「CAPITALISM : A LOVE STORY」
(邦題「キャピタリズム、マネーは踊る」)

(メールマガジン2010年1月から)

「CAPITALISM : A LOVE STORY」(邦題「キャピタリズム、マネーは踊る」)
(脚本・監督・製作:マイケル・ムーア、2009.12)http://capitalism.jp
 金融危機をきっかけに、生涯の主題である資本主義を描く

 米国にアフリカ系大統領が就任(2009.1)して1年が経ちました。バラク・オバマが目指す「チェンジ」は、全国民を対象にする医療保険制度は阻まれて、対象年齢を高齢寄りに絞り(cf.マイケル・ムーアが前作「シッコ」で描いた米国医療の貧困)、
イスラエル問題の和平仲介は、取り組む姿勢は示したものの頑ななイスラエルのために予想通り進まず、アフガニスタンは既定路線を追認する増派に止まり、
他方、金融危機は乗り越えたものの、金融資本主義が復活しようとする一方、住宅差し押さえ・失業率など貧富格差の是正、産業の再興は見通しが立ちません。
 日本の政権交代後のマスコミの安直・形式的な政権批難のような物でなく、一人一人が問題の内容と解決策を考えることが必要です。
 そして日本と世界の在り方を、「猛獣型資本主義・市場原理主義」から「富国有徳・修正資本主義」へ、明確に軌道修正することが必要です。
 世界をより良く変えられるか?それは鏡の中の貴方、私次第(man in the mirror)

1 どんな映画?
 監督は、あの太った身体で突撃取材をするが、実はメジャーな賞を多く取った巨匠である。1989年「ロジャー&ミー」(GM工場での大量解雇)で全米批評家協会賞、1995年「TV NATION」でエミー賞情報シリーズ部門最優秀作品賞、2002年「ボウリング・フォー・コロンバイン」(米国銃社会の問題点)でカンヌ映画祭特別賞・アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞、2004年「華氏911」(911同時テロ後の米国とブッシュ政権)でカンヌ祭最高賞パルムドールを受賞した。
 その他、2007年「シッコ」(米国医療の貧困)など、米国の問題点を取材し映画にするカメラを持ったジャーナリスト。社会性ある題材というに止まらず、「目からウロコ」の娯楽性?も兼ね備えて興行的にも好成績を上げている。
 映画の副題は「A LOVE STORY」、金を心から愛する超富裕層が自分の金だけでは飽き足らず人々の金を巻き上げる金融工学という仕組みを作り、政権に深く入り込んで法律・人事を意のままにして、富を独占した経過を明らかにする。
 それは余りにえげつない犯罪で、監督はウオール街のビルに「犯罪現場・立入禁止(CRIME SCENE DO NOT CROSS)」のテープを張り巡らす。監督は「自分一人では戦い切れない、皆も一緒に」と呼び掛け、最後に流れるあの歌は・・・インターナショナル。
 (以下、引用は映画パンフレットから)

2 良い資本主義?悪い資本主義?
(1)「資本主義は一定の間、人々の生活を改善する」、監督の父は1950年代にGMの従業員で「幼少時からマイホームがあり、車を持ち、夏に旅行し、組合保険で医療費は無料で、大学に借金なしで進学し、積立年金があった」。
(2)米国民は富裕層に敵対しないで来た、「いつか自分も金持ちに」と「努力を続けていれば、いつか金持ちになる機会がある」と1人1票を持つ選挙民は信じて、米国社会システムを支持してきた。
(3)監督は映画製作を通して、どの作品でも結局「米国経済の深刻な間違いや不公平さ」に行き着く。
 1989「ロジャー&ミー」GMの解雇に揺れる故郷をドキュメント、2002「ボウリング・フォー・コロンバイン」米国銃社会の問題点、2004「華氏911」同時多発テロ以降の米国社会と政権の実態、2007「シッコ」米国医療の貧困。
(4)監督はカトリックの神学校に通ったことがある。監督の問い掛けに神父は答える「資本主義は万人に幸福を与えてはいない、それは資本主義の原理だろう」。
 また米国憲法を改めて見ると「一般の福祉を推進」と書いてある。なぜ現実はそうなっていないのだろう?
(5)メディアは「銀行証券会社が悪い」「金融派生商品が悪い」「FRBが悪い」など言うが、「本当の問題は資本主義自体」「機能しない(強欲な)公平でない経済システム」だということを、さあ話し合おう!!

