ガソリン |
おかしいな点アメリカは何かと他国に「規制緩和しろ」 と内政干渉しているが、 アメリカ国内には改善を要する信じられないような規制が残っている。 その 1 つがガソリンの精製所の規制で、 アメリカには 「ガソリンは精製した州でしか売ってはいけない」 というとんでもない規制がある。 結果これが問題になったのは 1998 年のことである。 この年、 カリフォルニア州サンディエゴ近くにある製油施設でちょっとした事故があり、 全米のなかでカリフォルニア州「だけ」でガソリンの需給がタイトになり、 ガソリン価格がそれまで常に全米でもっとも高かったハワイやアラスカをブチ抜いて、 カリフォルニアが最高価格になってしまった。 他州ではダブついてるところもあったのにである。 こんなことでいいのだろうか? 結局この高価格は定着した。 これはアメリカのエセ好景気が原因で、 従来だとガソリン価格が上昇すると、 大型で燃費の悪い車の売れ行きが鈍ったり、 急がない外出を控えてガソリンの消費量を減らすという動きがでて需要が大幅に減り、 結局値段も下がるという循環になっていたのだが、 この年はアメリカは好景気、 かつ大型 RV 車ブームが続いていた。 そのため従来のような循環はおこらず、 ガソリンの消費は減らなかった。 アメリカではガソリンは価格を低く押さえないと売れない、 という思い込みで企業努力を続けていた石油メジャー各社は、 この事態を見て時代がかわったことを認識し、 価格を押さえる努力をしなくなった。 結果、全米規模でガソリン価格が上昇、 さらに産油国への圧力も減って国際的に原油価格まで上昇してしまった。 (と奥村は思っている。 新聞などではそんなことは書いてないけど、 国際的な需給状況にほとんど変化がないのに原油価格が高くなったのは、 「大手の買い手がたたかなくなったから」 だと思うのは間違いでしょうか?) とりあえず、 他州で精製したガソリンも売れるようにしてくれ > アメリカ連邦政府 |
Menu - メニュー雑学雑感変な国アメリカ2010 年も 2006 - 2009 年に引き続き、 okumura.com はライダー 関口 太郎 を応援しています。 このサイトに掲載されている写真は主に CASIO EXILIM で撮影し、 ViX で加工されています。 かつて初代 EXILIM EX-S1 を使っていました。 Y シャツの胸ポケットに入るほど軽く、 常用カメラとして優れていますが、 パンフォーカスのため画質がいまいちでした。 2004 年末に EX-S100 に変更、 大きさ、重さともわずかな変更で、オートフォーカス付になり、 メガピクセルを生かせる画質になりました。 さらに 2006 年に入って EX-S600 に変更し、 動画がかなり綺麗になりました。 お勧めですが、すでに売ってないので、 後継機の紹介リンクです ![]() 旅日記常設ページOKUMURA.COM free mail powered by zapzone network ![]() ![]() 奥村の貧乏暇なしトップ 直前のページへ戻る ![]() ヒット数: 2000 年 11 月 27 日(月)から 最終更新: 2000 年 11 月 27 日(月) このページは、hiroto-o@okumura.com が作成、管理しています Voice: (休止中) +1-360-968-3484 Fax: +1-413-383-8997 |
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