■昨日と同じくホテルでバイキング形式の朝食をたらふく食べて出発。きょうの目的地は日本でカリフォルニア情報を集めていたときに見つけてしまったLEGOLAND。LEGOといえば、知らぬ人はいないでしょう。あのブロックのレゴなのだ。
朝のうちは雨が降っていたが、５号線を南（サンディエゴ方面）へ走るうちに晴れてきた。テーマパーク日和だ。
入場前に身長計のようなもので、はるかは40インチ、みらいは36インチと判定してもらい、はるかは手首に黄色い紙を巻いてもらう。40インチ合格（？）の証だ。これは合理的なシステムだ。
中に入ると、レゴでできた動物やら乗り物やら人形やらがたっくさん！ 思わずこんな写真を撮りたくなってしまいます。
そして昨日のディズニーランドに比べると空いてること空いてること。30分以上待った乗り物はなかった。え、どんな乗り物があるのって？ ボートでレゴでできたおとぎの国を探検するとか、車でレゴでできた動物を見学するサファリツアーとか、レゴでできたような木馬（乗り物はさすがに本当にレゴでできているわけではないようだった）とか……。
昼ご飯はレゴランド内のレストランで。私はサンドイッチ、つれあいはサラダバー、子どもたちはチャイルドバスケット。昨日のディズニーランドに比べればずっとおいしい。このチャイルドバスケットがとてもステキだった。中身ではなく、パッケージが、だ。ウサギ型の紙箱にストローつき水筒。
アスレチックやアメリカ名所をレゴで再現した東武ワールドスクエアのような散歩道もあって、うちの子どもたちは混んだディズニーランドよりずっと楽しんでいた。小さなお子様をお持ちの方、カリフォルニアを旅するならレゴランドをおすすめします。
そろそろ帰ろうとすると、ブロックが山のように置いてある建物に行き当たった。もともとレゴが大好きなはるかはしょうがないが、つれあいまでレゴ遊びをはじめて、なかなか帰らないんで困りました。
■さて、きょうはホテルを予約していない。とりあえず５号線をさらにサンディエゴ方面にくだり、発見した（？）Holiday
Innに宿をとる。朝食付きで99ドル。最初の日のRamadaほどボロくはないが、昨日までのEmbassy
Suiteほど広くはないし、きれいでもないが、浴槽はちゃんとあるし、まあ十分だ。
次の課題は夕食だ。再び車でさらに南へ走る。が、どうもフリーウェイから見るかぎり、Dennysやマクドナルドばかりでぱっとしない。そのうちにサンディエゴに着いてしまった。このまま行くとメキシコに入ってしまいそうだったので、サンディエゴのダウンタウンで食事をしようと決めた。ダウンタウンはガス灯の並ぶヨーロッパの街のような雰囲気のところだった。全然知らずに行ったのだが、後で調べたところによると「ガスランプクオーター」と呼ばれるところだったらしい。
サンディエゴは元スペイン領だった街だ。メキシコ領を経て、米墨戦争で合衆国領になった街だ。ガスランプクオーターはスペイン─メキシコ時代の遺産というわけだ。現在ではこの地域にはおしゃれなレストランやブティックが並んでいる。
そんなわけで何を食べようか、店先であれこれ悩む。イタリアン？ メキシカン？ しかし、つれあいがシーフードを食べたいというので「Lobster
Co.」というレストランに入った。店内は天井から魚や海藻のハリボテ（？）が吊るされ、海っぽい雰囲気。つれあいはサーモンを、私はアメリカに来て一度もステーキを食べないのも邪道だと思い、NewYork
Steakなるものを、子どもたちにフライドカラマリ（いかリング）とえびフライを注文する。ステーキは固かったが、つれあいによればアメリカのステーキにしては柔らかい、ということだった。子どもたちのえびフライとカラマリをつまんだがおいしかった。