3 資本主義→市場原理主義・金融資本主義→犯罪「プルトノミー(Plutonomy)」
(1)今、起きていること
(ア) 「コンド・バルチャーズ」(=マンションのハゲタカ!!)という不動産業者は、差押え住宅を転売して儲けている。住宅ローン返済滞納の強制執行には、警察官が出動する。
 (引用者注:もともと住宅バブルで価格上昇を前提に、返済できる収入がない人に、金利が上がっていくローンを貸して、その債権を証券化商品に仕立てて格付け保証を付けて世界の投資家に売ったのが、住宅バブル終了・ローン延滞率上昇で暗転したのが金融危機。)
 「住宅ローンの漸増金利による差押え」をする一方で、政府要人等に「VIP低金利」を提供していた。VIPの中にはウオール街を監督する議会委員会の議員も居た。
(イ) 少年犯罪者を更生する施設を民営化した。施設の運営会社は、満杯にしないと儲からないので、判事に有罪判決を出すよう働き掛けて利益提供した。
(ウ) 職業としてパイロットに憧れて苦労して資格を取って成ったが、雇用契約は非正規で年収200万円。その人の操縦が乗客の命を左右する。
(エ) 会社が従業員に死亡保険を掛けている。労働災害や過重労働で死んでも、会社は儲かる。元は「余人に代えがたい重役や研究者等」に掛けたものを、(保険業界の要望による税優遇策で)取替え可能な一般従業員にも拡げた。その名前が「Dead Peasants Insurance(死んだ貧農の保険、cf.ロシア農奴)」!!一般労働者を「ぺザント」(貧農)と呼んで憚らない、強欲を隠そうともしない感覚!!
 米国軍隊の兵士と同じく、死亡は補充方法が課題になるだけの会計上の損失(ロス)に過ぎない。
(オ) 監督が大学生のときは給付型の奨学金・助成金があり、足りない分は大学が利子1%ほどで貸付けて払えるときに返せば良かった。今は入学式にクレジットカード会社が勧誘の机を並べて、学生はローン返済に卒業後20〜30年も追われる。早く返済するには科学技術産業(や教師)でなく金融機関・ウオール街に就職するのが有利。
(2)ウオール街による国の掌握
(ア) 1980年11月、レーガン大統領が投資銀行メリルリンチの会長を財務長官にした。富裕層減税し、労働者賃金凍結、解雇、組合解散等した結果、平均株価は1371%増加し、これを担ったCEOと労働者の報酬差は649%に拡がった。
 (引用者注:金融資本主義の投資指標である株主資本利益率(ROE)の計算式では、工場・研究投資や賃金を削れば数字が上がる。この結果、実業・産業の解体が進む。産業技術によって付加価値を生産するのでなく、マネーゲームで人の資産を取り上げることが唯一稼ぐ方法である金融資本主義に至る。)
 監督の父親が働いていたGMは倒産して、工場があった場所は更地になっている。
(イ) 政権内部のゴールドマンサックス出身者が、超富裕層がいっそう富む法改正を進めた。
 (引用者注:日本で言えば大手銀行の経営者が、経済産業省や財務省・金融庁・日本銀行に入るようなもの。)
(ウ) 401Kは、国民の金を取上げるために株式市場に取込む仕組み。
 (引用者注:米国の金融資本・投資家が日本の個人金融資産をマネーゲームで取上げるために、公開株式にさせるのが郵政民営化の目的。)
(エ) 住宅ローン返済の延滞率が上がると、大手金融機関のCEOは売り逃げ等で巨額の報酬を得た。2008年9月15日金融危機表面化後の金融救済法案では、ゴールドマンサックス出身の財務長官らが不良債権への税金投入法案を通した。
(3)犯罪「プルトノミー(Plutonomy)」
(ア) シティバンクの極秘メモは「米国の体制はもはや民主主義でなくプルトノミー」と言う。それは「底辺の人々95%の合計より多い富を、1%の富裕層が所有して、更に制度上独占的に利益を得る社会」。
(イ) 米国民は富裕層に敵対しないで来た、「いつか自分も金持ちに」と「努力を続けていれば、いつか金持ちになる機会がある」と1人1票を持つ選挙民は信じて、米国社会システムを支持してきた。
(ウ) 原題「CAPITALISM : A LOVE STORY」は「自分たちの金を愛す富裕層」それに止まらず「人の金も愛して取上げるために手を尽くす富裕層」の話。
 合法化した強欲システム(猛獣型資本主義)。ピラミッド頂上の少数が大部分の金を得て、その他の人間は奴隷になるシステム。テーブルに10切れのパイがあり、1人が9切れを得て、残りの9人が1切れを奪い合うのは間違いだ。
(エ) 医療保険会社は「株主の利益」のために、治療申立てや医療費支払いを契約外の内容だと却下する。それは米国制度では非合法ではなく、むしろ法律が要求している。つまり制度の中に強欲をチェックする倫理コードが無い。
 (引用者注:米国では病院も医療保険も生命保険も営利会社が運営しているため、金儲けの手段になっている。患者や保険契約者の利益よりも「株主の利益」が優先する仕組みになっている。これまで日本では医療・病院経営は非営利が基本で、原則として株式会社は経営できない。医療保険(健康保険)も非営利・公的保険で、生命保険も生命保険相互会社で非営利だが、保険業法改定により株式会社化が始まった(第一生命は22年4月1日から)。所謂「株式市場からの資本調達」の結果、「保険契約者の利益」から「株主の利益」へ転換していく。「支配的な株主」という問題が生じる。
つまり、民主主義は1人1票だが、株式は1人で過半を持つこともできるから、株式会社による企業統治は民主主義ではない。)

