家庭菜園作業日誌

2001年!! 初夏到来!野菜の季節


5月1日(火) 天候:曇

今日はメーデーで広場には労働者がたくさん集結していた。
隣の友人にキュウリの苗を6本貰って移植 しておいたが、2本が害虫の被害にあい、
枯れてしまった。そこで近所のホームセンターに購入にいったが、たくさんの人が野菜の苗を求めて並んでいた。最近 急に家庭菜園愛好者が増えてきたらしい。育苗専門店でも従来は近所の農家の人が購入されるものが大半を占めていたようだが、最近では素人百姓の方が多い そうである。もっとも当方もその一人であるが。
同時期に収穫できるよう、貰った苗によく似た大きさのものを買い求め、植え替えた。風よけのためビニール 袋を利用して覆いを作り、大切に育てることにした。
家の庭でビニールポットに播種し、育苗していたトウモロコシがだいぶ大きくなってきたので、ホウレンソウ の跡地を堆肥をいれて準備してあった畝に20本を移植した。完全に根がつくまで寒冷紗をかける事にした。昨年も植えたが1本の苗で1個の実しか収穫できなかったが 今年はなんとか2個の実を採りたいものである。


5月3日(木) 天候:晴

今日、近所の菜園仲間からレタスの苗を貰ったので、早速キュウリの畝が半分空いていたのでそこに植えることにした。 この畝もビニールマルチを張っているので都合がよい。先日DIYショップに行ったとき、ビニールポットの苗を移植するのに非常に便利のよい穴開け機(?)を売っていたので 買い求めておいたが、この機械(スコップ)はマルチの上からでも穴を開けられるので都合がいいし、出来栄えもきれいである。
夏野菜も完全に根ついたので、マルチに穴を 開け、その穴に化成肥料を入れ潅水をした。マルチ栽培の場合、この方法で追肥、潅水等を行えば根を痛めずに行える優れた方法である。



5月13日(日) 天候:晴

5月2日以降、雨が降らない。いかにマルチをかぶせておいても水不足である。特にマルチをかけていないホウレンソウ、
ニンジン、トウモロコシは水を欲しがっている。早速、潅水したが、風呂桶の溜水を底をついてきた。来週は恒例の水運びをしなければならないであろう。
キュウリがだいぶ 大きくなってきたので、覆いを取り外し、支柱を立ててやった。先日切り出した竹で組み立て、キュウリネットを全面に張り、一部のキュウリはビニール紐で網に固定しておいた。
ホウレンソウに日よけの寒冷紗(黒)をかけておいたが、若干徒長気味なのでしばらくは取り外すこととした。暑いといえどもまだ日照時間が短いようである。
ところで 庭に植えてあるサクランボが今年は豊作である。そのためか例年に比べて粒が小さい。鳥に食べられる前に木全体を網で覆い、余っていたCD−ROMをテグスでぶら下げ 鳥脅しにして、鳥害を防いでいる。



5月19日(土) 天候:晴

今朝畑に行くと何か変である。よく見るとタマネギが少ない。ワー!盗まれた。大きいものだけ13個。犯人は不明。
近所の菜園仲間が来て気の毒がってくれたが後の祭りである。
そこへやはり菜園仲間のOさんが来て「うちでも盗まれた。それも70個」と嘆いている。まったく腹の立つ タマネギ盗人である。
これで4年連続の被害である。おそらく同じ犯人であろう。犯人の家族は誰も70個のタマネギをみて不思議に思わないのだろうか。それとも、 家族ぐるみの仕業か。
ところで、心配していた風呂桶の水がなくなった。カンカン照りで暑かったが、近所の水場から自動車で運んだ。一回で20Lタンク3個である。2つの 風呂桶を満タンにし、かつ今日の潅水分を運んだので8往復した。肩が痛い。これだけ雨が降らないといかにビニールマルチでも水不足になる。直径3cm位の杭で 野菜の間に穴を開け、その穴からたっぷり水を入れ、乾燥防止に小石で穴をふさいでおいた。これで来週まで何とかもつであろう。



5月20日(日) 天候:晴

移植から2〜3週間、夏野菜は完全に根がつき大きくなり始めた。

トマト ナス ピーマン レタス トウモロコシ
後は追肥と水の管理である。
一雨欲しい。天気予報では火曜、水曜が雨予報である。楽しみだ。


5月27日(日) 天候:晴

先週2日連続で雨が降ったので、多いに助かった。各野菜ともホッと一息である。
今日はエンドウの 最終収穫を行い、跡地を堆肥を入れて耕し、雨で湿っているのでマルチをかけていつでも次の野菜が植えられる準備を行った。
収穫したエンドウは 殻を取り外し、天日で乾燥し保存しておくことにした。
最初に植えた2本のキュウリが大きくなり、本日1本目の初収穫である。雌花がたくさん ついているので続けて収穫できるであろう。
今年は春先雨が少なかったのが原因を思われるがヨトウムシが非常に多い。先に植えたレタスの 被害が出ているのでしばらくは夜虫取りをしなければならないであろう。
それに加えてナメクジが非常に多い。レタスの葉はやわらかいので ヨトウムシ、ナメクジの格好の餌である。何とかしよう。


