日記


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2005.11


11月25日(金)

 大量入荷

 ぱっと見て全部分かる人は、僕と同じくらいビョーキなので、反省するように(^_^;)。これで土日は退屈しなくて済みそうだ。
 しかし、パソコンソフト4つはSofmapに同時注文して、同日配達なのに、別々の箱だった。寮の管理人さんに「たくさん来てますよ〜」と言われたときはちょっと恥ずかしかった。中身が見えるわけではないけどさ。

11月22日(火)

 おくさまは女子高生
DVD;「おくさまは女子高生 Diary2」;アニメ;エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ;(2005/11/23);\6,090

 TVアニメは見ていたが、このDVDは買うまいと思っていた。理由は、こういうのを買い出すときりがないから。それなのに、祝日前だからちょと秋葉原に行こうなどと考えるからこんな目にあう。そう、思わず新作コーナーにあったので手が伸び、さらに1巻も買ってしまったのだ。こうなったら、全巻買うかしない(^_^;)
 まあ、原作は無理にHで読者をつかもうといった感じがあったが、アニメ版はそうでもなく、害なく(少なく)良い意味でまったりな癒される話になっているので、良いんじゃないかと(と、自分に言い訳)。
 …実はゼノサーガのDVD-BOX(\18,270×2)も買ってしまっているのであった。ああ、無駄使い。

11月16日(水)

 萌える男
新書;「萌える男」;本田 透;筑摩書房;(2005/11/07);ISBN:4480062718;\735

 あの「電波男」がついに新書版で登場!というわけだ。「恋愛資本主義」がまじめに語られる。新書でこのような内容の著書が読めるのはありがたいが、不満な点や問題な点がある。
 ちょっと不満な点は、文体がまじめになってしまって迫力がイマイチなこと。まあ、これはしょうがない。新書は前著の「電波男」「電波大戦」とは書店で並ぶ場所も違う。読者層も違っているはずだ。読者に合わせた書き方というのは必要だ。
 しかし問題点というのは、まさにこの部分が考えられていないというところにある。色々な例として、ゲーム、アニメ、漫画が例に出される。しかし、新書の読者層が、これらのものをどれだけ知っているだろうか(もちろん読者の多くは重なっているはずだ。ここでは、新書で初めてこの著者の著書に触れる読者のことを言っている。そのような読者を視野に入れないのなら、同じ趣旨の著書を新書で新たに出す意味がない)。
 まじめな読者は、引用された文献など(今回の場合はゲーム、アニメ、漫画)をチェックして、それらを理解した上で本の内容を理解・批評するものであるが、それを皆に要求することは出来ない。「わけわからん」と言って放り出す自由もあるのだ。それどころか、引用文献等をちゃんとチェックすべき評論家でも、それをしないで適当なことを言う輩も多いのが現実だ。そういう意味で読者を選ぶ著書になってしまっている。
 著者の思想に賛成する筆者としては、新書が出たのはうれしいのだが、新たな読者層を得るチャンスを逃してしまった感が残念だ。今後に期待したい。

 *同著者の関連書 →電波男 →電波大戦

11月14日(月)


 研究中のテクトアルミノケイ酸塩の構造解析は、全く進んでいない。差し当たり単純なモデルとして曹長石を選んだが、シミュレーションでは2通りの可能性がある構造のうち、何故自然界にはそのうちの片方しか存在しないかの結論は出せないようだ。目的とするゼオライト(図)の解析にはまだまだ取り掛かれそうにない。
 仕方ないので、音楽室に行ってトランペットを吹きながら例の曲の作曲。悠歌さんのピアノ伴奏があるのは助かる。しかし彼女があんなに美人でなければ、もうちょっと緊張しないで音楽に集中できるのだけど(^_^;)。ついでに、曹長石の話をしたら、コンピュータシミュレーションのプログラミングと数学理論に関して幾つかヒントになるような意見をくれた。音楽の先生にしておくのは惜しい人だ。そういえば、音楽も数学も同じだって言ってたっけ。お礼に食事の約束。
 部屋に戻って歌織ちゃんとチャット。人工無脳の研究はうまく行っているらしい。研究の話から悠歌さんの話に。彼女は私も尊敬しているけど、手を出さないでねって、考え過ぎだって。カオリンが一番だから。え?魚料理のうまいメイドさんもいるでしょって、何故それを…。
 えーっと、言い訳言い訳…

