エランはメーターパネルを外さないと作業が困難な所が多く、最初に十分な確認が必要です。スティールボデー車とは異なりアース線がすべて必要です。シート・センターコンソール・左ステップの内張り・メーターの一部・ハンドルコラムカバー等を外してから集中カプラ部分の配線とアース線等を切り離します作業の途中では異常個所やオリジナル回路との違いを確認しながら進めます。配線をつけたままメーターパネルの取り外し。水温計のブルドン管を折らない様に注意。
グラスファイバーボデーの内側が丸見え、グラスの繊維が皮膚に刺さるので注意この時にヒーターユニットの分解検査やヒーターホースを交換しましょう後からの作業は大変です。重そうなワイヤーやワイパーギヤに注油する等、そういった事を同時にしてあげるのが優しい心がけ。
古い配線と新しい配線の比較をします。ここで配線図と比較して増設線やフューズを追加します。
スイッチがパネル裏から木ねじで付いているので後からスイッチ交換等の作業は困難です。スイッチ端子を磨き、内部に接点クリーナーを注入したりし清掃。新品に交換するスイッチも動作を確認します。予めメーターパネルに配線を接続します。
エラン配線次に