子連れLA旅行記

第8日 (ロサンゼルス〜帰国)

再度

■きょうも朝寝坊。子どもたちはスナックで朝ご飯。親はヌキ。
 きょうは最終日なので、私はお買い物に行きたかったが、はるかが「しゅっぽっぽ、乗れなかったね〜」といかにも残念そうに語るので、午前中は再度グリフィスパークへ。無事(?)に乗車を果たしてきた(実はミニSLではなくてミニディーゼルだった)。他の蒸気機関車や古い車などもたくさん展示してあった。これではるかも思い残すことはないだろう。
 ちなみにこのロスの「青梅鉄道公園」の正式名称は「Travel Town Museum」という。鉄道好きな方、ロスにいらしたらぜひどうぞ。


LAX

飛行機はマレーシア航空93便。14時40分ロサンゼルス国際空港(LAX)発。2時間前には行かなければならないから12時40分には着いていないといけない。空港近くまで来て12時20分。しかし、ここでつれあいが大好きなTACO BELLを発見。
 「LAXでまずい飯食うくらいならTACO BELL行きたい〜」と言い張るので、入ってタコスでお昼ご飯。
 12時35分ごろLAXの前に来るが、駐車場が空いてない。誰だ、TACO BELLに行きたいと言ったのは? 間に合わんじゃないか。もう1周してなんとか車を駐車場に停め、カウンターに着いたのが12時45分。やっぱり遅刻だ。問題なかったけどね。
 出国の前のDUTY FREEショップで姉に頼まれていた化粧品を買おうとすると、つれあいが「中に入ってからでも帰るからだいじょうぶ、さっさと出国しろ」と言い張る。信頼できないので、やはり頼まれていたものだけは買う。私はカバンが欲しかったが、これは買わせてもらえなかった。
 つれあいと別れ、子どもたちを連れて出国ゲートをくぐる。お店は多少はあったが、カバンはろくなものがなかった。やっぱりつれあいは信用できない。


私は上海をやりたかった

■そのあたりで走り回る子どもたちを追いかけているうちに、飛行機の搭乗時間がやって来た。
 マレーシア航空のボーイング747は、ステキなことに1人
1台モニターが付いていて、なんとゲームができる。行きはできなかったので、帰りは挑戦したいと思っていたのだ。で、機内食が済んで子どもたちが寝静まるのを待って、子どもたちが荒らした辺りを片づけてから「上海」(知ってますか?)をしようと研究する。「Nintendo」と書いてありましたが、あのインターフェースはよくありませんな。先に進むのにSTARTボタンを使ったかと思うと赤ボタンを使ったかと思うと方向ボタンを使う、決定に赤ボタンを使ったかと思うと黄色ボタンを使うという次第。
 やっと操作を理解して1局はじめたころ、はるかが起きてしまった。「はるかもゲームがしたい〜」というので教えていたら(何しろインターフェースに統一性がないで、教えなければできない)、未来も起きだす。やれやれ、私は結局ろくに上海などできなかった。午後6時過ぎ無事到着。


NEXよ、途中にも停まれ!

■成田に着いたはいいが、どうやって東京東部の家まで帰ろうかと思案する。
選択肢は

1.NEXで東京まで行って2回乗り換える
2.京成スカイライナーで日暮里か上野まで行ってやはり2回乗り換える
3.快速で途中まで行って1回乗り換える
4.いっそ箱崎までバスで行ってリッチにタクシーに乗る
──くらいまで考えついた。
 はるかはNEXに乗りたがったが、子どもとスーツケースを連れて、2回乗り換えはいやだし、箱崎からタクシーはゼータクし過ぎなので、3の快速コースを選ぶことにする。ところが、快速って1時間に1本しか走ってないのだ。あと40分もある。しょうがないので、子どもたちと成田で夕食を食べようとレストランに入ったが、注文を待っている間に残り時間が少なくなって、結局キャンセルして電車に乗った。これもNEXが途中の駅に停まらないせいだ。やい、NEX、途中の駅にも停まりやがれ! 総武線沿線住民は不便しているぞ!
 まあそんな文句はどうでもいいとして、家に帰り着いたのは結局10時近くでした。何はともあれ、無事に帰ってこられてよかった。(完)


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