家康は、戦国時代に生まれ、天下統一を果たし、270年にも及んだ江戸幕府を開いた。
だが、幼い頃は苦労していた。生まれた時、松平氏の力が弱まっていたため人質生活をおくった。
人質生活から開放されると、織田信長、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)と手を結び次第に勢力を伸ばしていった。
そして、天下分け目の戦い"関ヶ原の合戦"で、東軍を勝利に導き、征夷大将軍になった。
だが、わずか2年で秀忠に将軍職を譲り1607年大御所と呼ばれるようになった。
波乱に満ちた家康の一生は、1616年に幕を閉じた。

☆家康の移り住んだ城や、ゆかりの地☆
※下線部は、見学に行った場所。クリックするとそのペ−ジへ行けます。

・岡崎城
家康が生まれた城

・大樹寺
松平家の先祖がまつってある寺(菩提寺)

・浜松城
三河の統一を果たし、岡崎城から移った城。この時松平から徳川になる。

・小牧城
豊臣秀吉と戦った小牧・長久手の戦いの時、本陣となった城。

・江戸城
秀吉の命令で関東に移って築いた城。やがて家康は征夷大将軍となりこの地で江戸幕府を開く。

・伏見城
秀吉の死後、豊臣秀頼の後見役として努めた城。

・関ヶ原の合戦
天下分け目の戦い。<たぬきVSきつね>。

・駿府城
将軍を秀忠に譲り、大御所として過ごした場所。

・名古屋城
徳川家康が九男義直のために築いた城。徳川御三家筆頭の尾張徳川の在城。

・久能山東照宮
死んだ時、遺言で葬られた場所。

・日光東照宮
南光坊天海により、久能山から日光に移葬した所。