1月1日(火)
天候:晴
新年を迎えて
この家庭菜園奮戦記をつくり始めて早や4年目を迎える。よく続いたもんだと自分ながら感心している。
スーパーで買う野菜と自分で作った野菜のどこが違うのか。大きく3つある。
- @ 季節々々の旬のものが食べられる。
- 旬のものを旬に食べる。これほどの贅沢はないであろう。現在のファクトリーファーマーすなわち工場で生産された野菜には季節感がない。冬のスイカなど論外である。
- A 愛情のみで完全無農薬である。
- いかに畑でつくるお百姓さんでも虫の食った野菜など出荷できない。そのため、無農薬野菜といえども薬づけである。自分の家で食べる分は別に作っているとも聞く。
- B形は悪いが、味、匂い、栄養価は抜群
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- 自然との戦いで作るため、形が均一にならない。しかし、その野菜本来の味、匂いなど工場野菜では絶対味わえない。
- その他 時間つぶしに最適である。
- 小さい畑だがとにかく手間はかかる。生産性は悪い。しかし、季節を知り、季節にあった野菜を作付けする。管理する。これが結構楽しいのである。
といったようなことで今年も頑張ろうと年始に誓ったのである。
1月6日(日)
天候:晴
本年最初の野良仕事である。 タマネギの防霜対策用として田舎から籾殻を貰ってきたので、これを半焼きにして畑に入れる事にした。 畑のそばの道路に
籾殻を並べ火をつけると風があったため瞬く間に燃え上がった。籾殻は蒸し焼きにしたかったので上に上に被せて火の通ったものは外に出して冷やす。これの繰り返しで3時間ほどで一斗缶3杯分ほどの籾殻が
できあがった。来週にはタマネギの上に撒いてやろう。 正月3ヶ日は寒い日が続いたので大根の葉も霜にやられて枯れかけていた。ダイコンの葉も料理に使いたいので直接霜の当たるのを防ぐため寒冷紗をかけて
おいた。風が強いので裾は針金で押えをつくり固定しておいた。これで葉の傷みも少なくなるだろう。
1月13日(日)
天候:晴
今日は先週つくった焼き籾殻をタマネギ畑に入れた。その前に1月分追肥として油粕を全面に散布し、少し耕して土と混ざるようにしてその上から籾殻をかけた。
さらに風で飛ばないようにジョロで水をかけ籾殻をしめらせておいた。これで霜は大丈夫であろう。 ホウレンソウが1/2畝ほど収穫できたので空いたところへ再度種を蒔いた。うまくいけば2月後半から
収穫できるはずである。 1月は特に大きな作業はない。空いた畝を耕し、元肥をいれて2月中旬から下旬にかけて行うジャガイモの植付けの準備だけである。 春までに春野菜、夏野菜の準備をしておかないと
収穫に影響する。これも4年間やった学習結果?である。
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