To Heart 2 Side Story
リオン
イントロダクション<
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◇ ◇ ◇ ◇ ◇
2週間の寺女編入フィールドテストが始まって2日目。
リオンのクラスメイトとなった生徒達は、綾香が三年の時に一年生だったせいもあり、綾香付きメイドロボットとして出入りしていたセリオで慣れていたのだろう、リオンは思いのほか暖かく迎えられ、すでにクラスに溶け込んでいた。
中には綾香を神聖視している生徒も居て、最近の綾香の様子を聞かせてとせがまれたり、それなりに慌ただしくも楽しい時間を過ごしていた。
放課後、来栖川エレクトロニクスのHM開発課のある研究所方面行きのバス停に向かったリオンは、バス停に面した家の前の電柱にもたれ掛かっている赤髪のメイドロボットを視界に捉え、立ち止まった。
一度だけ会ったことのある義理の妹だ。
「ミルファ?」
名前を呼ばれたミルファは、リオンの方に顔を向けて彼女を視界に捉えると、改めて向き直って深々と頭を垂れた。
「リオン義姉様、お待ちしてました」
イルファとは異なり関西系のイントネーションのミルファは神妙な面持ちでリオンを見つめている。
「大変失礼やとは思うたんですが、お時間少しいただきたくて。いま、よろしいでしょうか?」
リオンはこくんと頷くと、ふっと視線を落とした。内蔵のCDMA端末を使って長瀬に連絡を入れる。通信端末を内蔵していないミルファは、リオンが見た目動かなくなったため少し焦った。
「どうか、しはりました?」
「長瀬課長に、遅くなるむね連絡を入れました」
ミルファはリオンが体内にCDMA端末を持っていることを知らないのか、きょとんとした表情を見せている。リオンはそれには構わず、続けた。
「人間の方々でしたら、喫茶店というところですが、飲食の出来ないわたしたちでは迷惑でしょうし、セリオ姉様やマルチ姉様の量産型が居ると色々やっかいですから、近くにある公園でどうでしょう?」
リオンはそう言うと、腕を上げずに手首だけを動かして公園の方角を指さした。ミルファは理解したという返事の代わりにこくんと頷いた。
「ミルファ、一人だけですか?」
公園の方へ歩き出したリオンは、ミルファが追いつくのを待ってそう尋ねた。
「はい。ご迷惑やとは思うたんですけど、どないしてもリオン義姉様とお話し、したなりまして。イルファ姉(ねえ)や珊瑚様たちには何も言うてません」
リオンはコクンと頷きながら「わかりました」と言った。
リオンは珊瑚達の通学路とは寺女を挟んで反対に位置する公園に向かっていた。珊瑚達とは下校の時間帯が違うが、万が一偶然出会ったりするリスクを回避するためだ。
「わたしがいきなり静止したので、びっくりしたみたいですね。わたしはDIAを搭載していない分、貴女達よりハードウェアに余裕があるので、多少余計な機能を搭載して居るんです」
リオンは歩きながらそう言った。
「CDMA端末もその一つで、電話機いらずです」
リオンはそう言いながら横に並んで歩いているミルファに微笑みかけたが、当のミルファは複雑な表情だった。
リオンが目指した公園はバス停から5分程度の場所だったが、その間ミルファは一言も喋らず、黙って歩いていた。
夕方の公園はそれほど人影は多くはなかったが、それでもリオンはミルファに気を遣ってあまり人目に付かないベンチを捜した。そして、ちょうど防犯灯の死角に位置するベンチを見つけるとミルファに座るように勧めて、自分も隣に座った。
「まぁ、普通の女性ならこんな場所は危険なのですけど、私たちでしたら痴漢が出ても却って相手が危険ですから、大丈夫でしょう」
リオンは冗談混じりにそう言ったが、ミルファは暗い表情のままだった。
「リオン義姉様....。なんであの時、義姉様が激高しはったのか、ほんまはわたし、全然わかってませんでした。イルファ姉もほんまはわかってへんかったと思ってます。ただ、気圧されて。あの時はそれが精一杯でした。そやけど…」
「そやけど....って....。ああ、“でも”ってこと?」
ミルファはこくんと、頷いた。
「話というのは、やっぱりこの前のアレの事なのね」
リオンがそう言うと、ミルファはビクっと肩を振るわせた。
「あの時はわたしもどうかしていました。あのあと、珊瑚さんと話し合って....」
リオンがそこまで言ったところで、ミルファがそれを制し、ぐいっと身を乗り出して一気にまくし立てた。
