家庭菜園作業日誌

2001年!! もう3月春野菜シーズン到来!


3月3日(土) 天候:曇

いよいよ春野菜のシーズンの到来3月である。
先月まではまだまだ寒い日が続き 菜園の手入れどころではなかったが、最近、日中はずいぶん暖かくなってきた。冬に定植したコマツナも大きくなり、ビニールテントの中のものは収穫期を迎えている。
早く収穫しないと花芽がでて硬くなってくるので早速収穫し、軽く塩茹でにして冷凍庫で保存することにした。 このコマツナはテスト的に3種類の育て方をやってみた。同じ苗で「(1)ビニールテント(2)寒冷紗(3)そのまま」と分けて育てた。生育状況は ( )内の順番である。自然はよくしたものである。この方法では順次収穫できるので収穫期間を延ばせることがわかった。今後、冬から春先での 野菜の植付けはこの方法を採用しよう。
明日はジャガイモの植付け準備である。

3月4日(日) 天候:晴

今日は天気がいいので予定と通りジャガイモの植付けを行った。
今年も例年通り「男爵」「メイクイーン」の2種類の種芋を購入してきた。各々1Kg 10個入りである。これを2つ切にして、40株を育てる事にした。
植付けは2畝を準備し、1畝は大根を収穫した後、石灰と堆肥を入れ準備して おいたので整地、畝作り後「男爵」の種芋を約30cm間隔で20株を植え付けた。
「メイクイーン」は畝の準備がまだできていない(コマツナが植えてある) ので日野菜の収穫が終わった跡地(40cu程度)に20個を並べて植え、発芽した時点で正式な畝に移植することにした。これが成功すれば来年からの ジャガイモの植付け場所に遅くまで他の野菜を作ることができる。
まだ霜の降りることも予想されるので、ビニールで覆って防霜の対策をした。

3月10日(土) 天候:晴

今日は午後から畑にでた。
エンドウが大きくなってきたので、追肥(化成肥料)を施し、ビニール紐で 補強し、上っていくようにした。これから暖かくなるとますます大きくなるであろう。
また、タマネギをだいぶ大きくなってきた。が、しかし、自分で作った苗で小さなものまで使用したため、 不ぞろいである。大きい苗と小さい苗は別々に植えるほうが平均して大きくなるようであるが、やはり小さいのは無理があったようである。苗の大きさが7mm程度 が一番いいようである。来年はもっと立派な苗を作って大きく育てよう。3月とはいえ朝晩はまだ寒い。

3月11日(日) 天候:晴

ホウレンソウをビニールトンネルでつくっていたが、収穫も終わりに近づいてきた。
今日は残りをすべて収穫し、 耕して草木灰をたっぷり入れ攪拌し畝作りをした。
近所の菜園仲間からホウレンソウは発芽しにくいので厚めに蒔くが、間引きを多くする必要があるため、少々価格は 高いが「ネーキット」という種類は発芽率95%以上を確保できるのでかえってこの方がいいとの情報を貰ったので早速午後に買い求めてきた。
夕方、播種しビニール テントをかけておいた。発芽するまではこのままで、発芽後、寒冷紗にかえてやろう。

3月17日(土) 天候:晴

先週播種したホウレンソウが発芽してきた。やはりネーキット種は発芽が早く無駄が少ないようである。
コマツナも いよいよ終わりである。花がついてきたが、この花の部分を採取し食べるか、あきらめて次のジャガイモの植付け準備をするか思案のしどころである。
直植えしたジャガイモ (男爵)が発芽してきた。1個の種芋から2〜3本の芽が出ている。もう少し大きくなり、霜の害がなくなったらビニールを取り除く予定である。


3月20日(火) 天候:晴

今日は「春分の日」で世の中は休日である。
百姓に休日はないと体に鞭打って夏野菜の植付け準備をした。
先週 思案した、コマツナも引き抜いて処分し、細かく切ってコンポストに放り込んで堆肥とすることに決めた。
この畝を深く耕して土を攪拌し、石灰、堆肥、化成肥料を若干 入れ、ジャガイモ(メイクイーン)を移植する準備をした。雨が降りそうにないので、この畝にたっぷり水をかけ、黒のビニールマルチをかけ植付けの準備が完了した。
あとは仮に発芽用に植えてあるジャガイモの発芽を待ち、移植するだけである。「メイクイーン」は「男爵」に比べて発芽が遅いようである。

