ポルト


ポルトはポルトガル発祥の地。ドウロ川を挟んだ歴史地区は世界文化遺産に登録されています。ポルトへはリスボンからRENEXのバスで3時間半。($2,200)

宿はPensao S. Marino($3,500 泊まる日数によって値段が違うみたい)シャワー、テレビ付でなかなか良かった。夜も静かだった。一番最後の日は早朝の飛行機だったので、朝タクシーを4時に呼んでいただいた。

Passe Portoを買うかどうか
Tourist InformationでPasse Porto(市バス、市電乗り放題、市内の主な見どころの無料、または割引が してもらえるパス)の1日券を買うかどうか、迷った。でも内容を見て買うのをやめた。

まずは、クレリゴス教会へ行く。塔(入場料$100)からポルトの街が一望できるので、登ってみた。なかなかの眺め。絶対、リスボンよりポルトの方が坂が多いよ。

カテドラル Se(回廊、宝物館 入場料$250)回廊のアズレージョがポルトガルっぽくっていい。

ボルサ宮(入場料$750)は昔商業組合で、最近まで、証券取引所として使われていたところ。ガイドさんが英語で案内してくれた。私はドイツ人のカップルといっしょに案内された。ガイドのおねえさんは一生懸命説明してくれてるんだけど、あんまりわからなかった。ドイツ人カップルはガイドさんの説明に笑っていたけど、笑えなかった。英語の必要性を痛感。「アラブの間」はとてもきれい。宝石箱に入ったみたい。(これはちょっと表現がオーバーですね。)イスラム模様は左右対象の模様でなきゃならないのに、この部屋のドアは中心にきていない。それが間違いらしい。写真がダメなのが残念だった。

サン・フランシスコ教会($500)は、まず、切符売り場奥の部屋を見た後、その階下にある墓(?)を見させられた。その床下も覗けるようになっていて、こちらにも無数の人骨が・・・・・・・。その後、礼拝堂を見た。 この日、観光で使ったお金はこれだけで、バスには乗らずに歩きました。上記の観光見どころをPasse Portoの割引を見ると、グレリゴス教会の塔入場料割引対象外、カテドラル Seは$200、ボルサ宮は$600、サン・フランシスコ教会は$400に割引でした。

ボリャオン市場へ行く
ここの市場はなかなかにぎやかであった。1Fは魚、肉、花、卵など、2Fは果物、野菜が主に売られている。 生きたにわとりが売られているとガイドブックに書かれてあったので、楽しみにしていた。にわとりだけでなく、ハト、うずら、たぶんあひるのひな、それにうさぎまで。これって食べるんだよね、もちろん。ハムスターの大きい版みたいのまで、かごに入れられていた。

にわとりは、けっこう買う人がいて、きれいな格好をしたご婦人が籠に入っているにわとりの足をもって、丈夫かどうかチェックを入れている。両足を広げられ、肛門チェック!食われる前の最後の辱めを受ける。や〜ん、かわいそう。両足を縛られたにわとりは、小さな空気穴をあけた段ボールに入れられ、持ち去られた。

肉屋の前にとりの足の指のところだけ、山積みになっていた。これは、どうするんだろうと思って見ていたら、スーパーの袋いっぱいに持って帰るご婦人がいた。いったい何に使うんだろう・・・・・・?また、とりの頭だけバージョンもあった。毛がむしられていて、グロテスクだった。かなり、こわい・・・・・。 ここはいままで行った市場の中で、一番楽しめた。

参考までに1kgの値段を記しておくと、

タチウオ$1000(約650円)
ぶた肉$440
牛肉$1400
にんじん$100
トマト$200
いちご$200
チェリー$200
たまねぎ$80
じゃがいも$60

カイス・ダ・リベイラ
ドウロ川沿いのカイス・ダ・レベイラは、レストラン街であるが、観光客用のレストラン化してしまっていて、それほど安くなかった。

でもこの地区がとても気に入った。そこからの眺めがなかなか味わいがあるのである。少し細い路地に入れば、私が期待していたポルトガルの姿が見えた。写真好きなら、ほっておけない街角がそこにはある。胸なのかお腹なのかはっきりわからないような体型のおばちゃんが、両手を腰につけ、頭の上にはおけをのっけて、ゆさゆさと歩いて行ったのだ。



上を見上げれば、色とり取りの窓枠のあるアパートが密集している。その窓から洗濯を干しているおばちゃんを見つけた。ポルトガルの洗濯の干し方は不思議である。洗濯の紐に普通は、シーツなどは2つ折りにして掛けるところを折らずに、紐とシーツの端を20cm間隔ぐらいで、洗濯ばさみでとめていくのである。おばさんは風と対抗して、必死にシーツを押さえながら洗濯ばさみでとめていた。すごい面倒くさいことやってるなあと思って見ていると、案の定洗濯ばさみをおとしてしまった。

それに服は全部逆さまに干されてしまっている。なんか落ち着き悪いなあ。

ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア
対岸のドウロ川沿いには、ワイン蔵が並んでいる。この日は風が強かったせいか、ラベーロ(帆船)の帆が午前中は張っていたのに、午後は降ろされてしまった。ドン・ルイス1世橋を渡る手前で"GRAHAM'S"社の紹介のチラシをもらった。そこに見学に行こうかと思ったが、橋を渡って、1500mくらいの距離のところにあるので、目についた"SANDEMAN"社を覗く。酒蔵案内とビデオ、テイスティングで$500も取るので、やめておく。川沿いをずっと歩いて(1000mくらい)"FERREIRA"社のを見学させていただく。英語で私ひとりのために説明していただいた。ほとんどわかんなかったけど、感激!!蔵のほか、昔ワインづくりのために使っていた道具も展示されている。ここでも英語の必要性を痛感。その後、テイスティングさせていただいた。おまけにポストカードまで、いただいた。お店で、白のポルトワイン ($1200) を買う。(街角では、$1100ぐらいで売られていた。)ヘロヘロ状態になりながら、その後、OFFLEY社を見学。短い案内だった。橋に一番近い"CALEM"社の案内もまあまあ良かった。ここも私一人に案内してくれた。

赤は色が透明なほど年代が古く、白は琥珀色に近いほど古い。古いワインはあけて、2日以内に飲まないといけない。私が買ったワインは若いので、6カ月OK。白ワインは冷蔵庫で、赤ワインは室温で保存しておけばいい。たぶんそんな説明をしてくれたと思う。3回も同じような説明受けてるんだから、いい加減理解しろよ。っと自分につっこむのであった。アルコールがダメな私の体を張ったレポートでした。

"GRAHAM'S"社のホームページでポルトワインについて勉強しておくといいかも。

サンタ・カタリーナ通り
ポルトの一番の繁華街。ケーキ屋さんや、服屋さんが並んでいる。この通りに面して、外壁がアズレージョの教会を見つけた。ポルトガルに来れば、アズレージョで出来た教会がいっぱいあると思っていたが、外壁がアズレージョの教会はポルトでしか見かけなかった。

観光がひととおり終わったので、お茶にする。私の旅行で、お茶することなんて、滅多にない。パステル・デ・ナッタ$100、紅茶$130、隣の人が食べていておいしそうだったので、RISSOO($90)を頼む。コロッケみたいなものだった。





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