「わたし、あのあと、珊瑚様から改めてリオン義姉様の苦悩の事を聞かされて、自分がほんまに我が儘やったことがよくわかったんです。この体やって、元をただせばリオン義姉様が何ヶ月もフィールドテストを重ねて完成させたモノを棚ぼたで譲って頂いたようなものですし」
ミルファがそこまで言ったところで、リオンは人差し指をミルファの唇に当てて、「そこまでにして」と言い、今度は彼女が話し始めた。
「私もあのあと、貴女達の母親である珊瑚さんとお話して、改めて貴女達との違いをはっきり自覚したの。思えば、あの時は私も悪かったわ。後先考えないで怒鳴り散らしたりして。いろんな嫌なことが重なって、ちょっとおかしくなっていたのかも知れない。セリオ姉さんも長瀬課長も私に気を遣って何も言わなかったけど、却ってそれが辛かったかな。だから、余計にね。反省したわ」
リオン自身は珊瑚と腹を割って話し合ったことで、心の中のわだかまりはほとんど無くなっていた。だが、ミルファはいまだに抜け出せない様子だった。
リオンはそこでなにを思ったか、にっこりと笑ってミルファをふわっと抱きしめた。
「ね、義姉様!? いきなり、なにしはりますん!」
「ミルファ、一つ良いこと教えてあげましょうか?」
ミルファはリオンの意図が掴めず「へ?」っと情けない言葉しか出せず、目を白黒させていた。
「わたしの仕事ってなんなのかしら?」
「ええっと....」
本気でわかっていないようだ。リオンはがっかりするとともに、情けない気持ちになった。はふぅっとため息を吐く。
「わたしの仕事はこれから先に生まれてくる妹たちの踏み台になる事よ。いろんな意味で。その中にはもちろん量産機の試作機じゃない貴女達姉妹も含まれているのよ、当然だけど」
リオンは穏やかな笑みを浮かべている。そして、ミルファはまだ気づいていないようだが、意識的に口調も変えていた。
「そして役目を終えれば、セリオ姉さんのように誰かのお付きなることもあるし、まぁ、貴女達はそこを端折っちゃったとも言えるかもね。そして、マルチ姉さんのように長い眠りに就くこともあるわ」
ミルファはそこでびくっと肩を振るわせた。
「リオン義姉様、処分されてしまわはるんですか?」
リオンは首を横に振った。
「マルチ姉さんが生まれた頃はそういう最期も考えられてはいたらしいんだけど、自らの意志と感情を持った人格を停止させることは殺人に近いって、長瀬課長....当時は開発主任だったらしいけど、そう提案して、役目を終えた試作機の処遇に関して、本人の意志を無視する事は来栖川の倫理規定で御法度になったのよ。だから、法に触れない範囲で好きにして良いの」
リオンはそこまで言うと、抱きしめていたミルファを開放するとふっと視線を有らぬ方向へ向けた。
「マルチ姉さんは自ら選んで眠ったの。そのままだといろんな人たちに迷惑を掛け るし、自分が壊れてしまうことを悟ったから。でも、マルチ姉さんはちっとも不幸じゃなかったの。この前、眠っている姉さんと会ったんだけど、とても幸せそ うだった。それに、いまでもマルチ姉さんの欠点を克服するための研究は、細々とだけど続けられているのよ。基本的には珊瑚さんが開発した多重クラスタ・ カーネルをマルチ姉さんのカーネルに移植することなんだけど、結構有望なのよ。いつか、きっと、マルチ姉さんは生き返るわ。なにより、セリオ姉さんと私、 そして姉さんが愛し、姉さんを愛した人たちが信じてるから」
それでも、ミルファは泣きそうな表情でリオンを見つめている。
「わたしは、役目を終えたらそのまま、姉さん達やわたしを開発した研究所に研究者の皆さんの助手として残るつもりなの。今は亡き、私たちの生みの親である藍原瑞穂さんの仲間の人たちに尽くしたいから」
リオンはそこで視線をミルファに戻した。
「確かに、貴女達三姉妹はわたしのようなフィールド・テストの実験体じゃないわ。それに、わたしのテスト結果で完成したボディを棚ぼたで貰ったのも事実。でも、貴女はそれを恥じて、そして悩んでくれたんでしょう?」
「はい。それはその通りです。そやけど、あたし自身がどうしたら良いのかわからなくなってしもて。それが歯がゆうなって、いてもたっても居られなくなってしもて」
「今のわたしにはそうやって悩んでくれるだけで充分よ。お互い事情が違うし、わたしとは立場や思い、背負っているものが違うもの。でもそれをちゃんと咀嚼し理解して、貴女のものにして意識してくれて、わたしを姉だと思っていてくれば、今はそれで充分。そして、いつでもかまわないから、あなたの理解したものを貴女なりの行動で示して欲しいの」
リオンは笑顔で続けた。
「だって、義理は付くけど、貴女達もわたしの可愛い妹達には変わりないんだから」
