富之里自治会
大阪府高石市西取石1丁目〜3丁目
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 私の健康法  平成19年1月5日

 中山みち子さん(86才 西取石1丁目在住)にお聞きいたしました。
 富之里に生まれて46年、神戸の女学校を出られ、泉州へこられて、結婚、戦中、戦後を通じて数々の貴重な体験のお話しをしていただきました。
 ご主人さんが亡くなられてから15年余り、子供さんが3人、お孫さんが7人。
 特にすごいのが多彩な趣味、コーラス、詩吟、書道(四段)、社交ダンス、と毎日、元気に楽しく、シャキッとした姿勢で過ごしておられます。頭と体、手先をバランスよく使うのがよいようです。外へ出て、人と会うことで、○身だしなみ、○おしゃれ、○足の健康に効果があり、又精神面での緊張感が高まり、これらのことが、元気の秘訣のようです。
 食べものについては「もったいない」の気持ちを大切に、好き嫌いなく、何でもおいしくいただくこと、又今まで病気らしい病気をしたことがないとのこと。
 何ともうらやましい限りです。
 ご主人さんが私と同じ、泉州、信太のご出身で話がはずみました。
 これからも地域の高齢者の方々のお手本として、米寿〜卆寿〜白寿へとお元気でお過ごしくださいますようお祈り申しあげます。ありがとうございました。
聞き手 東野 美智子

 インフルエンザについて  平成18年1月6日

 我国では、年末から年始にかけて、湿度の低い寒い日が続くと、インフルエンザの流行が始まります。今年は特に海外でトリ型の新インフルエンザウイルスのヒトへの感染と死亡例が報じられ、世界中固唾を呑んで今後の推移を見守っています。
 一方インフルエンザの診療に関して、二三年来二つの著しい進歩がありました。その一つは診断技術の開発で、インフルエンザウイルス感染の有無を、簡単、迅速、正確に判断できるようになりました。他の一つは、インフルエンザウイルスそのものに有効な、アマンタジンやタミフルなどの薬剤の出現で治療が容易になったことです。
 インフルエンザウイルスはRNAウイルスの一種で、直径80〜120ナノメーターの球状粒子で、中心部にRNA拡散を含む核蛋白があり、その抗原性により、A型、B型、C型に分類され、A型は更にウイルス表面のHスパイクとNスパイクの抗原性により分類されます。その結果A型ウイルスは、H1N1(ソ連かぜ)、H3N2(ホンコンかぜ)等のように記載されます。表面抗原は歴史的に変化し、約10年周期に新型ウイルスが出現して、世界的大流行を起しています。1919年のH1N1(スペインかぜ)、1957年のH2N2(アジアかぜ)、1968年のH3N2(ホンコンかぜ)等が有名です。今東南アジア等で問題のトリ型インフルエンザはH5N1です。
 インフルエンザを予防するには、規則正しい日常生活、バランスのとれた食事、過労の禁止、外出後の嗽と手洗いの励行、そして予防接種を受けておくことでしょう。更に発熱や筋肉痛があれば、なるべく早く診療を受けて下さい。抗ウイルス薬は発病後2日以内に服用するのが最も効果的だからです。
田崎医院 田崎 宗平

 私の健康法  平成18年1月6日

 坂本和馬さん(83才 西取石一丁目在住)にお聞きいたしました。
 当地に引越されてから35年、名村造船のお仕事を40年、現在でも経営者として、九州、伊万里の現場へ年数回行かれます。ダンディで現役バリバリ、かくしゃくとしておられます。姿勢のよいのは軍隊時代の乗馬のお陰とか・・・。
 叉長年にわたり、地域のお祭り、社会福祉事業に多額のご浄財をいただいております。そんな坂本さんの健康の秘訣は、
 (1)ストレスのない生活、特にご近所の方々とのコミュニケーションを大切に
 (2)自家菜園での野菜づくり
 (3)お酒はホドホド付き合い程度に
 (4)家族のきずな
 とお答えいただきました。
 奥様もとても美しくおしゃれな方で、三人の子供さんも近くにお住まいで、お孫さん七人も立派に成長され、曾孫(ひまご)さんがもうすぐ五人目が誕生されるとか・・・。玄孫(やしゃご 五代目)さんの誕生を見られるのもそう遠くなさそうです。まことにおめでたい、うらやましい限りです。
 人と人とのつながりの大切さ、嘘をつかない人間関係、信頼関係を人生のモットーとして生きてこられました。
 二四才の時、陸軍少尉で終戦をむかえ、戦後数々の苦労をのりこえ、現在にいたるまで懐かしい想い出の数々をお話下さいました。これからも地域の重鎮として元気にお幸せにお過ごし下さいますようお祈り申し上げます。ありがとうございました。
聞き手 池尻澄子

 私の健康法  平成17年1月5日

 上野宣子さん(90才 西取石一丁目)にお聞きしました。当地に住まれて50年。
 上野さんは今年、卆寿をむかえられたとは、とうていおもえません。杖も持たずに、毎日明るく元気に過ごされています。
 その健康の秘訣は、
 (1)よく歩くこと
 (2)食べ物は好き嫌いなくなんでもおいしくいただくこと
 (3)積極的に人と会うこと
 と答えていただきました。又息子さんご夫婦と同居され、近くにお孫さんがおられ、二人の曾孫と共に賑やかに楽しく過ごされ、四世代交流の毎日は、なんとも羨ましい限りです。
 老人クラブ、ふれあいミニサロンの集いや、秋まつり等にも積極的に参加され、地元のお年寄りのリーダー的存在として周囲の方々に信頼されています。亡くなられたご主人さんが大丸百貨店に勤めておられた関係で、デパート等でのショッピングが大好きだったようです。最近は週一回「伽羅の郷」のデイサービスに近所の方と行かれ「元気な三人娘」とも云われています。
 これからも卆寿から白寿へと何時までもお元気でみんなの目標となって下さいますようお願い申しあげます。
聞き手 長田恵子

 「私の健康法」  平成16年1月5日

 平成十一年三月、前立腺ガンの精密検査の結果マーカー四・五に発達しておりマーカー五・〇になれば臨終であり医師は余命はあと三ケ月、六月下旬までしか保てないので家族全員を呼び現状を報告するとのことで家族は呼び集められ、病状は最悪であるので覚悟する様申しわたされ、家族は驚くのみ、それでも手術は出来ないのか、薬はあるのか、何か治療法はあるのではないかと申しましたが、手術も不可能、投薬もなし、静かにするより外にないとの宣告、座して死を待つよりは自らの治癒能力を開発する以外に方法はないと判断し、午前、午後三十分、病院の屋上で上半身裸で体操する事に決し、その他はベッドの上で呼吸法中心に体操を行い、一週間後に検査の結果、マーカー三・〇まで下り医師はびっくり、一度コバルト放射を試みるが、後遺症をおそれ家族は絶対反対、自分の治癒能力信じ四二回かけました。結果特に変化なし、それで自ら開発した呼吸法中心に変えた結果、六月末に退院、その体験に基づき、現在月曜日九時から十一時迄清高公民館で高齢者健康体操のリーダーとして二四名のクラブ員と元気にやってます。自分自身の体操とし教えてますが、ボランティアとして少しでも高齢者健康維持に役立てるならば幸いと思ってます。富之里自治会の方々は一人も参加しておりませんので一度月曜日九時から十一時迄体操をやっておりますので、一度ご覧になって下さい。月謝0円ですので安心。
富之里百寿会副会長 小俣洋三 (八四才)