雑感

2016年以降 2015年以前

ThinkPad T43 と Precise Puppy XenialPup 7.5
ThinkPad T42 と Puppy Linux Slacko Puppy 5.7
ThinkPad X121e と Tahr Puppy Slacko Puppy 5.7 その2
Puppy 4.1.2 における Firefox ファン交換と gstreamer
フォントについて Bionicpup64
ThinkPad T42 と Lucid Puppy Puppy Linux 8.0 (Bionicpup)
Tahr Puppy 64bit 日本語化の試み 「はじめてのLinuxパーフェクトガイド」
Long time no write ThinkPad L440 と Puppy Linux
Puppy Linux 最新版 Fossapup64 9.5
Puppy Studio 3.1 Slacko Puppy 7.0
Lucid Puppy の改良 S15Pup-22.12
LICK F96-CE と BookwormPup New
今更 Google Chrome
Puppy 4.1.2 (2017)
HTML5 動画再生 (571JP)
制限ユーザ spot
Slacko Puppy 6.3.2
Puppy Linux 4.1.2 の改良


2015年以前 2016年以降

2001〜2002年 2003〜2004年 2007年〜2011年
OSについて OpenOffice.org 近況 '07
夏の終わりに 近況 IV 夏の終わりに '08
夏の終わりに II Samba Server 赤外線と Bluetooth
Linux その後 近況 V Puppy Linux
Linux その後 II Linux で ADSL WiMAX の導入
760EのWin98化 近況 VI ThinkPad 撤退
近況 電車でGO!名古屋鉄道編 M$の陰謀
Windows 2000 の導入 マルチメディア 近況など
続・Windows 2000 現況
OE廃止計画 デスクトップから IE を追放する 2015年
近況 II ThinkPad 海を越える Windows10 の導入
Opera について 現況 II X Window と Flash Player
Opera について II
Youtube について
近況 III 2005〜2006年 Firefox と Youtube

OpenOffice.org 再び ThinkPad T43 と Puppy Linux

近況報告 ThinkPad X121e と Puppy Linux

近況報告II 普段使いの Linux

年度末報告 Puppy Linux で年賀状印刷

MPlayer でライブ映像を見る

3G携帯




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OS について

  しろうとの私が「OS について」語る資格はありませんが、日頃考えていることを少し書いてみたいと思います。
  私が初めてパソコンを買ったのは1996年ですが、それまでにも職場のパソコンを仕事で使う機会はありました。 しかし DOS の時代のパソコンは極めて使い勝手が悪いものでした。私は文書の作成にはワープロ専用機を 使っていました。そうこうしているうちに、Windows なるものが登場してパソコンが使いやすくなった、 ということを耳にしました。さらに1995年には Windows 95が発表されて、空前のパソコンブームとなりました。 仕事に必要ということでパソコンの購入を考え始めたのもちょうどこの頃でした。
  1996年に最初のパソコン(ThinkPad 360Cs)を買いました。これは Windows 95 ではなく、Windows 3.1 が インストールされていましたが、当時の私は結構満足して使っていたものです。ただ、Windows 3.1 は DOS の制約を強く受けるので、起動環境ファイル(config.sys と autoexec.bat)の設定にはかなり苦労していました。 しかし、Windows 95/98 を使うようになった今でも、DOSに関する知識は、システムの再インストールをする時や Windows のパフォーマンスを改善するのに役立っています。
  1998年、Windows 98が登場しますが、私はこの年やっと Windows 95を搭載したマシンを購入します。職場には 以前から Windows 95を搭載したマシンがありましたから、それまでも Windows 95 に触れる機会はありましたが、 自分で持つのと、共用のマシンに触れるのとでは全然違います。それと、Windows 3.1のままでは、2世代前の システムということになってしまうので、さすがにこの辺でバージョンアップをしておかなければいけないという 気持ちがありました。
  Windows 95は、もちろん欠点もありますが、おおむねよくできた OSだと思います。特に、かなり低いスペックのパソコンでも 運用できる点を評価したいと思います。加えて、周辺機器を簡単に接続することができる「プラグアンドプレイ」 というしくみが Windows 3.1からの移行を促したと思われます。それから、インターネットの利用が簡単にできる ようになったことも忘れてはいけませんね。Windows 98 や Windows Me はさらに多くの周辺機器をサポートし、障害が起きた ときの復旧もしやすくなっていますが、システム自体がとにかく重い。しかも、OSが強力な省電力機能を持つにいたったため、 旧式のパソコンでは本体内蔵の省電力機能との整合性を保つのが難しくなっているように思います。もともと ThinkPad は すぐれた省電力機能を内蔵していますから、OSがハードウエアの電源管理をする必要はあまりないと言えます。まあ、最初から 新しい OS を搭載したマシンを買えばこのような愚痴を言う必要はないのですが...
  ThinkPad 760Eのハードディスクの区画を設定し直しました。メインのマシンなので、アプリケーションもたくさん 入っていて以前と同じ状態に戻すのに時間がかかりましたが、空いている区画に Linux をインストールするつもりです。 今はやりの Linux も、利用できる周辺機器が増え、使いやすくなるにつれてだんだん重くなってきているようです。 Pentium 以上のマシンを要求します。いずれは Windows と同じ運命をたどるのでしょうか。
2001年8月