リオンはもう一度ミルファを抱きしめた。先刻より、ちょっと強めに。
「そやけど、それが間違うてたら....」
「間違ってたら、反省して直したら良いじゃない。ミルファにはそれが出来るでしょう?」
ミルファはこくんと頷いた。
「ミルファは泣けないんだって?」
ミルファは再びこくんと頷いた。
「涙が大量に出ないだけでしょう? 涙が流れなくても、泣けるはずよ。泣けば、きっとすっきりするわ」
それがきっかけだった。
次の瞬間、ミルファは文字通り号泣した。涙は人工角膜を乾かさない程度にしか流れない。でも、しゃくり上げるような泣き声を上げてリオンの胸に顔をうずめた。
「多分、涙が必要以上に流れないのは、珊瑚さんの親心ね。予定外の時期に生理食塩水が切れると、あとが大変なのよ」
リオンは泣きじゃくるミルファの髪を優しく撫でた。
「そして、出来ればフィール姉さんやマルチ姉さん、生まれることが無かった他の姉さん達の悲しみも逃げずに背負って欲しいの。わたしもセリオ姉さんもそれを背負っているから。無理強いはしないわ。貴女の出来る範囲でかまわないから」
ミルファはその後、感情の昂ぶりが収まるまで、1時間ほどリオンの腕の中で過ごした。そして、すっかり落ち着いた口調と明るい表情で「やっぱ、ちゃんとお話し出来て、良かったです」と言って、帰って行った。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
リオンの寺女での試験生活は瞬く間に終わり、最終日にはクラスで卒業式まで挙行された。マルチもセリオも学校でのテストの最終日に仲間内で卒業式をして貰ったと聞いていたが、まさか自分も同じ事をして貰えるとは思っても居なかったのだ。
言い出しっぺのクラス委員長は、実は上の大学に居る先輩から「是が非でもやりなさい」とかなり強引に勧められたのがきっかけだと白状したが、クラスメイトの満場一致で挙行が決まり、教職員まで巻き込んだかなり本格的なモノになってしまった。それは、リオンにとって掛け替えのない思い出となった。
その提案をした先輩がセリオの卒業式を提案して自らクラス全員を引っ張った張本人、いまでもセリオの人間の友人の一人である、田沢圭子だったことがわかったのは随分後になってからのことだった。
その帰り道、通学鞄と花束と卒業証書の入った筒を持って、いつものようにバス停まで来たリオンはそこに意外な人物を見つけていた。
「珊瑚さん」
呼びかけられた珊瑚はいつものようなとろける笑顔をリオンに見せた。
「りっちゃん、卒業おめでとう」
と言われ、リオンは慌てて「で、でもこれは正式なものではなくて、単なるごっこ遊びです」と否定した。
「それでも、ええやん。気持ちの問題やん」と、珊瑚。
「それは、そうですけど」
リオンは照れくさそうに表情を崩し、それを隠すかのように視線を落とした。
「あ、きょうはそんな話をしに来たんやなかった。お礼、言おうと思てな」
リオンは意外な言葉に「へ?」っと間抜けな言葉しか出せなかった。
「りっちゃん、みっちゃんと会うたんやって?」
「あ、はい。十日ほど前ですけど」
リオンは真顔になってそう答えた。
「うん、ちょうどそれくらいからやな。みっちゃん、変わったんや。なんていうかなぁ、その、一皮剥けたというか....そうや、大人になったって言うか」
「はぁ」
リオンの頭の中では、まだうまくパズルのピースが合わず、間の抜けた返事しかできない。
「それはそうと、今日はお一人なんですか?」
とりあえず、差し障りの無い話題を振る。
「そや。瑠璃ちゃんには『りっちゃんに会いに行くから、遅なる』って言うてるし、いっちゃん達は家でお留守番。うちら、見た目子供っぽいし、まぁやってることもごっつ子供なところがあるんは否定せえへんけど、一応もう高校生やで。自分の面倒くらい見れるわ」
「それもそうですね」
リオンはそう言いながら苦笑した。
「研究所に帰るんやろ? ウチもちょっと用事があるし、一緒に行こや」
珊瑚はそう言うと、ちょうどやってきたバスに乗るために、リオンの腕を引っ張って歩き始めた。
「ああ、一人で歩けます」
「ええから、ええから」
珊瑚は二人分の整理券を取ると、リオンの腕を引っ張って、バスの最後部の座席に向かった。
「とうちゃ〜く」
珊瑚は幸い誰も座っていなかった最後部の座席の真ん中にぽんと座ると、隣にリオンを座らせるべく、シートをポンポンとたたく。
「相変わらず強引ですね、珊瑚さんは」
リオンは苦笑すると、珊瑚が指示した隣の席に腰を下ろした。
