アントワープ・ブリュッセル


上空からオランダの街を見ると、運河だらけ。こんなところに空港をつくるなんて、大変だろうなあと 思っていたが、滑走路にも運河らしき、堀を発見。やっぱり。空港にもあったか。

朝6:30にオランダ スキポール空港に飛行機は着いた。ブリュッセルまでに行くのにアムステルダムまで出ないと いけないかなあと思っていたが、スキポールからそのまま行くほうが近いようである。スキポール〜 ブリュッセル 61G(4,543円 カード支払)。7:40発のブリュッセル行きの電車に乗り、アントワープで 途中下車。

アントワープ
スキポールからアントワープまで、ちょうど2時間だった。
アントワープって、大きくなるまで、ずっとオランダだと思っていた。小さい頃に見た「フランダースの 犬」のアニメの風景で、よく風車が出てきたからだと思うのだが、ネロが住んでいたのは実はアントワープの近くの街である。

荷物を駅に預け、市庁舎がある街の中心に向かって歩く。トイレに行きたかったので、大きなデパートに 入るがトイレが見つからなかった。MARKS & SPENCERはイギリス系のデパートなので、あるだろうと 思っていたが、ここにもなかった。とうとうトイレに行くのをあきらめた。

市庁舎近くのインフォーメーションで、ネロとパトラッシュの銅像がどこにあるか聞いたが、トラムに 乗っていかなければならないようで、あきらめた。それにどうやら、銅像だけしかないようだ。 ネロが見たルーベンスの絵は、ノートルダム寺院(70BF)にあり、「キリストの昇架」、「キリストの降架」 などは日本語での説明文があった。ネロとパトラッシュの説明もある。街をぶらぶらした後、「ルーベンスの家」(100BF)へ。アトリエ兼住居のこの家には、ルーベンスの自画像や、その他の作品が掛けられている。 ルーベンスは2000もの作品を残したと言われているが、このアトリエでルーベンスの弟子たちの 手を借りて作られたらしい。 当時、画家は、芸術家ではなく、職人という意識があったようだ。

アントワープはダイヤモンドの研磨で有名な街。それなのに、ダイヤモンド博物館に寄るのを忘れたのは 残念だ。遅いお昼をマクドナルドでとった。ここにもトイレおばさんが・・・・。10BF(約40円)もとるなんて信じられない。またまた我慢してしまった。

ブリュッセル
ブリュッセルの駅に着くと、日本人女性に「今夜の宿決まっていますか。」とたずねられた。 私は、「まだ決まってないけど、どこに泊まるつもり?」と聞き返した。彼女は「ユースホステルに泊まろうと思っているの。」と答えた。それじゃ私もユースホステルに泊まることにしようと彼女といっしょに ユースホステルをめざした。1軒目のユースは断わられた。ブリュッセル中のユースがいっぱいだと係の人に言われてしまった。2軒目のユースで 30分ほど待たされたが、なんとか泊まることができた。私は2泊することにした。ベネルクス は物価が高く、ユースホステルでも結構高い。ユース 会員ではなかったので、エキストラ料金をとられた。 1泊2,600〜700円程度。1泊ごとにシールをくれて、それが6枚たまると、会員になれるようである。結局、ベネルクス7泊全部ユースホステルに泊まってしまった。

彼女といっしょに街に繰り出す。私が「ブリュッセルで見ておきたいのは、タンタンショップくらい。」と言うとつきあってくれた。 私は、昔香港を旅行した時に買ったバッタものの、タンタンTシャツを気に入っていたので、Tシャツを買いたかったが、私の好みに合うものがなく、しぶしぶあきらめた。タンタンショップより、 小便小僧に行く途中に入ったお店のほうが、安くて、種類が多かった。


小便小僧は、思っていたより、小さかった。その後、ベルギー本場のワ ッフルを2人で分けてあって 食べた。四角いワッフル生地の上に生クリームがたくさんのっていたが、思っていたほど甘くなかった。(日本で今流行っているのは、リエージュのワッフル。)その後、レストランに入り、安い定食を頼む。ベルギー名物のムール貝のワイン蒸しは、鍋一杯に来た。なかなかおいしかった。

グラン・プラスは、翌週のフラワーカーペット(2年に1回開催)のために白い線で下書きがされていて、柵で中に入れないようにしていた。




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