機 種 一 覧

ThinkPad 760E -- フラッグシップ(旗艦=最高級)モデルです。
ThinkPad 360CS -- 私が初めて買ったパソコンです。企業向け普及型です。
ThinkPad 360CSE -- 360CSのCPUを強化したモデルです。
ThinkPad 330CS -- Windows 3.1専用モデルです。これも企業向けです。
ThinkPad 750CS -- 古いですが、フラッグシップモデルです。
ThinkPad 701CS -- 分割式キーボードを持つ「バタフライ」です。
ThinkPad 340CSE -- 機能を限定した普及型です。
ThinkPad 365X -- 普及型ですが、360や340と比べるとはるかに高性能です。
ThinkPad 560 -- "Ultra Slim" と呼ばれるモービルマシンです。
ThinkPad 560E -- 560 の改良型です。
ThinkPad 560X -- 560 の改良型です。USBやカードバスがサポートされました。
ThinkPad 380 -- 普及型 365Xの後継で、ぶ厚いマシンです。
ThinkPad 760EL -- 760Eの廉価版です。Mwaveを搭載しません。*2002年10月手放しました。
ThinkPad i1200 -- 個人(家庭)向け i-series の一員です。
ThinkPad T22 -- 現行のミレニアムシリーズ(英字+数字2桁の機種)のフラッグシップです。
ThinkPad T43 -- 一応フラッグシップモデルです。lenovo のロゴが入っています。
ThinkPad X121e -- ネットブックのような外観ですが、トラックポイントの付いた、歴とした ThinkPad です。*稼働中
ThinkPad T42 -- 番号が示すように、T43 の一つ前の機種です。 外観はほぼ同じです。*稼働中
ThinkPad L440 New -- 形式番号が3桁の ThinkPad 新シリーズです。*稼働中

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ThinkPad 760E
TP760画像
仕様
CPU Pentium-150MHz
Memory 16MB(標準)+16MB+16MB
HDD 1GB(オリジナル2GBから換装)
Display 12.1" TFT XGA
その他 3.5"FDD*1, PCカードスロット*2, Mwave(音源及びモデム機能)

  1998年12月新品で購入。同年8月に購入したNEC Versa Pro NXに満足できず、 インターネット上で見つけた 760E をすかさず購入しました。Versa Pro NXはわずか5ヶ月使っただけで 弟の所へ行きました。
  この 760E は1996年のモデルなので現在の目から見るとやや旧式ですが、ThinkPad の700番台の シリーズはIBM社の最高級機であり、760の仲間はスペースシャトルに乗って宇宙でも活躍しています。 コストダウンとは無縁のしっかりした作りに加えて、ジャストA4サイズで12.1"ディスプレイやステレオスピーカを搭載しているところが気に 入っています。 最近のノートパソコンは、ThinkPadの現行の機種も含めて、大きすぎるというのが私の意見です。持ち歩くには A4サイズが限界でしょう。
  長らく Windows 95のまま使ってきましたが、2001年12月、カードバスSCSIカードを使えるようにするため、不本意ながら Windows 98にアップグレードしました。 Linux が同居していてただでさえ余裕のないハードディスクはますます窮屈な状況になりました。この辺のいきさつについては雑感の項に記します。
  強いて欠点をあげるとすれば、CPU の発熱の問題でしょうか。ファンが付いていないので、一定の温度を越えると自動的に動作速度を落とします。 場合によっては自動的にサスペンド状態に入ります。よほど負荷をかけない限りそのようなことにはなりませんが、用心のため BIOS の省電力設定で「オート」を指定しています。以前は「カスタム」-「中速」(90Mhz相当?)を指定していましたが、「オート」のほうが発熱を低く押さ えることができるようです。 また、モデムや赤外線ポートを内蔵しているため、シリアルポートを使うにはいずれかの通信デバイスを 使用不可にする必要があります。私は赤外線を使用不可にしています。

(参考)IBM ThinkPad 760 Computers to Make First Flight


ThinkPad 360CS
TP360画像
仕様
CPU 80486SX-33MHz
Memory 4MB(標準)+8MB
HDD 340MB
Display 9.5" DSTN VGA
その他 3.5"FDD*1, PCカードスロット*2

  記念すべき私のコンピューター第1号です。1996年1月新品で購入。Windows 3.1インストールモデルでした。 世の中では Windows 95 が主流となっていきましたが、私は頑張って Windows 3.1 を使っていました。 Windows 3.1は DOSの制約を強く受けるため DOSの知識が必要ですが、このパソコンには解説書が付属していたので少しずつ 理解を深めていきました。
  その後1998年8月に NEC Versa Pro NX(Windows 95)を購入したのを機会に、取り扱いを合わせるため 360CS も Windows 95にアップグレードして使っていましたが、1999年1月ディスプレイが不調となりました。 代替機として購入した 360CSE (後述)も故障したため、2台の部品を組み合わせて正常な1台を再生することを 考えましたが、分解の方法がわからず、長らく放置してありました。幸いなことに 米 IBMのサイトから ハードウエア保守マニュアルをダウンロードできることがわかり、それを参考にして 2000年6月、360CSE のディスプレイを 360CS に 取り付けることで修復しました。インターネットへの接続やMIDIの再生(この機種は音源を持たないので外付けのMIDI音源を使用)など、 様々な実験を行なった思い出のマシンの復活です。
  それにしても、製品の分解の仕方をインターネットで公表するとは、アメリカはおおらかな国ですね。


ThinkPad 360CSE   (外観は 360CS と同じ)

仕様
CPU 80486DX2-50MHz
Memory 4MB(標準)+8MB
HDD 340MB
Display 9.5" DSTN VGA
その他 3.5"FDD*1, PCカードスロット*2, 音源

  1999年3月中古で購入。前述の 360CS の調子が悪くなった時に、代替機として購入しました。 360シリーズはハードディスクが着脱式なので、360CS のものをはずしてこちらに取り付けました。 CPUにしてもメモリーにしても Windows 95 を動かすにはぎりぎりの値ですが、仕事で使うにはさほど不便はありません。 約半年にわたって職場で活躍しましたが、残念ながら1999年11月にシステムが不安定になり、後述の 750CSに「お仕事マシン」の役目を譲りました。
  このマシンは 340MBしかないハードディスクに Windows 95 のマスターファイル(インストール元となるファイル)をコピーして運用していました。 Windows は何か機能を追加するときに CD-ROM(またはFD)を要求します。CD-ROMドライブを内蔵しない機種では不意にそういう状況になると困りますので、 マスターファイルをハードディスクに入れていたのです。
  360シリーズを中古で購入した場合の注意点としては、256色表示を可能にするために vesa.exe が必要なことです。 このファイルは本体に付属のビデオサポートディスケットに入っていますが、付属品がない場合は 米 IBMのサイトから ダウンロードすることができます。その場合、中に含まれる Windows 3.1用のドライバは英語版ですので日本語の表示はできないようです。(Windows 95で は Windows付属のドライバが自動的に導入されます。)
  追記-- 現在 360CSEのディスプレイ・増設メモリ・ハードディスクは他に転用されており、もはやパソコンとしては機能しません。


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