家族で巡るアガサ・クリスティ・カントリー

第7日(ロンドン)

ロンドン名所巡りは続く

 7日目はロンドン名所巡り本番。前の晩に地下鉄路線図と首っ引きでタイトなスケジュールを組みました。アガサ・クリスティ・カントリーはとりあえずおいとくことにします。行きがけに郵便局に寄り、2つ目の小包を日本に送りました。中身はおみやげや服など。重さは4.3キログラムで航空便の料金が39ポンド20ペンス(約8000円)でした。
 では、ロンドン名所巡りを写真でどうぞ。ほとんど地下鉄と徒歩でまわりました。ほかに1666年のロンドン大火の出火場所とされるプディングレーンや、モニュメント=大火記念塔なども見ています。名所巡りのあとは、ハロッズで買い物。
 いちばん観光旅行らしい一日だったかもしれない……。ロンドンの地図をおもちの方、どの路線に乗ったか追いかけてみてちょーだい。


■タワーブリッジでは「Tower Bridge Experience」というガイドツアーに参加。タワーブリッジ誕生までの歴史や、橋が跳ね上がる仕組みなどを解説してくれる。日本語の音声ガイド付き。実際に橋が跳ね上がるところも見られた。橋が元に戻るまでの間、車も人も通行止め。下を船が通る。日に何度もあるわけではなくラッキーだった。ロンドン塔は見ただけ。怪しい雲行きである


■ユーロスターが発着するウォータールー駅。豪華なつくりだが、時計が狂っている。ユーロスターのラガーシャツを買った


■大英博物館も駆け足で。ロゼッタストーンが見られて感激。ガラス越しなんかじゃなく、むき出しだ。写真もこの通り撮り放題。おなじみビッグベンでは風が強くて顔がひきつる。手が震える。写真も塔のてっぺんが切れている。後ろのご夫婦は飛ばされそうだ。ダンナはウォータールー駅で買ったユーロスターのラガーシャツをさっそく着ている


■ハロッズに向かうタクシーの車窓よりバッキンガム宮殿を眺める。運転手さんが気を利かせてゆっくりと走ってくれたので窓越しに写真を撮る。ハロッズでは閉店ぎりぎりまでねばる。買い物と食事を終えてパディントン駅に帰り着いたら、金曜の夜恒例のコンサートをやっていた。楽団員はグレート・ウェスタンの職員らしい


ご飯

 朝食はホテルのイングリッシュブレックファスト。けっしてまずくはないものの、そろそろワンパターンもあきてきました。でもトーストは相変わらずおいしい。
 昼ご飯は大英博物館近くのレストランでピザとジャケットポテトを注文。じゃがいもを蒸し焼きしてかりかりのベーコンとチーズを乗せたジャケットポテトは、ぜひまねしてつくってみたい味。でもあんな大きなじゃがいも、どこにあるのでしょうか。しぼりたてのオレンジジュースがとてもおいしく、おかわりをもらいました。
 夕ご飯には、ハロッズのティールームでサーモンサンドイッチ(約2000円)、ヨークハムサンドイッチ(約1800円)、チョコレートケーキ(約850円)などをいただき、1時間ほど休憩。飲み物はアッサムティーにホットチョコレート。かなり高かったけれど、値段相応に盛りつけもきれいだったし味もよく満足しました。


おみやげ

 ロンドン塔近くのみやげ物屋で、小さな布製の人形2つ(ひとつは自宅でクリスマスの飾りに、ひとつは姪に)。大英博物館のミュージアムショップでは展示品のレプリカがかわいくて、猫、カバ、猿を買いました。ほかにネクタイと刺繍入りのトートバッグ。ネクタイはエジプトの猫の模様入り。家族内ではネコタイと呼ぶ。トートバッグはきちんとした作りで、日本でも重宝しています。ハロッズでは親戚向けに紅茶やココアなどわかりやすいものを中心に購入。ダンナはハロッズのCDショップでボーン・ウィリアムズのCDを、「ボクがいちばん好きな作曲家だ」とよいしょしながら買ってきました。



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