キャンチャーノ・テルメ/モンテプルチャーノ/オルヴィエート


フィレンツェ駅で、「キアンチャ‐ノ・テルメ 1枚」と言うと、「キウージ駅ね。」と言われてしまった。この時初めて、キウージとキアンチャ‐ノ・テルメ駅が1つで、キウージ‐キアンチャ‐ノ・テルメ(Chiusi Chianciano Terme)駅だと知った。21時頃駅に着いた。駅前には、ホテルが2つ。安そうなほうに泊まる(30 ユーロ)。

■キャンチャーノ
さて、翌朝駅前からバスに乗り、20分(1.50ユーロ)ほどでキャンチャーノ・テルメに到着。インフォメーションの近くのバス停で降りる。ここの街の見所を聞くと、アクア・サンタ(午後から無料とのこと)という飲泉場と旧市街というので、アクア・サンタに行くことにした。そこに着いてびっくり、バスで先ほど前を通ったところで、バス・ターミナルだと思ったところだった。チケット売り場で「飲みに来たのかい?」と聞かれたので、「うん」と答えると、入場料無料にしてもらえた上、プラスチックのコップまでいただいた。飲泉場に行くが、ここは自分で入れるのではなく、コップを係の人にわたして、入れてもらうのである。味は結構きつく、温かい。そんなに飲めるものではない。アクア・サンタの中をゆっくり歩く。モンテカティーニ・テルメと違って優雅さにかけるかなあ。晴れていれば、いいのだけど、屋外のベンチも寂しい。そんな中、リスが木から降りて来た。

モンテカティーニ・テルメと違い、こちらは山の中にあるので、けっこう坂が多いかも。ぎっしりとホテルが立ち並らんでいて、またこの日は雨だったせいもあるかもしれないけど、緑が少なく感じた。旧市街までは2km。バスの出発まで時間があったので、旧市街まで歩いていった。旧市街はこれと言って、見るところはなく、古いだけの街だった。

■モンテプルチャーノ
それから、モンテプルチャーノ行きのバスに乗り20分。中世の街だ。食料品店とワインのお店が並んでいた。食料品店でトスカーナサラミで、パニーノをつくってもらう。ワインもトスカーナワインが並んでいて、持って帰りたかったが、荷物になるのでやめておいた。街をまわって、再びお店が並ぶ通りに出てくると、ほとんどお店がお昼休みに入っていて、さびしい街になっていた。トスカーナの風景が眺めることができる田舎の町と言ったところか。まあ、これがまさしく典型的なトスカーナの町なのだろう。

■オルヴィエート
それからまた根性を出して、オルヴィエートに行った。一端キウージ駅に戻り、鉄道でオルヴィエートに行く。ICで20分程度。駅前のケーブルカー(ケーブルカー+バス0.90ユーロ)に乗り、丘の上で、一気に上がる。ケーブルカーを降りて、まずは右手のサン・パトリツィオの井戸(3.5ユーロ)を見学。螺旋階段で下に降りることができる。バスに乗ってドゥオーモの前まで行く。ドゥオーモは見事!!すごく大きくて、すごくきれいなんです。



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