「チョナン、カン」を見ましたか?

(メールマガジン2001年9月から)

日本でやっている、全て韓国語のテレビ放送「チョナン、カン」。2001
気になっていたら、ある深夜、なんとなく付けていたテレビで、その番組が始まった。

1 出演は、スマップ(SMAP)の草薙剛。この名前を、韓国語で読むと「チョナン、カン」だそうだ。トーク、ショーか。彼が、韓国語を勉強して、番組の中では全て韓国語で話して、それに日本語の字幕が付く。

2 9月7日(金)(9/8深夜)の放送は(なんとなく見ていたので、やや不正確な所もある)。
(1)喫茶店、ライブハウスのような所で、10人ぐらいの韓国人を前に、彼が、この半年の放送の感想を述べる(以下、もちろん韓国語)。
(2)「この半年、ビジネス、チャンスと考えて、やってきたが、それ以外の得るものがたくさんあった。」「最初、自己主張の強い韓国の人が好きで無いときもあったが、今ではかえってそういう所が好きだ。ありがとう。」
(3)これに対して、「こちらこそ、チョナン、カンのおかげで、日本人に良い印象を持つようになった(=良い印象を持っていなかった)。ありがとう。」という発言が、続く。
(4)ところが、少し年配の人が、「ちょっと待って、チョナン、カンを見て全ての日本人を推し量るのは、危険ではないか。」と発言する。すると、「私も、そう思う。」という発言が続く。
(5)そして、「歴史問題が議論になったが、こういう状態でサッカー世界杯を、うまく共催できると考えますか。」という質問になる。チョナン、カンは、答えられず、押し黙る。
(6)あの年配の人、「韓国では、徴兵制があり、そのときに国というものを考える機会になった。」「日本の人も、自分の国について考えて、自分の国がすることに責任を持ってほしい。」他の人も、賛同する意見を述べる。
(7)「でも、チョナン、カン、これからも頑張って。」と番組は終わる。

3 さて、この続きになる次回は、どんな放送になるか。興味があったら、見てみよう。
放送は、金曜日の夜。正確には土曜日の深夜1時30分から45分まで。
夜、遅いので、ビデオ録画がいいかもしれない。

4 ところで、この放送は、フジテレビで、提供は、扶桑社。
えっ、扶桑社?あの(歴史教科書)、扶桑社?
日本人が韓国語を話す番組というのは、良い着想だと思うが、その番組の中で、話されるのが、「歴史教科書と靖国神社参拝で悪化した日韓関係への懸念」というのは、まるで、「自分で火を付けて、自分で消す」「マッチポンプ」のようだ。
いったい、何なの?という観点からも、次回が注目される。

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