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新型シャーシ用インターフェースボード

新型シャーシには、2つの白色LEDと4つの赤色LEDを新設しました。 その信号線を引き出すために、インターフェースボードを再構成しました。 少々高価ではありますが、今回はサンハヤトのRaspberry Pi B+ 用ユニバーサル基板 UB-RPI02 を使用し、RTC、バックアップ用バッテリー、LEDドライバー等を搭載。 それ以外のモータードライバーを中心とした回路を、14Pフラットケーブルで接続する構成です。

インターフェースボード

インターフェースボード

モータードライバーボード

モータードライバーボード

実装した状態

実装した状態

RaspberryPi2のリセット端子

RaspberryPi2のリセット端子

RTCのアラーム出力をRaspberry Pi本体のRUN端子(リセット端子)と接続するため、インターフェースボード側にもピンヘッダを設けました。 RUN端子との位置が微妙にずれているので、若干角度をつけ、なんとか接続できています。 RTCのアラーム出力(INT)の回路も一部変更し、安定して動作しています。

 

 

そして回路はこのようになりました。

インターフェースボード

インターフェースボード

モータードライバーボード

インターフェースボードに使用したサンハヤトのRaspberry Pi B+ 用ユニバーサル基板は、両面スルーホールで大変品質もよく、基板上にGPIOのピンアサインが表示されているので、ちょっとした回路の作成にはぴったり、お薦めです。 お安くはありませんが、複数用意しておきたいですね。 (かなりの宣伝?)

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ハウスローバーのハードウェア仕様

ハウスローバーのブロック図です。

ハウスローバーブロック図v2

インターフェース基板には、モータードライバ、ジャイロセンサー、RTC そしてサーボ用のコネクタなどを搭載しています。

Raspberry Piとの接続は26Pのフラットケーブルを使用しました。

また、電源レギュレータのみ電源基板として別にしました。電源構成はラジコン用バッテリー7.2Vからレギュレータを通し5Vをrasberry piへ供給しています。インターフェース基板へはrasberry piから5V、3.3Vを、また、モーター駆動用にバッテリーから7.2Vを供給しています。レギュレータは非常に高温となり、エネルギーを無駄に消費している気がしてならないので、DC-DCコンバーターを試してみたいと思っています。

IMG_0285

回路図です。

回路図

 

モータードライバーにはオーソドックスなTA7291Pを使用。モーター駆動の工作には、いつもこの素子を使っている気がします。息の長い部品です。

RTCは、システムのハードウェアクロックデバイスとして設定しています。 今後、バックアップバッテリーを接続し、アラーム出力を使ってRaspberry Piを起動させる機能を予定しています。