4 マイケル・ムーアの金融危機対策案(参考)
  (1)金融危機:2008年9月15日米国第4位証券会社リーマン・ブラザース破綻、第3位メリルリンチをバンク・オブ・アメリカが救済買収、16日FRBが第1位保険会社AIGに緊急融資、21日第1位証券会社ゴールドマン・サックスと第2位モルガン・スタンレーが救済を受けるために銀行に経営形態変更。
 米議会の救済法案、7千億ドル(63兆円)公的資金投入案は29日否決、修正案が10月3日可決。平均株価は史上最大の下げ。
(2)上記可決の前、10月1日に監督は対案を公表した「ウオール街の混乱の収め方(Here's How to Fix Street Mess)」(抜粋)。
(ア) 今回の危機(強欲システムの結果)を招いた者を犯罪者として起訴する
(イ) 救済資金は強欲システムから利益を得た富裕層が負担する
(ウ) 救済資金を銀行に渡すのでなく、自宅の住宅ローンを払えない立ち退きを迫られている者に直接渡す
(エ) ウオール街と銀行の規制を撤廃した法律を廃止する
(オ) 巨大に成り過ぎて破綻すれば国の経済を左右するような企業は分割する
(カ) 経営者の報酬は従業員賃金の40倍以内にする(1980年45倍、2008年400倍、英国28倍、日本17倍)

5 反攻へ
(1)1936年のGMストライキに対して、(ニューディール政策で著名な)ルーズベルト大統領は軍隊を派遣した。彼らは労働者を背にして外に銃を向けた。それは警察が労働者を襲撃しないように守るためだった。
(2)米国では資本主義を批判すると「君は社会主義か」となる。今に適った新しい理念、倫理コードを考えるべきだ。
(ア) 100年前にあった討論「児童労働の是非」、当時の善意ある人は「工場を安全にして、学校に通えるようにすれば、12歳を働かせてもいいだろう」と。
(イ) 寛大な奴隷所有者は「足枷をはめず、鞭で打たず、住まいと食事を与え、学校・教会を建てた」。
(ウ) 女性が投票権を持ったのは80年ほど前。