6月2日(土) 天候:晴

今日は天気がいいので、タマネギの収穫を行った。今年のタマネギは雨が少なかった所為で小ぶりで ある。そこへもってきて、大きなものだけ盗まれたため踏んだり蹴ったりである。それでも150個ほど収穫できたので、年末くらいまでは安心である。
跡地にはサツマイモを植える予定をしているので、収穫後、耕して畝をつくり、畝の底には堆肥を敷きこんでおいた。サツマイモはそんなに肥料は いらないので、根が発芽して安定してきたら、追肥で補う予定である。
ニンジンも大きくなってきたので2回目の間引きを行い、追肥には鶏糞 がいいと聞いたので、早速購入して施肥してやろう。
第2農園(?)、家の庭にある畑であるが、今日はとりあえず一畝だけ耕し以前より買い求めて おいたオクラを移植した。


6月3日(日) 天候:晴

昨日タマネギを収穫した跡地を耕しておいたが、今日はそこにサツマイモの植付けである。
サツマイモは 毎年植えるのであるが、保存が困難で今年は50本を植えることにして近所の菜園仲間が購入するついでに我が家の分として追加購入を頼んであった。今年は 育苗店では1本30〜35円するそうであるが、この人は知り合いのお百姓から直接買うので25円であった。
苗が届いてから植える時間がなかった ため、バケツに水を張っていれておいたが、小さい根が発根している。すぐ根がつくであろう。
水の心配があるので今年はマルチ栽培を試してみる こととし、昨日作った畝にたっぷり水をかけマルチをかぶせ、廻りを土で覆い水の蒸発は最小限に押さえられるようにした。
植えていると 近所の人が集まってきて植え方でいろいろ意見を聞かせてもらえる。
マルチの上から以前買った穴開け機で直接穴を開け、イモの苗を横に少し差し込んで 取り出した土を戻す方法で50本の苗を植えた。火曜日は雨の予報なので枯れる心配はないであろう。

6月10日(日) 天候:晴

先週やっと降った雨で、サツマイモも根ついたようである。
今日はジャガイモ(男爵)の収穫を行った。だいぶ収穫があったが、マルチ栽培をテストした メイクイーンの収穫がまだであるので、どちらがよかったかは後の楽しみである。
キュウリの収穫が始まった。本日は2本の収穫である。これからは 毎日収穫しなければならないであろう。
ナスの収穫も始まった。昨年に比べて木の勢いが違うように見える。近所の菜園仲間からも誉めてもらう位である。 やはり、マルチ栽培と堆肥をどっさり入れたのが効いてきたのであろう。

6月17日(日) 天候:晴

先週末、近所の菜園仲間からナスがカラスに食べられているとの連絡があり、今日は早速防鳥用のネットを張ることにした。昨年使ったキュウリネットの 半端な長さの物が残っていたので、これを利用することとし、早速竹を利用して支柱を立て網を張った。ナスの周りだけ張ったがいずれトマトにも 張らなければならないと考え、トマトとナスの畝全体を囲うつもりで竹の支柱を立て網を張ってみると、複雑すぎて中に入っての収穫、追肥等が困難に なってきた。やり直す時間がなかったので来週つくり直すことにした。
レタスの収穫が少し遅れ、トウ立ちの様相を見せて来たので思い切って すべてを収穫した。下側の葉が少し痛んでいるので、途中で切り落とし上のきれいな部分だけを取り出した。残りはコンポストに入れ堆肥である。
キュウリは続々と収穫できるようになり、冷蔵庫の野菜室はキュウリで満杯である。月曜日に会社の仲間に持っていってやろう。

6月23日(土) 天候:雨、曇

今日は久しぶりの雨である。昨晩より降り続いているので畑の土も十分湿っている。野菜も久しぶりの雨で生気を取り戻した感がある。
しかし、 この雨で地盤がやわらかくなり、インゲン豆(3度豆)の支柱が倒れ枝豆がつぶれていた。雨の中で傘を差しながら修理を行う。杭を打ち直し、 支柱をしっかり固定して作業は終わった。
昼前には雨もあがり、薄日が差してきたので再度畑に出て先週失敗したナス、トマトの防鳥用網の やり直しを行った。まだ雨露が残っているので作業着もボトボトになった。
夕方にメイクイーン(ジャガイモ)の収穫を行った。雨で湿って いるので収穫しやすい。マルチのお陰か男爵に比べて収穫量が多く、薯も大きくなっている。来年はすべてマルチ栽培でやろう。
最近は野菜の収穫量も増えてきた。ナス、キュウリ、インゲン豆が最盛期で冷蔵庫の野菜室も一杯である。キュウリは例年通り「キュウちゃん漬け」を つくり、消化して状態である。


6月30日(土) 天候:晴

我が家庭菜園も夏野菜の佳境に入ってきた。これからとれるもの、まもなく終わるもの等さまざまである。
トマト ナス サツマイモ トウモロコシ ツルムラサキ
これからはトマト、ミニトマトの収穫である。例年になくトマト類は大きく育っている。暑い中でもぎ取って食べる。 これは作っているものしか味わえない醍醐味である。
また、サツマイモも完全に定着し、蔓をぐんぐん伸ばしている。去年は失敗だったので今年は 豊作といきたいものである。