3月31日(土) 天候:晴

今日は「メイクイーン」が 発芽してきたので、準備してあった畝に本格的に移植した。
ビニールマルチを使った作り方は 初めてであり、どうやって移植すべきか悩むところである。家庭菜園の本を参考にして、ナイフでマルチに約10cmの窓を開け、小さなスコップで穴を掘り、仮植えしたジャガイモを 丁寧に掘り出し、植え替えた。いくつかは芽が出たところで葉ができるまでいたっていないものもあったが、植え替えても大丈夫であろう。
直植えした「男爵」(写真 右)はだいぶ生育して きた。早速、追肥に化成肥料少々を施し、土寄せをした。あと1回の追肥、土寄せが必要である。

4月1日(日) 天候:晴

いよいよ今日から4月である。
近所の妙見さん の桜が7分咲き程度になったので、ホームページ用の写真を撮りにいった。 今日は肌寒い日だったこともあり、桜の下での宴会はちらほらしか出ていない。来週が見頃であろう。
写真撮影は適当なところで切り上げ、また畑に戻り、エンドウの支柱をたててやった。 近所のお百姓さんはエンドウの1本々々を紐で吊り下げているようであるが、我が家では毎年きゅうりのネットを支柱の間に張り、これに上らせている。この方が簡単で時間もかからない。あと 2週間もすれば花をつけるであろう。

4月15日(日) 天候:晴

昨日の雨で畑の土もだいぶやわらかくなったので、夏野菜の植付け準備を行った。
畝に牛糞、籾殻堆肥、若干の化成肥料を撒き、十分に耕し、 この後、コンポストで熟成させた堆肥が8割方堆肥化してきたので空いていた畝を深く溝を掘り、この溝にコンポストの堆肥を投げ込み、土をかぶせて整地をして畝を作った。昨日の雨で十分湿って いるのでこの畝に黒のビニールマルチをかぶせることで夏野菜の植付け準備完了である。


4月21日(土) 天候:小雨

今日は小雨模様なので、夏野菜を植え付ける事にした。
近所の農家がやっている育苗店に夏野菜の苗を買いにいった。内容は昨年と変わり ないが、今年は品種が多くなっている。
購入したのは、トマト(桃太郎 5本、サターン4本)、ミニトマト(ココ)3本、ナス(千両)6本、ピーマン3本(内1本は赤)、シシトウ3本 である。トマトとナスは接木苗で普通苗の約倍の値段であった。トマトは桃太郎種だけにしようと思ったが、安全のため昨年も植えたサターン種と半々とした。ピーマンはサラダ等の彩り用に赤ピーマンも 一株準備した。

トマト ナス キュウリ ピーマン&シシトウ


4月22日(日) 天候:曇

今日は畑もまだ湿っているので、以前から準備してあった畝にニンジンとホウレンソウの種をまいた。ホウレンソウは前にまいた残りのネーキット種 である。発芽率がいいので間引きの必要のない間隔で播種できるので効率がよい。これからは暑くなるので、気温を春先の温度程度に保てるように、寒冷紗をかけておいた。さらに暑くなると遮光率のよい 黒い寒冷紗に替えてやる必要がある。
また、大きくなってきたジャガイモ(男爵)の追肥(化成肥料)と土寄せを行った。

4月28日(土) 天候:晴

今日からゴールデンウイーク休み(9連休)である。
先週植え付けた夏野菜も根ついたようである。5月になると夏野菜も急激に大きくなるので キュウリを除き、トマト、ナス、ピーマン、シシトウに支柱を立てた。
トマトは支柱を合掌に組み立て、約2mの高さとした。その他は1m程度の高さで苗それぞれに垂直に支柱をたて、ビニール 紐で固定した。だいぶ時間がかかったがこれで秋まで大丈夫である。
午後は支柱にする竹が少なくなったので、近状の山へ竹取りにいった。あまり人の入らない秘密(?)の場所をもっているので毎年の 野菜用の支柱には困らない。買えば相当の金額になる筈である。直径15mm、長さ2m程度の竹を30本ほど取ってきた。

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