6 金融資本主義の誤りは「会社は株主のもの」と考えること VS 「社会貢献する会社」
(1)メールマガジン通刊56号から、「リストラなしの「年輪経営」いい会社は「遠きをはかり」ゆっくり成長」(塚越寛、光文社、2009.2、@1400)からの引用
 【会社は何のためにあるのか】
1)「本来あるべき姿」は「社員を幸せにする会社を作って」「それを通じて社会に貢献する」こと(p4)
(p15)。米国型の経営手法は、人を幸福にしない(p22)。
2)「会社の成長」は「社員が前より快適(な職場)になった、前より幸せになったと実感すること」、「売上げも利益も、社員を幸せにする手段で、目的ではない」(p32ーp35)。
 「社員(引用者注:人)が幸せになる」会社を作る(p57ーp117)。
3)人件費はコストではなく「会社の目的」(p58ーp61)。
 正社員から派遣社員への切り替え、非正規社員の首切りをして企業業績が回復しても、世の中の人は不幸になるという結果。例えば親族・友人で起業したら人件費は少ない方がいいとはならない、働いて報酬を得て幸せになることは起業の目的。利益を上げるなら、手っ取り早い人件費コスト削減でなく、労力を掛けて商品・サービスの付加価値を高めて、適正な価格で売る。
 リストラはどうにもならないときの最後というのは経営者の基本的な倫理観。
4)「社員の幸せ度」、社会は価値観を変えて儲けランキングでない「新しい物差し」が必要。取引先、顧客、日本、世界の幸せへの貢献度(p178ーp181)。
5)社員のモチベーションを上げるのは「幸せ感」(p70ーp73)
 穏やかな人間関係の中で、自由にのびのびと仕事ができる職場。尻を叩かれたり管理されるのでなく、自分を律しながら、向上心を持ち目標に挑戦していく。職場環境や福利厚生制度を整えて幸せ感、安心感を持てるようにする。
? 人は心の底では正義感を持っている。会社が「世のため人のため」になれば、頑張って働く。
(2)メールマガジン通刊55号から、「21世紀の国富論」(原丈人、平凡社、2007.6、 @1400)からの引用
 【米国型企業統治が産業を衰退させた/米国金融資本主義(ギャンブル資本主義)の誤り】
1)企業目的が「売却益のため短期間に株価を上げること」になった
(ア) 「短期的に株価を吊り上げて売り抜ける」VS「出資企業の株式を長期的に持ち成長を見守る」
 米国流の企業統治(コーポレート・ガバナンス)が「企業は株主のもの」という間違った考え方を突き詰めた結果、企業目的は「売却益のため短期間に株価を上げること」になった。
(イ) CEO(最高経営責任者)ゴロ
 「短期で売り抜ける株主」とストックオプション(将来の自社株を現在の価格で買う権利)を持つCEOが企業を蝕む。
 外部から来るCEOは、必要以上のリストラ・将来負債の引当て等で特別損失を計上して、株価を下落させた底値でストックオプションを行使する。
 リストラ・IR(広報活動)で「見かけ上の再建」をすれば株価が上がり、CEOは濡れ手に粟の所得を得るが、「企業や社会に有用な何か」は生み出さない(p59ーp65)。
(ウ) 「株主・CEO・社外取締役」が一体になり短期利益を求めて会社・産業を衰退させる/米国型企業統治・金融資本主義
2)新技術を生み出す会社統治・資本の仕組み
 「米国型企業統治の誤り」「産業衰退」の核心は、「会社は株主のもの」と考えること
 本来の企業目的、株式公開企業は「有用な製品・サービスを提供して社会に貢献する」のが目的で、「株主の利益はその結果に過ぎない」。企業は従業員や顧客、仕入先を含むパブリックなもので、「株主のもの」ではない。長期の株主ならともかく、短期で売り抜ける株主のものでは絶対にない(p22)(p58ーp60)(p135ーp136)(p176)。
 「消費者に製品・サービスを提供し、従業員を幸せにし、地域社会に還元する」ことが目的で、本来の企業価値(p45)。
 「産業を通じて雇用を作り、人々を幸せにするための新しいルールが必要」(p58)。
 「理想的なコーポレート・ガバナンスに必要なのは、経営している人々の理念」(p136) (p176)。
3)社会のあり方の変更/目的と手段の転倒を正す
(ア) 企業公開でビリオネア(億万長者)を生むが、アメリカンドリームの「金持ちになると幸せになれる、幸福の定義」に問題がある。金が無いと惨めだが、金で買ったもので自分は満たされない。
 「何が幸せで、何を人生の目標にすべきか」考え直す時期に来ている(p182ーp183)。
 「金持ちになると幸せになれる」と信じ込ませる米国型価値基準に代える、新しい価値判断の基準・価値観を作って、日本から世界へと、(新技術とともに)発信したい(p184ーp185)。
(イ) 「会社・企業は、仕事を通じて生きがいを作り、結果として個人がお金や社会的充実感を得る」ためにあり、「人間が幸せになることが一番の目的だが、お金を目的に取り違えて、その考え方が個人・社会に拡がるのが現在の資本主義の欠点」
 「何をやりたいのか、何を一番重要と考えるか、理念、理想を忘れてしまってはいけない」(p205ーp207)。

