エヴォラ行きのバスはRE（REDE EXPRESSOS)のバスターミナルから出ている。ガイドに書いてあるバス停に行くとからっぽ。以前バスターミナルであった面影はあるものの、人はいなかった。通りすがりの人にバスターミナルの場所をたずねるが、結局バス停にたどり着けたのは、予定していたバスが出発した後だった。 8：00発のバスを逃すと、9：30発までなかった。 エヴォラまで、バスで2時間半ほど（＄1,450) 。

途中セトゥーバルのバス停に寄ったが、けっこう大きな街だった。帰りに立ち寄ろうかと思ってたけど、やめた。

世界文化遺産に登録されているので、かなり期待していたが、私の想像していたものとは違って残念だった。

サン・フランスコ教会
ゴシック様式の教会。この教会の右手にある人骨堂（入り口は礼拝堂の右手。＄100）はすごかった。部屋中、人骨で埋めつくされている。柱は太い骨。天井のアーチに沿って、頭蓋骨がきれいに並んでいた。壁には吊された人骨こわいというより、すごかった。

カテドラル
入場料＄350。中庭からテラスに登れる細い階段がある。登っている人がいないと見逃してしまう階段である。私もちょうど降りてくる人がいたので気付いたが、上がっていくと、誰もいなかった。それから１５分くらいだれも上がってこなかったので、それまで写真を撮ってくれる人がいなかった。

ロイオス教会
入場料＄500。内装のアズレージョはきれいだった。座席が並んでいる床下には人骨がいっぱい詰まっていた。となりのロイオス修道院は現在ポザーダとして使われている。黄色の縁どりがきれい。

カルヴァリオ修道院
エヴォラの街のはずれにある。ここは、入口がわかりにくかった。それらしきところに入っていく少女に、カルヴァリオ修道院かどうかたずねて入った。黒人の女性が、笑顔で案内してくれたが、この修道院はドラッグに悩む女性のための援助活動をしているらしく、観光客の私が入っておじゃまするのは申し訳なかった。インフォメーションでもらった名所地図には、この修道院が名所ポイントから外されていたので、軽い気持ちで観光客が立ち寄るべきではないのかも。