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ボードウォーク／名もないビーチ（2003年５月４日） |
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後楽園ゆうえんち■パンを焼いて、目玉焼きを作り、朝ごはん。ついでにパンにマスタードをぬって、ハムとレタスをはさんでサンドイッチを作り、ふたつきボウルにいれてお出かけ。きょうの行き先はSanta Cruz。海沿いのリゾート地だ。Boardwalk」という遊園地があるらしい。 朝10時に着いたら、遊園地の営業は11時からだった。しょうがないので、ゲームセンターでエアホッケーをしたり、波止場の先端まで歩いたり、ビーチを散策したりして時間をつぶす。砂浜でビーチバレーに興じる人が大勢いるあたり、いかにもカリフォルニアだ。はるかは凧揚げ、みらいはお砂遊びに熱中し、何もしなくてもけっこう楽しそうだ。だけど、寒いんですけど。雨がぱらついてるんですけど。 そうこうしているうちに遊園地がオープンする。ここは、うーん、後楽園ゆうえんちって感じかしら。同じカリフォルニアでも、ロサンゼルス近郊には派手なテーマパークがたくさんあるのに、北側のサンフランシスコを中心としたエリアの遊園地はどうも垢抜けない。 ミニジェットコースター（子供たちの身長制限で大きいのは乗れない）、お化け屋敷（日本と感覚が違うせいかぜんぜん怖くない）、カリブの海賊のぜんぜんリアルじゃないバージョンみたいなアトラクションなんかに乗ったけど、やっぱりしょぼいかも。 それでも入園は無料だし、ぜんぜん待ち時間がないから、それはそれでいいんですけど。ただ、寒いんだよなあ。 サンドイッチを食べつくして、まだおなかがすいていたこともあって、フィッシュ＆チップスを食べる。寒いときには、これでしょう。こんなの食べてると、ここがカリフォルニアだとは思えない。 何を食べようが暖かいコーヒーを飲もうが、寒いものは寒い。駐車場が８ドルもしたから、1日いようと思っていたのだけれど、寒さに負けて３時すぎには退散したのであった。（５／４） |
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名もないビーチ■Boardwalkを出て、北に走る。どこへ行くのか聞いたところ、「名もないビーチだ」という答えが返ってきた。なんだい、そりゃあ。というわけで、ほんとはなんか名前があると思うけど、しょうがないのでここではこの呼称を採用する。ハイウェイ脇に車を停めて、車がびゅんびゅん通るハイウェイを横切り、道なき道をかきわけ、線路を横切り（もちろん踏み切りはない）、雑草が生い茂る斜面を下りたら、砂浜があった。 ここは風が強いので、凧揚げに最適だ。はるかが糸をもち、つれが凧をひょいと風に乗せてやったら、揚がる、揚がる。凧はたちまち豆粒のように小さくなってしまった（写真に凧の糸が写ってるでしょ？）。チャーリー・ブラウンもここで凧揚げをすべきだね。 みらいはあいかわらず砂遊びに熱中。バケツに砂をくんでひっくり返して、富士山だのふつうの山だのを作っていた。こいつらを遊ばせるのは、こういう名もないところでもいいんだよね、きっと。 夕食はコリアンレストラン。石焼ビビンバを頼んだ。うまかったー。カリフォルニアでも石焼きが食べられるとは思わなかった。（５／４） |
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