7 引用者の考察:日本型価値基準/会社統治、国造りの価値観
(1)企業・会社統治について、「CI(コーポレート・アイデンティティ)」の復活・推奨
 CIは、少し前に企業で流行だった。民間会社で働く基本は営利追求なので、「社会との関係で何故働くか」という理由は自分で設定しないと無い。それが無いと、定型的業務(ルーティン)以外の部分、プラスアルファーが出て来ない。会社の共通の意識が無い状態になる。例えば食品会社が「金儲けの○○会社」でなくて「健康に貢献する○○会社」と会社の理念を出す。中期運営計画の改訂作業等の中で策定する。
【Corporate Identity 略称:CI
 企業が持つ特徴や理念を整理し、簡潔に表したもの。一般顧客からみて企業を識別できる、その企業に特有のもの。また外部に公開することでその企業の存在を広く認知させるマーケティング手法。基本要素は以下の3つから成る。「登記社名や商標」「シンボルマーク、デザイン化した文字列」「企業のキャッチコピー、経営理念を表す簡潔な言葉」。】
(2)国造りの価値基準・価値観について、「富国有徳・修正資本主義」
 「富国強兵」ではなく、世界に貢献する「富国有徳」、「人間は協力して生きるべきだ」。
 また資本主義を放任すれば「好況と不況を繰り返す」から、公共事業で需要を作り出したり金利政策、為替政策でいつも修正しながら社会が破綻するのを回避する他ない。結局、経済学上は、修正資本主義としてしか存続し得ない。
 方法論としての純粋資本主義はいち早く1929年(世界大恐慌)に破綻している。「見えざる手」の「神」は資本主義の修正(=修正資本主義)を人に命じたのだ。それは「他人を蹴落とす」ために命じたのではなく、「より多くの人が幸せになる(=諸国民の富)」ために命じたのだろう(cf.p184ーp185)。

8 (参考、補足)引用者のWebサイト
(ア) 「究極の目標」http://www.hi-ho.ne.jp/t1997/m-kyuukyokunomokuhyou.htm
(イ) 「米を食う虫、美しい明日」http://www.hi-ho.ne.jp/t1997/m-utukushiiasu.htm
(ウ) 「市場経済の選択」http://www.hi-ho.ne.jp/t1997/m-shijoukeizainosentaku.htm

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