XLマップとは	1 準備	2 トレース	3 道路へ変換	4 仕上げ	5 Faq/Tips
シートの白塗り   シートを半透明化   貼り付け用の下絵の準備 下絵の貼り付け 地図利用の法的制限

　お絵かきに備え、エクセルのセルの線を消しましょう。

　ＸＬマップ2010の場合は、 を押すだけです。

　

　Ver 0.3以前の場合は、以下の手順で消します。

　シート左上の角をクリックしてシート全体を選択し、図形描画ツールバーの を押して、色パレットを表示させます。　「塗りつぶしの色」パレットで、白を選択し、シート全体を白く塗りつぶします。

　白以外の色を背景色に設定することもできます。

 

※　色パレットは を再度押すと、非表示に戻ります。

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　XLマップは、ボタン一発でエクセルのシートを半透明にできます。Googleマップなどを透かして直接トレースすることができ、精度の高い地図を手軽に作成することができます。

 

　まず、GoogleマップやYahoo地図などで、トレースしたい部分を好みの拡大率で表示しておきます。

　次に、XLマップを起動したエクセルで、地図作成用に空白のシートを表示して、図形描画ツールバーの 　を押します。シートが半透明になり下に表示されている地図が透けて見えてトレースできるようになります。

　シートの不透明／半透明は、 を押すたびに切り替わります。

　なお、ネット上の地図を記号や色などを含め完全に複製すると、著作権侵害に当たることがあります。あくまで位置関係などの参考に留めるようにしましょう。（→法的注意事項）

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　大きな地図や複雑な地図を時間をかけてトレースする場合は、地図を下絵としてシートに貼り付ける機能を使います。 

 

�@　取り込み　…　下絵となる画像ファイルを用意します。
紙の地図をスキャナで読み取るか、ネットで公開されている地図をダウンロードします。Googleマップなどのほか、国土地理院基盤地図情報/縮尺レベル25000(右図)が便利です。

　　ネット上の画像は、次のいずれかの方法で保存しておきます。

ア) ブラウザ上で図を右クリックし、ポップアップメニューで「名前を付けて画像を保存」を選択して保存。 イ) 上記の方法が使えない場合は、ブラウザで図を表示した状態で PrintScreen キーを押して画面をコピー。ペイントを立ち上げ、メニューの[編集]−[貼り付け]で貼り付ける。（Googleマップなどの場合）

　　国土地理院の基盤地図情報はダウンロードすると縮尺が上下につぶれますので、下記�Aの要領で上下を１２８％程度に伸ばして使います。
　 また、この基盤地図情報はPNG形式の画像ですが、PNGは下絵として読み込めないので、以下の要領で必ずGIF、JPEG、BMPに変換して保存してください。

�A　トリミング　…　保存した画像をペイントで開き、トレースしたい範囲にトリミングします。エクセルに読み込んだとき重くなるので、適当に縮小します。横幅をおおむね500〜800ピクセル程度にします。
　 国土地理院の基盤地図情報(縮尺レベル25000)などで、縦横比を変更したい場合は、メニューから[変更]-[サイズ変更と傾斜]を選択し、垂直方向のパーセントを変更します。

 

�B　保存　…　名前を付け、適当なフォルダに保存します。
　 PNGファイルは下絵として読み込めないので、「ファイルの種類」（画像形式）は必ずJPEG、GIF、BMPのいずれかに変更して保存します。

 

※　縮尺　…　縮尺を「何万分の１」として作画するのは面倒です。トリミング後、図のどこかに、ペイントなどで１kmや100mのスケールを描いておくのが簡単です。

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�@　ファイル選択　…　図形描画バーの下絵配置ボタン （右図）を押すと、ファイル選択ダイアログが表示されるので、前もって保存しておいた下絵の画像ファイルを選択します。
(Ver 0.3* は ボタン ）

 

�A　下絵のサイズを入力　…　下絵の幅をミリメートルで入力します。あらかじめ原画の実寸を確認しておけば、比較的正確な縮尺で印刷することができます。

　※　エクセルで、そのまま印刷すると、ここで入力した寸法より小さくなります。正確な寸法で印刷する方法は、マニュアル第４章　(5)正確な大きさで印刷を参照してください。

�B　透明度を選択する　…　「次の作業」で透明度の選択を促すメッセージボックスが表示されるので、OKを押すと、「オートシェイプの書式設定」ダイアログが現れます。
　 ここで、下絵をトレースしやすい透明度に、40〜50％で設定します。
　　 （注）　エクセル2000では透明度の設定はできません。

 

�C　大きさを調整　…　必要があれば、下絵を選択し、右下の○印をドラックして、下絵の大きさをトレースしやすい大きさに調整します。ただし、印刷時の寸法の正確性は失われます。

※　下絵は、画像のままではなく、四角形のオートシェイプの「塗りつぶし効果」として貼り付けられています。

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■【注意事項】 　地図利用の法的制限 　既存の地図を高精度でトレースして地図を作成する場合は、以下のような法的制限に十分注意してください。 ・GoogleMapや市販の道路マップなどをトレースする場合 　道路の太さや標記などをそっくりトレースして公開することは、著作権の侵害になります。あくまでも参考にとどめ、自分の調査や判断を加え、独自のマップを作成してください。   ・国土地理院など基盤地図情報の測量成果をトレースする場合 　国土地理院の基盤地図情報は「刊行物等に少量の地図を挿入」する場合は、出所を明示すれば申請は不要です。しかし、大量にトレースして公開するような場合は、使用承認申請が必要なケースがあります。詳しくは以下をご一読ください。   　　>>　国土地理院のＦＡＱ 　　>>　刊行物等に少量の地図を挿入（国土地理院・承認申請 Ｑ＆Ａ )   　※　本サイトの引用は上記の基準に基づき、300×400ピクセル以内に留めています。また、ダウンロードファイルには基盤地図情報は含んでいません。

 

 

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