家族で巡るアガサ・クリスティ・カントリー

第8日(ロンドン〜帰国)

荷物を預ける

 今日でイギリスともお別れです。といっても飛行機は夕方。まだまだ時間があるので、自然史博物館まで行くことにしました。問題はチェックアウト後の荷物ですが、パディントン駅の荷物一時預かり所に預けておくことにします。コインロッカー式ではないので、大きなスーツケースでも大丈夫。
 はじめ、この預かり所の「Left Luggage」という看板を見たとき、ここは忘れ物預かり所なのかと思っていました。中を覗くとスーツケースがごろごろ置いてあって、あんなでかいものを忘れる人もいるんだねー、と感心したりして。
 しかし何度か通りかかるうちに、2時間までいくらなどと料金が書いてあることに気付き、「Left Luggage」は荷物預かり所であることが判明しました。
 荷物を預け入れるのは簡単。荷物を係員に預け、料金を払って引換証を受け取るだけです。


自然史博物館


■自然史博物館では、巨大な恐竜の化石や、動物のはく製、鉱物などを展示している。理科好きなら楽しめるかも。ミュージアムショップも充実。下は、阪神淡路大震災を再現する展示。日本のスーパーマーケットを模した台に乗ると、揺れを体験することができる。せいぜい震度3ってとこだったが、遠いイギリスにも震災の衝撃は伝わっているのだ。
NHKの『名探偵ポワロ』の『ベールをかけた女』では、自然史博物館の中でのジャップ警部と盗賊の追っかけっこがみものだ


買い物・ご飯

 自然史博物館のなかのレストランで昼食をとりました。ビュッフェ式で、パスタ、サンドイッチ、飲み物などの軽食がいただけます。子ども向けのメニューが充実。日本のファミリーレストランにありそうな味付けで、万人向けか。
 ミュージアムショップでは鉱物標本のセットを購入。理科が好きという姪へのおみやげ。


ヒースロー空港〜成田

 あとは飛行機に乗るだけ。少し早めに空港に着いたので、売店をくまなく見て回りました。シーフードバーのメニューがおいしそうだったので入ろうとしたら、ウェートレスに「子どもはだめ」と止められてしまいました。子どもだめのチェックが入らないように、入る店には気を遣っていたのに、最後の最後でひっかかってしまいました。食事は機内食まで待つことにして、アイスクリームなどをいただきます。
 空港内の売店で、また買い物。ハロッズの紅茶(私の実家と、ダンナの親戚へ)、ウェッジウッドのペンダント(ダンナのお母さまへ)、銀製の茶漉し(弟の嫁さんに)、ユーロスターの模型(甥へ)、地下鉄マークのマウスパッド(ダンナの友だちへ)、パディントンのぬいぐるみ(娘)、ハロッズのビアマグ(自宅用)など。買い物自体がレジャーだな。
 日本へ向かう飛行機では、ずっと夜だったため、よく寝られました。(完)





■ヒースローエクスプレスで空港へ向かう


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