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この時期のサボテンたち
Cactus Diary

《2003年10月13日記》

  急に寒くなったかと思ったら、ここ2、3日は夏のような暑さになりました。寒いくらいの方が朝昼の温度差が大きいことが多いので生育にはこちらの方が好ましいといえます。一般的に今の時期は朝昼の温度差が大きいため、生育時期としては、春とともに、今が稼ぎどきといえます。ただ、春はどんどんと日照が長くなるのに比べて、今の時期はどんどんと日が短くなっていきますので、ちょっと不利かと思います。

  さて、ちょっと暑くなったとはいえ、やっぱり秋なんですね。多くの夏咲きのサボテンが花を終えたようです。というか、やっぱり、今年は異常気象だったんですね。前回お伝えした大虹とともに武者影も花を咲かせることなく終わってしまいました。グロボーサはまだ蕾を付けていますが、昨年実績からしますとそろそろ終わっていてもよい頃ですのでひょっとしたらもう咲かずに終わるかもしれません。

  因みに、8月下旬に植え替えを行った短毛丸ですが、そろそろ根が張り出してきたらしく、一回り大きくなりました。どうやらエキノプシス属のサボテンは根詰まりすると成長を止め、根が伸びている間は成長を続けるようです。以前短毛丸を購入しようとしたとき、お店の方に「これは地植したら来年花が咲くが、鉢植えにしたらあと5年かかる」と言われました。恐らく鉢植えにしたらそのうちに根詰まりしてしまい、根詰まりしたからと植え替えを行うと(当然のことですが)根が痛みます。再び根が伸び始めるまで1ヶ月くらいかかりますので、結局生育が遅くなる、ということなのでしょう。この辺りのことを踏まえて短毛丸の記述に手を加えましたので、よろしければご覧下さい。

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花を咲かせているサボテンたち
 白珠丸象牙丸グロボーサ



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