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Webコントロールをバージョンアップ

試作版のまま使用してきたコントロール用Webページですが、機能や表示すべき項目が決まってきましたので、この辺りできちんと(?)作りこんでみました。

webコントロール画面

webコントロール画面

2カラムの構成で、メインにカメラ画像と操作ボタン、サイドには情報表示と設定ボタンを配置しました。 情報表示にはアナログメーターのようなデザインを採用しています。 これは JustGage というJavaScript用ライブラリを使用しています。 複数のメーターを表示していますが、動作も軽快でカスタマイズの為のオプションも充実しています。

表示しているデータは、wifi電波強度、超音波距離測定値、CPU負荷、CPU温度、バッテリー電圧、バッテリー電流です。 また、稼働時間は数値で示しています。 情報の取得はjQueryプラグインのPeriodicalUpdaterを使い、2秒毎にリクエストを送信しjson形式で受けています。

カメラ画像の中心にある、照準のようなものは超音波距離計の測定エリアの目安となっており、測定値も表示しています。 この表示は、情報表示ボタンで非表示に出来ます。

今後は、コントロールボタンのキーボード割り当てや特殊コマンドを実行可能なインターフェースを盛り込んでいきたいと思います。

自分なりには納得の見栄えではあるのですが、webデザインの素質はありませんね。 やっぱり。

 

 

Webコントロールの画面構成

webコントロール画面は、MJPG-Streamerのストリーミング映像を中心に構成しています。

機能面では、Motionの方が充実しているのですが、動作の軽快なMJPG-Streamerを利用しています。

Webコントロール画面

カメラ映像にはjavascriptにより、情報を重ね合わせ表示しています。

web_cnt_sta_v0

起動時刻、CPU負荷、CPU温度、無線品質、距離センサーのデータを表示しています。

今後、バッテリー電圧や進行方向・走行距離などの表示を加えたいと思います。

試作レベルの為、操作性やデザインなどを考慮していなかったので、現在、新バージョンを製作中です。

 

View Direction Rotation Control System

ハウスローバーを無線LAN経由でコントロールする場合、webカメラの映像や命令には遅延が生じます。直進の場合は距離センサーのデータを参考に(カンで)操縦することは容易ですが、信地旋回の際、進みたい方向に向けて停止させるのは至難の業です。

IMG_0281.MOV_000023046

そこで開発(?)したのが View Direction Rotation Control System です。 日本語では、視点方向転回制御方式って感じでしょうか。

操作方法としては、

webカメラの中心を進みたい方向に向け、VRCSボタンを押すだけです。

内部では、webカメラの水平方向の位置を読み出し、その方向までジャイロセンサーを使って回転しています。

 

動画を公開しました。

この方法で、カメラ画像を頼りに行う遠隔操作が簡単になりました。