ピントが合わなくてシャッターが切れない!2 2000.08.06追記

ガーベラウミウシ
撮影機材:EOS-KISS SIGMA-90mmMACRO f5.6 1/90

IOPの2番の根の壁のヤギに着いていました。
片手で壁につかまって、片手で半押しをしながらピント合わせフォーカスは触角(?)に合わせたかったのですが、カメラはミノに行ったり触角に行ったりしてなかなか思ったところに合ってくれません。
フォーカスが合わなくて頭痛がしてくるほどでした

 ピントが合わないのは何も大物だけとは限りません。
暗いところに居がちなマクロな生物(エビ・カニ等)もオートフォーカスは大の苦手。
岩陰にいるような生物は撮れないと思った方がいいでしょう。
それならば、被写体を明るくしてやればいいわけで、オートフォーカス仕様のカメラを使う場合は、フォーカスライトは必需品です。
 私の場合は、ミニ3脚を利用して、フォーカスライトホルダーにしています。

 ところで、フォーカスライトをつけていても、壁に付いた揺れるヤギに居るウミウシの角にフォーカスをあわせる場合など、カメラがどどのフォーカスエリアでフォーカスを合わせていいか迷ってしまう場合は、息を止めてフォーカシングしている物だから、酸欠で頭痛がするほどの時もありますね。
 こういうときは、身近なコントラストのはっきりしたところでフォーカスを合わせて、半押しして、フォーカスを固定して撮った方がいいでしょう。(でも、ハウジングでこれをやるのはとても大変)

【教訓】

  •  暗いところではフォーカスは合わないものと思いましょう。
  •  よって、オートフォーカスの場合はフォーカスライトは必需品。
  •  フォーカスライトがあっても、オートフォーカスが苦手なシチュエーションがあります。
  •  そういうときは、手近な物でフォーカスを固定して置きピン方式で撮りましょう