夏の終わりに

  前の記事に Linux をインストールするつもり、などと書いたので、その後どうなったかという 質問を受けました。残念ながら、まだうまくいきません。PCカード接続の外付け CD-ROMドライブが Linux に認識されないので、 Windows を使ってインストール元のファイルをハードディスクにコピーしてからインストールを始めましたが、途中で止まって しまいます。
  幸い Windows は正常ですが、Linux をインストールする区画は Linux のフォーマットになってしまったので Windows からは見えなくなってしまいました。外付けのドライブを接続すると、ご丁寧に見えなくなった区画のドライブレターを 飛ばして次のドライブレターが付きます。面白くもあり悲しくもあります。今回は市販のパッケージを利用したので、 サポートが受けられます。急ぐものでもないのでもう少し時間をかけてみようと思っています。
  話は変わりますが、このところマスメディアで「IT不況」という言葉をよく目にします。日本での販売活動を停止した外資系 パソコンメーカーもあります。私も98年以来新品のパソコンを買っていないので、何となく今の状況が分かるような気がします。 (私が買わないから不況に至ったわけではありませんが。)今のところ自分のパソコン環境にあまり不満を持っていないので、 現状のまま推移しているのだと思います。世間では CPUがどんどん高速化していますが、私は動きの激しいゲームなどやりませんし、 DVDを見るつもりもありません。さすがに 486マシンでは時代遅れかな、と感じていますが、Pentium(無印)でもそう不便はありません。 パソコンの話をするときに、CPUの周波数やメモリ、ハードディスクの容量ばかり問題にする人がいますが、私はパソコンの価値は そういう数値だけでは決まらないと考えています。むしろ、大きさとか、キーの配置、全体的なデザインが重要なんですね。
  97年には Windows 3.1でインターネットに接続、98年には Windows 95 の導入、99年には webページの開設、2000年には LAN というように毎年少しずつ前進してきましたが、今年の夏は特に目立った成果もなく過ぎて行こうとしています。Linux のインストールも 残された課題ですが、職場の Windows ネットワークについてもまだ考えなければならないことがたくさんあります。パソコンは本業じゃ ありませんから、マイペースで進めていくことにしましょう。
2001年8月


夏の終わりに II

  しばらく忙しい日々が続いていたのでこのページも更新できずにいましたが、一応 Linux をインストールすることができたので ここに記します。
  市販のパッケージを購入してハードディスクからインストールを試みたものの、CD-ROM 2枚分をハードディスクにコピー しなければならないことが判り、ハードディスクの容量が足りないのでこの計画は頓挫してしまいました。Linux の信奉者が聞いたら 腹を立てるかもしれませんが、少なくとも現時点では実用性の低い Linux のためにわざわざハードウエアを買い替えるわけにはいきません。 以前に雑誌の付録で入手した Red Hat Linux 6.2 で再び挑戦しました。CD-ROM 1枚分をそっくりハードディスクにコピーしてインストールを 開始しました。グラフィカルなインストーラーは使用できず、テキストモードで起動します。日本語の表示もできず、英語でインストールを 進めます。いずれも 760Eのビデオ系が原因と思われます。ビデオチップは 760E のものは Trident Cyber 9385 ですが、Trident の別な型番と 認識され、それ以外に選択の余地がないのでそのまま進めます。ディスプレイは IBMの TFTモニターがいくつか選択肢にあったので、試行錯誤 を繰り返し、ようやく X Window が起動するようになりました。
  英語でインストールを進めたためか X Window でのメニューもすべて英語です。これを日本語に切り替えようとすると、文字化けするので 他にも設定が必要なのでしょうが、今のところ解決していません。Netscape Communicator は日本語の表示はできますが、日本語入力はできません。 日本語入力が可能なのは、kterm という文字ベースのターミナルプログラムだけです。これでは何のための X Window システムなのかわかりません。 利用できる周辺機器としては、今のところ外付け CD-ROMドライブ(Melco CDN-D12X)と PCカードモデム(IBM Push-Pop Modem)だけです。 14.4kbps なので極めて低速ですが、インターネットには接続が可能です。内蔵のモデムは IBM独自の "Mwave" というシステムですから、 Linux 上では動かないでしょう。
  Linux は主にインターネットサーバーの用途で使われていますが、個人ではサーバーとして使う必要はありませんし、ノートパソコンでは 連続運転に耐えられませんから、実用的な価値はありません。Linux の勉強用ですね。
2001年9月


