分出発の予定で搭乗したのだが乗り遅れてしまった人の対応に時間をとられ２４時少し前にイスタンブールを離陸。



　２月１９日（木曜日）
まだ真っ暗なカイロ空港の到着は午前２時ちょっと前。
入国審査の長い行列に並んで、無事に入国して空港を出たのは３時近くになっていた。
さすがにこの時間の道路は空いていてカタラクトピラミッドリゾートまでは３０分くらいだった。
チェックインをして、明日（？）の準備とシャワーを済ませてベッドに入ったのは４時半。
３時間ほどの睡眠で７時半には目が覚めてしまった。
今日のホテルの出発は１０時の予定なのでのんびりと朝食を取り、ゆったりとした時間を過ごす。
外へ出てみると空一面がもやっとしていて霞がかかったよう。
風がすごく強くて砂漠の砂が飛ばされているようだ。まだ砂嵐の季節ではないけれど時期はずれの砂嵐に見舞われてしまったようだ。

　2月25日（水）
エジプトでの最後の観光はエジプト考古学博物館。ホテルを9時30分に出て、20分ほどで、到着。
チケットを買って中に入るが、もうかなりの人で混雑している。
正面玄関前の池にはパピルスが植えられ、蓮の花も咲いている。
パピルスはナイル川上流・上エジプトの象徴であり、蓮は下流の下エジプトを象徴している。
前にこの考古学博物館を訪れた時にはお金を払えばカメラの持ち込み、撮影が許されていたが、今回は持ち込み禁止となっていて入り口の脇に預けなければならなくなっていた。
やはりここのメインはツタンカーメンの墳墓から発見された副葬品の数々。
４重の金箔貼りの厨子、石棺、３重のミイラ型の棺。
棺の顔部分にはツタンカーメンのマスクが。
ミイラの顔を覆っていた黄金のマスクはガラスケースの中で1９歳で世を去ったツタンカーメンの端整な顔立ちを伝えている。