日本食

アメリカに長く滞在すると、やはり日本食が恋しくなります。カリフォルニアには日本食レストランが非常に多くあるので、日本食レストランを見つけること自体は難しくありませんが、どの店がおいしいのかは、実際入ってみないとわかりません。滞在期間中に感じた日本食に関するあれこれです。

日本食レストラン

店名
カリフォルニアの街ならば、かなり小さな街でも 1 軒や 2 軒の日本食レストランがあります。サンフランシスコ、サンノゼ近郊のいわゆるベイエリア、シリコンバレーと呼ばれる一帯には、日本人が多数住んでいることもあってさらに多く、 1 つのショッピングモール (日本風に言うショッピングセンター) に 1 軒はあり、大きなモールでは 3 ～ 4 軒も入っていることもめずらしくありません。
そのため、何気なく寄ったモールで日本食レストランを見つけて入るというシチュエーションもよくあります。こういう時に、この店はまっとうな味なのだろうか? と判断する基準が店の名前です。つまり、日本にそういう名前の店があったら、まっとうな名前だろうか? と考えるのです。「将軍」とか「障子」、「東京」なんていう名前の店は日本にあったらやっぱり変です。こういう店は、現地人(即ちアメリカ人)向けであることが多く、あまりおいしくありません。
一方、例えばサニーベールに実際にある「みちくさ」という店は日本でもありそうな名前です。また、日本語を知らないアメリカ人には店名からあまり日本を連想できない名前で、アメリカ人には日本食レストランであることをあまり主張していません。こういう店はだいたいまともな味をしています。
まあ、何事にも例外はつきものですが...
値段
現地の普通の食事と比べると、やはり日本食は高級料理です。それでも奥村が滞在していた 1995 年当時で 1 人 $10.00- 程度も出せば焼き魚定食のような普通の夕食は十分食べる事が出来ました。当時は $1.00 = 80 円台という超円高時代だったこともあって、かなり安く感じました。
量
日本食レストランと言っても、現地の人も食べに来るし、日本人も、現地の量になじんでいるためか、日本的な量しか出さない店は小数派です。たとえば、上述のみちくさでは $10.00- 程度で塩サバ焼き魚定食が食べれます。日本では魚は 1 切れ、多くて 2 切れといったところですが、みちくさでは 4 切れもついてきます。しかも付け合わせの野菜等も日本では考えられない量です
奥村はよく 2/3 ぐらい食べて残りをドギーバックで持ち帰って翌日の昼食のおかずにしたりしてました。

日本恋しや...

最近では上記のように日本食をアメリカでも容易に食べる事ができる。海外にいる友人を訪ねていく時に「お米とか味噌とか持っていってあげようか?」と親切に言ってあてが「いまどきそのぐらいのものは、こっちでも手に入るよ」と言われて悲しい思いをしたことがある人も多いことだろうと思う。

ところがアメリカにしばらくいると、意外なものが食べたくなる。私が滞在中に「そうか、これは日本でしか食べられないのか」と思ったものいろいろ。

コーンポタージュスープ
実は私がアメリカ滞在中に一番食べたかった「日本食」がこれ。日本ではファミレスでもっとも一般的なスープとして扱われているコーンポタージュスープだが、アメリカでは何故かほとんど見かけない。「食べたい」と思い立ってから、クノールのスープがあるだろうとスーパーへ行ってみたのだが、本場のクノールにはコーンポタージュはラインナップされていないのだった... (あるいはラインナップはされているのかも知れないけど、近くの SAFEWAY など数軒のスーパーをあたった限りではなかった)
かと言って、日本食レストランへ行っても日本食ではないから置いてないし、日系スーパーの YAOHAN へ行っても置いてませんでした。 (いかにも日本食という感じの味噌汁などはある)
オムライス
カレーライスは海外の日本食屋ではポピュラーなメニューですが、オムライスはあまり見かけません。これもなかなか食べられない日本の味でした。 (私は YAOHAN San Jose 店と同じモールにある中華料理店で見つけました。オムライスに飢えていたら YAOHAN へ GO!)

2010 年も 2006 - 2009 年に引き続き、 okumura.com はライダー関口太郎を応援しています。

このサイトに掲載されている写真は主に CASIO EXILIM で撮影し、 ViX で加工されています。

かつて初代 EXILIM EX-S1 を使っていました。 Y シャツの胸ポケットに入るほど軽く、常用カメラとして優れていますが、パンフォーカスのため画質がいまいちでした。 2004 年末に EX-S100 に変更、大きさ、重さともわずかな変更で、オートフォーカス付になり、メガピクセルを生かせる画質になりました。さらに 2006 年に入って EX-S600 に変更し、動画がかなり綺麗になりました。お勧めですが、すでに売ってないので、後継機の紹介リンクです