電子メールは、インターネットのアプリケーションとして広く使われています。ところが、電子メールの実習を行う場合、問題点が数多くあります。
・メールアドレスの配布
学校で配布する→管理や設定の問題
無料メールアドレス→プライバシーの問題
校内だけで利用できるメールアドレス→返事が来ない
・利用環境
OutlookExpress→パソコンが共用の学校ではレジストリなどに記録が残り利用しにくい
環境復元ソフト→利用するごとに設定が必要
・授業展開
すぐに返事が来ない→送るだけ、返信するだけの授業になってしまう
メールのマナー→座学で教えてから実習
これらの問題点をクリアし、フリーウエアと一般的なコンピュータ室の施設を利用して、実際に電子メールをやりとりしながら、電子メールのマナーや問題点について学ぶことができる実習授業を行います。
- 授業全体の流れ
- 生徒の作業とそれに対する指示をまとめました
- メールサーバの設定
- BlackJumboDogの利用設定とメールアカウントの設定をします
まとめてアカウントを設定することもできます
- 返信内容の作成
- 生徒へ返信するメールの本文をあらかじめテキストファイルとして作成しておきます
- 先生機の設定
- OutlookExpressの[メッセージのルール]をうまく使って
生徒に自動的にメールを送信します
- 生徒説明用ページ(nPOP−Q版)
- メール送受信のための説明です
これ以降は返信メールで作業を指示します
フロッピーにダウンロードしインストール
→起動
→初期設定
→メールの作成
→メールの受信
KDUMailを使う場合はこちら
OutlookExpressを使う場合はこちら
- 注意事項
- スムーズに授業を行うために必要な注意事項をまとめました
- 授業公開
- この内容で2003年1月27日に授業公開を行いました
参加された方の感想です
- 授業実践の発表
- 日本文教出版ICT−Education17 「電子メールの利用」授業実践
- 神奈川県高等学校教科研究会・情報部会研修会
- 学研 NEW教育とコンピュータ2003年8月号 掲載文はこちら
|