仕様の決定

ハウジング背面 Nautilusのハウジングは操作部分は最小限しかついていません(オプションで足すことは可能。プッシュボタン1個8,400円)。
 数が同じなら場所の変更は可能と言うことで、持っていったKissデジタルをいじりながら、本当に必要なボタンに厳選して割り振ってもらいました。

 RAWで撮る場合、水中でいじるのは、シャッタースピード、絞り、ISO感度、AFで撮る場合はフォーカスエリア選択、あと再生ができれば充分。
 水中に持ち込んでみましたが、確かにボタンにほとんど過不足は無く、付けたボタンは全部使い、付けなかったボタンで欲しくなったものはありませんでした。
#強いて言えばINFOボタン位が押せると良かったかな

回転するボタン おすすめは回転するボタン。くるくる回して十字キーの4つのボタンをどれでも押せるようにしたもので、これで1個分の料金。
 この方式では真ん中のSetボタンは押せないのですが、私はSetボタンは水中では使わないのでこれで充分です。

 Nautilusのハウジングはピックアップファインダーを付けると、Kissデジタルの上の液晶の右半分が隠れてしまいます。ここには、絞り、残り撮影枚数が表示されているので、ここが確認できないと困るなぁと思っていたのですが、何と、屈折率の関係で、(半分くらいの濃度ですが)水中では充分見えます!
 あと、手の小さい女性では、陸上では両手でもハウジングのAVボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すのは難しいですが、水中なら重さがかからないので両手を使えば何とか絞りも変えられます。ちなみに、D-2000を付けると、100マクロ仕様も、ワイド仕様も若干のマイナス浮力となります。

コマンドダイヤルとシャッター コマンドダイヤルを操作するボタンに突起を付けてもらったので、相当操作性が良くなりました。シャッタースピードを変えるだけならファインダーから目を離さず、片手で操作できます。

 というわけで大満足の出来のハウジングでした。 出発前は、帰ってきたら不満がある場所の改造をお願いねと千々松さんに言ったのですが、あまり改造する必要はなさそうだわ。