紅葉の名所ポイント・ガイド



紅葉の名所77ヵ所です。沖縄県を除く46都道府県に1ヶ所以上入っています。紅葉の見頃は毎年違いますので、詳細は現地にお問い合わせください。

県名場所
北海道

1.大雪山(火山帯の紅葉)
青森県

2.十和田湖および奥入瀬渓流(湖と渓谷の紅葉) 3.法量のイチョウ(樹齢1000年以上)
岩手県

4.シダレカツラ(枝が垂れ下るカツラは他に例がない)
5.実相寺のイチョウ(雄株でありながら一部に雌株の花が咲く)
6.長泉寺の大イチョウ(樹齢1100年)
宮城県

7.雨乞のイチョウ(形が良い)
8.苦竹のイチョウ(無数の乳柱)
秋田県

9.八幡平(高原一帯)
山形県

10.早田のオハツキイチョウ(葉の主脈に雌花を生じ結実)
福島県

11.裏磐梯高原(大小200の湖沼) 12.赤津のカツラ(有数の巨木)
13.中釜戸のシダレモミジ(ヤマモミジの枝垂れは珍しい)
茨城県

14.白幡山八幡宮のオハツキイチョウ(巨木)
栃木県

15.竜頭の滝(鮮やかな紅葉)
群馬県

16.尾瀬(すばらしく美しい) 17.芳ケ平(油絵を見るような紅葉)
埼玉県

18.中津川渓谷(断崖に紅葉)
千葉県

19.千本イチョウ(江戸時代からある名木)
東京都

20.善福寺のイチョウ(空襲の跡が残る)
神奈川県

21.三渓園(富豪の庭園)
山梨県

22.西沢渓谷(水面に映る紅葉) 23.上沢寺のオハツキイチョウ(雌株)
24.本国寺のオハツキイチョウ(雌株) 25.八木沢のオハツキイチョウ(雄株)
長野県

26.上高地(北アルプスの中心) 27.乗鞍高原(ナナカマドの名所) 28.新野のハナノキ自生地
新潟県

29.奥只見(ダムの水面に写る)
富山県

30.立山(雄大な山容) 31.黒部峡谷(日本随一の渓谷美) 32.上日寺のイチョウ(巨木)
石川県

33.兼六園(日本三名園)
福井県

34.万徳寺のヤマモミジ(庭園内) 35.杉森神社のオハツキイチョウ(全体の3割が御葉付)
岐阜県

36.白山神社のハナノキおよびヒトツバタゴ(傾いた老木)
37.飛騨国分寺の大イチョウ(樹勢旺盛な巨木) 38.越原ハナノキ自生地(自然のまま保存)
39.坂本のハナノキ自生地(樹高約25m) 40.釜戸のハナノキ自生地(枝先から紅葉)
41.富田のハナノキ自生地(樹高約18m) 42.楓谷のヤマモミジ樹林(大矢田神社は昔からのモミジの名所)
静岡県

43.寸又峡(南アルプス随一)
愛知県

44.香嵐渓(4000本のカエデ) 45.川宇連ハナノキ自生地(樹高25m)
三重県

46.赤目四十ハ滝(滝が連なる) 47.御在所岳(紅葉と白い花崗岩)
滋賀県

48.北花沢のハナノキ(巨木) 49.南花沢のハナノキ(巨樹)
50.了徳寺のオハツキイチョウ(巨樹)
京都府

51.嵐山(世界的な景勝地)
大阪府

52.箕面公園(モミジのテンプラが有名)
兵庫県

53.糸井の大カツラ(樹齢1000年)
奈良県

54.長谷寺(モミジの名所)
和歌山県

55.瀞峡(天下の景勝地)
鳥取県

56.打吹公園(一帯を5色に染める)
島根県

57.海潮のカツラ(カツラ雄株の巨木) 58.竹崎のカツラ(ご神木)
岡山県

59.菩提寺のイチョウ(名木)
広島県

60.宮島紅葉谷公園(厳島神社)
山口県

61.竜蔵寺のイチョウ(樹高約50m)
徳島県

62.乳保神社のイチョウ(乳柱が垂れ下る)
香川県

63.寒霞渓(日本三大渓谷)
愛媛県

64.面河渓(石鎚山の南麓)
高知県

65.平石の乳イチョウ(50本を超す乳柱)
福岡県

66.鎮西村のカツラ(巨木)
佐賀県

67.下合瀬の大カツラ(巨木) 68.有田のイチョウ(巨木)
長崎県

69.雲仙岳(島原半島中央部)
熊本県

70.下の城のイチョウ(乳瘤多い) 71.下田のイチョウ(酒蔵の間にイチョウの巨木)
大分県

72.耶馬溪(奇岩)
宮崎県

73.高千穂峡(渓谷美) 74.下野八幡宮のイチョウ(巨木) 75.田原のイチョウ(樹高45m) 76.去川のイチョウ(九州一の巨木)
鹿児島県

77.曽木の滝公園(東洋のナイアガラ)
沖縄県



(ご参考)

カエデとモミジの区別・・・カエデとモミジは植物学的にはどちらもカエデ科カエデ属に含まれ区別されない。紅葉の美しいカエデのことをモミジと呼ぶ。園芸界では葉の切れ込みの深さで区別しており、深いのがモミジで、浅いのがカエデ。

ハナノキ・・・ハナノキ(花の木)はカエデの仲間で、中部地方(長野、岐阜、愛知、滋賀)の限られた地域にしか分布せず、木の数も少ない。春、葉の出る前に紅紫色の花を咲かせ、黄緑色の若葉から緑色へ、そして秋には紅葉と美しく移り変わる。環境庁が1997年に発表した「日本の絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト(植物に関するレッドリスト)」では、「絶滅危惧U類(絶滅の危険が増大している種)」となっている。

イチョウ・・・裸子植物で雌雄異株である。花は雌・雄花とも4月に短枝上の葉の間につく。花粉は心皮につき、9月になって受精し、10月に種子になる。

オハツキイチョウ・・・普通のイチョウは雌花が長枝先端に2個つくが、オハツキイチョウは葉の縁辺につく。その名の通り葉の縁に実がなる奇態を示す。「御葉付」と書く。

カツラ・・・わが国特産の落葉広葉高木であり、雌雄異株である。春、葉に先立って花を咲かせる。