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アーシング

Tool for Earthing
必要部品と工具はこれだけ。
Electric Contact Connector
片方がバッテリーへ、もう一方がシリンダーへつながります。

なお、バッテリーへつながる側は、写真右側の端子にするのが原則です。 カバーがすっぽり被さるので、ショートを防止できるからです。

はやりのアーシングです。これは専用品があるわけではないので、自前でケーブルや端子を調達して、自作します。

ケーブルは家にあったオーディオ用(スピーカー)ケーブルを使用。OFC(無酸素銅)という純度の高い銅線を撚って1.5mmの 線径にしたもので、効率が良さそうです。

端子は秋葉原の高架下の電子部品店で買いました。圧着用のペンチも忘れずに。丸端子の大きなもの(繋ぐ線が細いタイプ)は、 8mmのものを購入(左側。右は10mm)。

圧着ペンチは、端子のつくりが、大まかに二種類(裸線を噛んで留めるだけのタイプと、線と皮膜部分の両方噛んで留めるタイプ) あるので、兼用タイプ(\3,000)を購入しました。ただし、兼用のは留められる大きさが限られてくるので、余裕のある人は専用品を それぞれ買うと良いです。

値段はばら売りで、丸端子 \20、ギボシ端子 \10、ギボシカバー \10 で、100個入くらいのパッケージ(箱入)でまとめ買いすると、 半額になるそうです。これに消費税がかかります。 バッテリーターミナルのマイナスに戻すので、二股になる端子と、そのカバーも用意します(こちらは\20)。

今回は、シリンダーヘッドとバッテリーのマイナスを繋ぐ線を作りました。シリンダーヘッドボルト〜マイナス端子で約80cm。 点火強化用ですね。市販のアーシングキットはオルタネーターやライトなどからも繋いでいるようですが、管理人の場合、夜間は コイツでは殆ど走らないのでライト強化は不要です。



作業結果

効果の程は.....非常に良いです。もともと暗いライトも明るくなりました。アイドリングが若干上がり、一週間ほど乗らないと 数回キックしないと始動しなかったのですが、一発始動するようになりました。明らかにエンジンも力強くなりました。 線材は廃物利用なので、コストパフォーマンスは最高です。


Battery Clynder Head Line
マイナス側(緑)配線を加工しますが、念のためプラス側(赤)も外します。
アース線をシリンダーヘッドナットで締め付けます。
ペンチと端子を、一通り揃えたい場合に便利なセット。
電気系メンテナンスに欠かせない、テスター