 …と焦って目が覚めた。いや、そんなわけないじゃん。まさに夢のような話。
 しかし、いつも夢に出てくる大学みたいな研究所と僕の住んでいる町。地図が描けるぐらいはっきりとしているのだけど。話も繋がっているし、登場人物(僕以外の住人)も同じ。魚料理のうまいメイド兼彼女は先々週出てきたし。研究内容や仕事内容は、現実世界の趣味や大学時代の研究にリンクしているようだ(今回のは学部のときにやった研究だ)。
(このシリーズとしては、例えば2005.10.312004.11.282002.6.301998.10.291998.5.30、等の日記参照)。
 …はっ!まさか実在する別の世界?

11月12日(土)

 結局家でごろ寝
 なんか昼頃まで雨が降ると思ったのだけど、思わず晴れたので珍しくちょっと外出。床屋に行った後、ぶらぶらしてすぐに帰宅。…で、さっきまで寝てた(をい!)。
 いまさらどこへも行けないので、親に頼まれていた年賀状を印刷。送るのは明日だな。せっかくだから、カレンダーも送ってやるか。
 あとは部屋の掃除だな。今から頑張っても年内に終わるかどうか。せめて本をどかして、手足を伸ばして寝られる部屋にしたいのだけど…。

11月11日(金)

 パソコン数学博物館
単行本;「パソコン数学博物館―WordとExcelで、三角形から動く微積分まで」;何森 仁;東京図書;(2005/11);ISBN:4489007094;\1,890

 昼休みに購入。数学全体ではなく、数学に関係する面白い図やグラフを、MicrosoftのWordとExcelの基本機能だけを使って描いてみようという本。数学的なレベルは、数学好きの中高校生ぐらいか。ただ、そういう中高校生は、もっとパソコンを使いこなしているように思う。数学的にもソフト的にももう少し踏み込んで欲しかった。数学的には理論や式の説明もないのが物足りないし、ソフト的にもVBAを使わないのは不自然で物足りない。
 コンピュータに弱い学校の教師が、プリントの図を描くときに参考にする程度にはいいかもしれない。色々な意味で物足りない本だった。

11月7日(月)

 チェスの花火
単行本;「チェスの花火―ピノーさんのチェス教室」;ジャック ピノー 他;インデックス出版;(2005/11);ISBN:4901092448;\2,940

 昼休みに見つけたけど、他の用事もあったので、会社帰りに丸の内のOAZOまでわざわざ買いに行った。チェス教室というが、チェスの話とその他の話が混ざった、どちらかというとエッセイ集。日本語のチェスの本は少ないので貴重な本であるが、いくつかの点で残念であった。
 まず、チェスと関係のない話には目新しいものがない。多少本を読んでいる人には、知っている話ばかりだろう。チェスの本として期待すると、そのあたりはただの冗長にしか感じない。また、チェスの棋譜などは説明不足で不親切である。チェスの棋譜は図なしですいすい読めるが、チェス以外の事はあまり知らない、というような人が軽いエッセイとして楽しめるのかもしれないが…。一番残念なのは日本語。意味不明や、おかしな言い回しが多い。
 チェスの話は(日本語は別として)面白いものが多かったので、残念。

11月3日(木)

