■コルニーリア
駅を降りると進むべき方向にある階段を上って上って到着。この村のみ港に面していない、高台にある村。これと言って特徴はないから、遠くから見ているほうがいいと思う。 船から見るのも、いいのでは？

さて、ヴェルナッツアに向けて一般道を少し歩いて山の方に行くとチンクエ・テッレのチケットを売っているところに出くわした。遊歩道を歩くのにお金がいるという。3ユーロ（それって電車より高い！！）。オリーブ畑の中をアップダウンしながら１時間15分。海沿いを歩くわけじゃないけど、これはこれでなかなかGood!!

■ヴェルナッツア
ヴェルナッツアはもう少しおしゃれな街かと思っていたけど、他と同じ小さな集落だった。高台から、入り江の前の広場を見渡すと、かわいいパラソルが並んでいた。こんな小さな入江で、わずかな砂浜のところで早くも海水浴をしている人がいた。ヴェルナッツアからモンテロッソまでは１時間15分くらい。ここも同じくアップダウンの繰り返しで、さらに一層激しい。比較的海沿いの道を行くのだけど、疲れているし、ここが船移動が可能なら船移動にしてもいいかも。

■モンテロッソ
モンテロッソには、一昨日の晩、チンクエ・テッレを観光するために泊まったのだが、朝起きてみると雨が降りそうな雰囲気だったので、急遽ピサまで行きピサ観光に変えてしまった。モンテロッソには夜着いて、駅のツーリストインフォメーションが開いていたので、安いホテルがないか聞いてみたら、安そうなところに電話してくれたが、80ユーロという値段でびっくり。自力でホテルに電話して聞こうと思い、駅のバールでテレフォンカードを買った。ダメもとでバールのあばさんに安いホテルはないか聞いてみたら、駅を降りて坂を上がった右手に安いホテルがあるから聞いてみればと言われたので、行ってみたら30ユーロという値段だったので、即決した。その夜、モンテロッソは特に何も無いところだなあと思っていたけど、ヴェルナッツアからモンテロッソまで歩いたらようやく手前に旧市街があることに気づいたのだった。もし、電車でモンテロッソに行かれる方は、ラ・スペツィア方面に戻って、トンネルを抜けて下さい。そうすると旧市街のようなところが開けています。

＜チンクレ・テッレ散策の注意点＞
• リオマッジョーレ、モンテロッソの駅などは、列車が長いとトンネルの中で停車してしまいます。降りるタイミングを忘れずに。
• リオマッジョーレはラ・スペッツア方面から来た場合、戻って下さい。（右の地図は適当に書いておりますが、鉄道駅と村との位置関係の参考にして下さい。）
• チンクエ・テッレの遊歩道はかなり険しいので、しっかりした靴で。
• 道が狭く、人とすれ違うことができないほど細い道が多い。私が行った時はまだ人が少ない時期だから結構早く歩くことができたけど、バカンスシーズンなら所要時間がもっとかかると思う。
• GWシーズンに訪れましたが、暑かったです。ペットボトルの水がすぐ減りました。真夏なら、とんでもなく暑いかも。海沿いは、日を遮るものがないので、日焼け止めを忘れずに。

■おまけ ― ラ・スペッツア(La spezia)
チンクエ・テッレ観光はピサからの日帰りでした。行く時ラ・スペッツアで、１時間以上待ち時間があったので、降りてみました。海の方にいけば何かあるだろうと適当に観光。ドゥオーモを発見。それ以外は特に普通の街でした。