リグーリアの海岸沿いに面した小さな５つの漁村をチンクエ・テッレと呼んでいる。リオマッジョーレ(Riomaggiore)、マナローラ(Manarola)、コルニーリア(Corniglia）、ヴェルナッツア(Vernazza)、モンテロッソ(Monterosso)の５つ村のことである。世界遺産にも指定されていて、是非とも行きたかったところ。この５つの村から村へは歩いていくことができる。

■リオマッジョーレ
ラ・スペツィア(La Spezia)からリオマッジョーレまで、電車でおよそ8分程度。駅名が見えずとも電車が止まったと思ったらそこは駅なのである。列車が長く、駅のホームに着かない車両もあり、両端はトンネルの中だったりするの。電車のドアは自分で開けないと開かない。降りそびれないよう気をつけておこう。ポルトフィーノ(Portofino）へ行く時になぜ、ホームの無いところで、止まるんだろうと思っていたけど、列車が長くて、ホームに着かない車両も出てきたのをちゃんと記憶していたのだった。無事降りることが出来た。4月下旬にもかかわらず、観光客は多い。イタリア人よりドイツ人とかのほうが多い感じ。駅を降りたら、ラ・スペツィアの方に少し戻ると小さな入江に家がぎりぎりまで建っている光景が目に入る。想像していた光景だ。階段を降りたり、上ったりして街の中を散策。

リオマッジョーレからマナローラへは、愛の小道（Via dell' Amore)と呼ばれる道を行く。歩きやすく景色もきれい。愛の小道のモニュメントがあり、何で一人でこんなとこと歩かなあかんねんと思いながら歩く。途中道からはずれ、崖を降りて、水着姿になって日光浴する人もいた。20分もすれば、マナローラに着く。

■マナローラ
マナローラの駅に着くと、200mくらいのトンネルを抜けると街にでる。ここもかわいい村だ。フォカッチャのお店が目立つ。この日は落石があったため、マナローラからコルニーリアへの道は閉まっていた。でも途中までは行けるので少し歩いて写真撮影。駅まで戻って、次のコルニーリアまでは電車(0.95ユーロ。無人駅なので、トンネルを出て右側にある店でチケット購入)で移動。