Linux その後

  Linux をインストールしたものの、前述のように、日本語が満足に使えないという問題に直面することになりました。 雑誌やインターネットから情報を収集し、Red Hat Linux 6.2 本体とは別の CD-ROMから Vine Projectによる日本語化のための ファイルをいくつか放り込んだら、ようやく Netscape と Sylpheed(Outlook Express に似たインターフェイスを持つメーラー) で日本語のメニュー表示と日本語入力が可能になりました。ただし DOS プロンプトのようなターミナルから
  # kinput2 &
  # export LANG=ja_JP.ujis
といったおまじないを打ち込まないと日本語対応になりません。DOS/Windows なら autoexec.bat にコマンドを登録するとか、スタートアップ グループにショートカットを登録するなどが考えられますが、Linux にも何らかの方法があるのでしょうか。(*注)
  さて、一応いくつかのアプリケーションで日本語が使えるようになったので、次は印刷です。Linux は基本的に postscript printer に 出力するようになっていますが、データを変換して Windows 用のプリンタにも出力できるようにするユーティリティが用意されています。 自宅のプリンタは Canon BJ F100 ですが、プリンタの選択画面にぴったりのものはなかったので、やはり試行錯誤の結果 BJC-800 の設定で 何とか印刷できるようになりました。
  Linux には様々なディストリビューションが存在し、もっと日本語対応を強化したものも存在すると聞いています。また、最新の ディストリビューションではさらに改良されていると思います。しかし、私の環境ではハードディスクの容量の問題もありいろいろ試すのが 困難という事情もあります。Linux は旧式のパソコンでもきびきび動くはずでした。本当に必要なプログラムだけ残して余分なものをそぎ落とせば そうなるのかもしれませんが、初心者にはそのようなことは分かりません。760Eの 2GBのハードディスクのうち 1.2GBほどを Linux 関係に 割いている現状では、むしろ Windows 95 のコンパクトさが際立ってしまいます。このあたりを克服しないと一般ユーザーへの浸透は難しいのでは ないでしょうか。
  (*注) /etc/sysconfig/i18n というファイルに LANG="ja_JP.ujis" と記述することで日本語環境になる ことが後になってわかりました。
2001年10月


Linux その後 II

  前述のように、Red Hat Linux 6.2 でいくつかのアプリケーションが日本語対応となったものの、いちいち X Window の起動後に 日本語入力や日本語表示を可能にするためのコマンドを打ち込まなければならないのでは使い勝手が悪いので、なんとかならないものかと 考えていました。おそらく言語の設定に関するファイルを書き換えてやればいいのでしょうが、Windows 9x のように GUIで変更できそうにないので、 仕方なくそのままにしていました。
  以前に買った雑誌を読んでいたら Kondara MNU/Linux (1.2)のほうが日本語対応を強化している、と書いてあったので、付録の CD-ROM から インストールしてみました。この変な名前(失礼)のディストリビューションは Red Hat Linux をベースに改良を加えたものらしいです。実は一度 インストールを試みたことがあったのですが、CD-ROM ドライブが認識されなかったのであきらめていたのでした。しかし、ハードディスクからの インストールは試していなかったのでやってみました。余談ですが、すべてのディストリビューションがハードディスクインストールに対応して いるわけではないようです。
  インストールの手順は Red Hat の場合とほとんど同じです。しかし今回はモニターの設定がリストからの選択ではうまくいかず、カスタム セットアップでなんとか乗り切りました。Red Hat と比べると X Window が起動した時点で日本語の表示・入力が可能になっており、日本語対応の エディターや各種ユーティリティーが付属しているので、実用になりそうです。KAPM という電源管理のプログラムが用意されていて、これを使うと サスペンドもOKです。ただし、Linuxではフロッピードライブや CD-ROMドライブを使うには「マウント」という作業が必要なので、Windows 9x と 比べるとやはり敷居は高いという気がします。もともとサーバーを中心に使われてきた OSでセキュリティーを重視するのが Linuxの特徴ですから、 仕方ないのかもしれませんが。
  ともあれ、無償でここまでの機能が提供されるのなら使ってみる価値があります。Netscape には Composer という HTMLエディターもついて いますから文字修飾を駆使した文章も作れるわけで、ワープロ代わりになります。ワープロとインターネットといった家庭での一般的な利用だけなら 無償のソフトだけで間に合ってしまいます。中古パソコンに Linuxをうまくインストールすれば格安のシステムになるわけで、ますます新品のパソコンが 売れなくなる可能性も出てくるでしょう。
2001年11月