 ザ・マインドマップ
単行本;「ザ・マインドマップ」;トニー・ブザン 他;ダイヤモンド社;(2005/11/03);ISBN:4478760993;\2,310

 例によって昼休みに本屋で山積みになっていたので買ってきた。最近何故かマインドマップ本が多数出版されている中で、これが本家のトニー・ブザンの本。以前に出版されたものの再訳だが、ページ数・内容ともにかなり増加している。やはり本家は違うな、と感心させられる本。マインドマップの描き方よりも、マインドマップとは何なのか、というところを深く掘り下げて書かれており、ただの描き方だけでは物足りない人にはオススメ。
 しかし、なんでもかんでもこれで解決、みたいな出版社や周りの宣伝にはちょっと退く。何なのかを理解した上で、活用の仕方で生きていくものであって、それはアーミーナイフで何でも出来る訳ではないのと同様だ。変な宣伝は本物の価値を汚すものだ。

 *最近のマインドマップの本としては、記憶力・発想力が驚くほど高まるマインドマップ・ノート術 →図解・マインドマップノート術 →マインドマップ図解術―即効!仕事と人生の可能性を拓く

11月2日(水)

 年末が近づくといろいろ頼まれる。
その1:親に頼まれる年賀状印刷
 いまだに百数十枚も出そうというのだから大したものだ。
 そんなわけで昼休みに会社の近くの郵便局(神田のすずらん通り)に行き、140枚7000円購入。で、年賀葉書を売っていた若い局員さん曰く、「100枚以上お買い上げの方にはジャガイモを2個差し上げております」…って、訳がわからないよ(^_^;)。
 話の種にもらってこようかと思ったけど、後の処分に困るので丁寧に断ってきた。見ていると、他の人も断っているようだった。「残り少ないんですよ」としきりに勧められたけど、実は誰ももらってくれなくて困っているんじゃないのか。あんな、サラリーマンしか来ないような場所の郵便局で生のジャガイモなんか配っても、ねえ。
その2:某所で頼まれるカレンダー作り
 僕なんかは、手帳とパソコンの画面以外にカレンダーがあってもしょうがないと思うのだが(ま、実際のところ、壁は全部本棚代わりのカラーボックスで塞がっているし、机の上も乱雑だからカレンダーの掛ける場所も置ける場所もないけどさ)、印刷されたカレンダーを欲しいという人は多いらしい。そういうわけで景品とかにも良いそうで。
 そんなわけで、デザインも含めてカレンダーの作成も頼まれている。仕方ないので、月齢付きとか、万年暦になるのとか、九曜付とか、変な画像付きとか、いろいろ作っている。誰かもらってくれないだろうか(笑)。
 毎年同じ曜日なら楽なのにな。前から思っているのだけど、1月:30日,2月:30日,3月:31日にして1月1日を月曜日から始め、この3ヶ月をくりかえし(4,5,6月、7,8,9月、10,11,12月を同じようにする)、大晦日12月31日のあとに曜日のない祝日を入れれば、3ヶ月のカレンダーだけで繰り返して永久に使えるのだけど(91が7の倍数、364も7の倍数なので)。ああ、あとうるう年は曜日のない休みを一日増やせば良い。普通の人は便利さより味とかを求めるからなあ。
その3:さらに某所で頼まれるwebページの改訂
 いや、別に年が変わるからって変えなくても良いじゃん(^_^;;)。これに時間を取られて、自分の個人のwebページの改訂が進まないんだけど。
 その上、「このカタログのとおりにデザインしてくれれば良いから楽でしょ」って、印刷物のレイアウトに綺麗に揃えるのが如何に難しいことか分かってるのか。ブラウザによって違いが出ないようにするだけでも大変なのに。よっぽど、カタログをスキャナで読み取った画像をそのまま貼り付けて終わりにしてやろうかと思ったが、それも何だか負けたみたいでくやしいから、頑張って作る。おかげでCSSの裏技に大分詳しくなったよ、ありがとう。
 カタログにはない、リンクするためのメニューなどは新たに作成。結構大変だ。自分のページはいつ出来る?


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