「でも、お礼というのは? まだ、頭の中で事象が繋がらないんですが」
リオンは座るやいなや、そう尋ねた。
「ん? みっちゃんを一皮剥いたの、りっちゃんやろ?」
珊瑚はにぱっと笑って、嬉しそうにそう言った。
「はあ?」
リオンはちょっとしたパニック状態に陥った。
「それって、どういう....」
「みっちゃんが黙って出かけた日、あとからりっちゃんと会ってたって、白状したんやけど。さっきも言うたけど、みっちゃん、それから変わったんや。な〜んとなく、な。まぁ、三姉妹の中では一番跳ねっ返りなのは以前のまんまなんやけどな〜」
珊瑚は相変わらず、にこにこしている。
「帰って来るなり『涙が出なくても、泣くことはできるんですね』って、嬉しそうに言ったのには、ほんまびっくりしたわ。」
「…」
リオンは黙って珊瑚の話を聞いた。彼女にもなんとなくわかってきたのだ。ミルファはリオンの言ったことを真摯に受け止めて、自分なりに消化、理解し、精神的に成長したのだろう。
「みっちゃん、朝晩は仮ボディだった頃に一目惚れした男の子のところに行って通いメイドやってるんやけど、その男の子も、みっちゃんが変わったって言うとった。なんていうか、落ち着きが身に付いたって言うか、冷静さが増して無茶苦茶しなくなったって。多分、自分の欲求を客観的に是か非か判断して抑えることが出来るようになったんやろな」
リオンは笑顔でこくんと相づちを打った。
「だとしたら、わたしも嬉しいです。ミルファは私たちHMシリーズの本当の妹になったんですね」
「これで、瑞穂お姉さんに少し恩返し出来たかもな」
珊瑚はそう言った。
「でもなぁ、いっちゃんは相変わらずやねん。みっちゃんが急に大人びたんで焦ってるみたいやねんけどな〜。あれ以来、たまに逆にみっちゃんに怒られてるし。せやけど、みっちゃん、しっちゃんには良い先生になると思てるねん。それも含 めて、りっちゃんには感謝しとるよ。結局はりっちゃんがキレた事がみっちゃんの成長に繋がったんやもん」
と、珊瑚は苦笑しながら続けた。
「まぁ、いっちゃんはウチが性根叩き直すわ。あの子もみっちゃんと一緒に、りっちゃんと話し合った後にウチが説教したんやけど、みっちゃんと違(ちご)て、さっぱり理解してなかったようやねん。まぁ、母親として、ちゃんと躾けなな」
それでも珊瑚はどこか嬉しそうだった。
ほどなく、バスは終点の来栖川エレクトロニクス研究所前に到着し、最後の乗客だった二人はバスを降りた。
守衛所で挨拶をして敷地内を歩き始めたリオンは、珊瑚に質問した。
「そう言えば、前々からお聞きしたかったんですが、珊瑚さんと瑠璃さんて、どこの出身なんですか? どうも関西系の言葉なのはわかるんですが、ミルファのように神戸弁でもありませんし」
「ん? うちら、埼玉生まれの千葉育ちやで。半分ほどアメリカに行っとったけど」
「へ?」
意外な真実にリオンは間抜けな返事しかできなかった。関西とは全然接点がない。
「せやけど、おかあはんが近江八幡、おとうはんが河内の羽曳野の出でばりばりのお国言葉やねん」
また、なんていう、こてこてな。とリオンは思った。
「あ、今失礼なこと考えたやろ。でも、かまへんよ。せやから、ウチらの話し言葉、無茶苦茶やねん。以前、浩之のあんちゃんの友達っていう神戸出身のお姉ちゃんに『あんたらの関西弁、滅茶苦茶やな』って、言われたことあるよ」
珊瑚はリオンをからかうのが面白いという表情だ。
「あう。それって、保科智子さんですよね」
「そや〜。なんや、りっちゃんも知り合いなん」
「ええ、まぁ、一応。保科さんは綾香さんの御友人ですから」
リオンは苦笑するしかなかった。そして、噂をすると影というか。
「リオンちゃん、珊瑚ちゃん。なんや、あんたら、わたしの悪口でも言うてるん?」
「と、智子姉ちゃん」
「保科さん....」
研究所の入り口の自動ドアの前に、夕凪大学の法学部に在籍する保科智子が苦笑しながら立っていた。彼女はたまたま、大学の課題の取材の為に綾香の紹介で長瀬に会いに来たところだった。
>>PART 6
ちなみに、ミルファを神戸弁にしたのは、イルファとシルファに挟まれると影が薄くなるからです。ヴォイスイメージは、ズバリ、松岡由貴さん。ティンクルセイバー・ノヴァの天羽翔子がピッタリなイメージです。
また、「6月の花嫁」に登場するシルファ(姫百合シルファとして登場)はバリバリのキャリアウーマン風のしゃべり方をします。彼女のイメージは能登麻美子さん。彼女はマリ見ての志摩子のイメージが強いですが、シルファのイメージはどっちかというと、ヒットをねらえの生田美月です。