760EのWin98化

  最近の家庭向けノートパソコンは、入門機以外は CD-RWドライブを搭載するのが普通になってきたようです。 私の所有するマシンは最新のものでも97年製ですからスペック的にはずいぶん劣ります。普通の人なら新しいパソコンを 買うところでしょうが、私は外付けドライブを追加することにしました。
  2001年12月、外付けCD-RWドライブ(YAMAHA CRW2100-C)と外付けHDD(Melco DSC-40G)を購入しました。CD-RWドライブに カードバスSCSIカード(Ratoc Systems REX-CB31)が付属しているのでデージーチェーン(数珠つなぎ)に しようというわけです。実際、40GBという大容量の ハードディスクの使い道など思いつきませんが、半分の20GBのものでも値段はほとんど同じなので上記機種に決めました。 最近はUSB接続が主流ですが、私のところにはUSB端子のついたパソコンがなかったりします。SCSI接続の外付け機器となると 選択の余地は狭くなります。今のうちに買っておかないと入手が難しくなるのではないかという危機感もありました。
  さて、さっそく 760Eをカードバスモードに切り替えてSCSIカードを差してみますが、ドライバーを入れてもデバイスマネージャで ! マークが ついていて動きません。ドライバーを入れ直したり、カードバスが使う IRQを変更するなどしてみましたが駄目なので、不本意ながら 760EをWindows 98に アップグレードすることにしました。
  Windows 98SEではあっけなくカードが認識されました。USBと同様に カードバスも Windows 95では安定しないのでしょうか。 ただし 760E+Win98では Mwave(モデムと音源をかねる装置)が原因でスタンバイが使用できなくなります。これを修正するファイルを IBMのサイトからダウンロードして入れると問題は解決しました。それでも Windows 95の時よりもスタンバイ(Win 95でいうサスペンド)からの復帰に 時間がかかるとか、ディスプレイタイマーで画面が消えるとキーを2回たたかないと復帰しないとか省電力機能では不満があります。 私としては容量が小さくて済み、起動の速い Windows 95のほうがよかったのですが...
2001年12月


近況

  前回の更新から2ヶ月以上が過ぎました。この間、仕事が忙しかったり、風邪で体調を崩したりしてなかなか更新ができませんでした。 しかし、一番大きな理由は新しい話題がない、ということだったりします。
  職場の無線LANも特に問題なく作動していますし、自分がやることといえば毎日お気に入りの webページを巡回することとメールのチェック、 あとは味気ないですが、仕事でワープロや表計算ソフトを利用するといった繰り返しでした。余談になりますが、私は普段ワープロには Win 3.1に付属の 「ライト」を使っています。つまり Win9x 上に移植して使っているわけですが、「ライト」は何の支障もなく動いています。Win 9xには「ワードパッド」 が付属していますが、これは行間隔を変更できないので使いづらいのです。その点「ライト」は行間隔を3段階で調節できるので便利です。一応、他の 人とファイルのやり取りをするために「一太郎Lite2」も入れてあります。表計算はもっぱら「Lotus 1-2-3」です。「一太郎」+ 「1-2-3」は従来は学校 御用達のソフトでしたが、この業界にもMS化の波は押し寄せてきています。私などは少数派の人間となってしまいました。
  ところで、新しいことがまったくなかったわけではありません。職場に Windows 2000搭載の新しいパソコンが入りました。これまでは Linux が 稼動するインターネットサーバ以外は Win 9x マシンばかりだったので、新しい OSの登場によってネットワークの設定などで少なからず苦労しました。 一方、自分自身は家では主に ThinkPad 760E、職場では ThinkPad 380 を使う毎日が続いていますが、どちらも Pentium-150Mhz, 2次キャッシュ 256KBのマシンなのでストレスなく仕事ができるようになりました。(もちろん仕事そのものからくるストレスは大いにありますが。)もとはとい えば、 無線LANを利用するために Pentium マシンを投入したわけですが、いったん快適な環境に慣れてしまうと元には戻れません。486マシンに触れることが 少なくなってしまいました。
  自分の周りでも Win2k や Win XP を導入する人が出てきました。今後の課題としては、仕事で扱うことになる Windows 2000の勉強ですね。 ひょっとすると自宅に Win2kマシンを1台仕立てることになるかもしれません。
2002年3月

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