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この時期のサボテンたち
Cactus Diary

《2005年12月18日記》

  今年の冬は異常な程の寒さですね。この時期に氷点下というのはちょっと記憶がありません。Web上で昨年の記録を調べてみますと、概ね5〜7℃低いようです。サボテン達を冬用の設備に移す前に最低気温1.6℃という寒い日が来てしまいました(12/5(月)のことです)。氷点下ではありませんので普通ならばさほどの心配は要らないのですが、今回は11/23にサボテンの水やりを中止してからまだそれほどの期間が経っていないので、どういう影響が出るかちょっと気になるところです。何か分かれば報告させて頂きます。
胴切りされた宝山
  本当は12/3(土)か12/4(日)に移したかったのですが、当時多忙のため下記に示すとおり、12/11(日)に実施しました。これでも昨年より1日、一昨年より2日早く、今年の気候の異常さが分かります。
小さな株を接ぎ木してみました

  さて、前々回宝山の具合が悪くなった旨ご報告しましたが、その後さらに悪化し、ついには全体が枯れてしまいました。(T_T)
  とりあえず元気そうな所をいくつか切り取り、挿し木にしてみようと考えています(写真右)。ただ、以前にも同様な感じで挿し木をしようとしてうまくいきませんでしたので、ちょっと心配です。一応、小さなものを1つ、竜神木に接ぎ木してみました(写真左)。株自体が大丈夫かどうか、という問題もありますので、ちゃんと付くかどうか分かりませんが、竜神木が永久台木になりますので、うまくいけば今回のような事態が避けられると思います。
  因みに、接ぎ木に際して小さな株を接ぎ木しましたのは、小さな株の方が成功する確率が高いからです。これは、サボテンの中心部に水の通り道があり、台木と接ぎ穂でそれを一致させる必要があるわけですが、接ぎ穂が小さい方が一致させ易いからです。接ぎ木は、失敗しても接ぎ穂が枯れない限り何度でもトライできますので、特に非常の場合、気軽に実施できる手法です。

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この時期のサボテン業務
 冬支度: 冬用容器への移設と、屋内への取り込み(12/11)
花を咲かせているサボテンたち
 白珠丸猩々丸



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