マクロもやっぱりデジ一

 まぁ、たいていの人が、マクロならデジタルでもいいかも。。。とちょっとは思っているのではないでしょうか。予想に違わず、やっぱり、マクロもデジタルが良かったです。何が一番かというと、もちろん、撮ってすぐ撮れた画像の明るさをチェックできるので、露出のミスが少ないこと。

 でも、もっと良かったのは、撮ってすぐ画像を確認できるので、全身入れたつもりがしっぽが切れてる〜(泣)とか、真ん中に入れたつもりが何故かはじっこ〜(泣)とか、結構大きく撮ったつもりが点のようだ〜(泣)というありがちな失敗がすぐに分かることですね。

 私のKissデジタルはロシアンファームを入れているので、オートフォーカスモードをワンショットAFとオートフォーカスAIと選べるようになっています。マクロレンズは100mmUSMなので、ワンショットAFにしておけば、オートフォーカスで大体の位置にピントを合わせた後、魚の目やウミウシの触角にマニュアルでフォーカス可能。INONのポートでマニュアルフォーカス操作も楽々です。Nautilusのピックアップファインダーは、100mmマクロでは充分ピントの山が分かりました。KissデジタルのAFは、銀塩New EOS Kissより遙かに賢く、フォーカスライトもほとんど必要ありませんでした。

 このオートフォーカス+マニュアルフォーカスの威力は絶大で、ちょっと流れているドロップなどで、片手で壁につかまりながらの撮影ではオートフォーカス、ちょっとオートフォーカスが迷う場合はマニュアルフォーカスで大体のピントを合わせの後オートフォーカス、さらに細部をマニュアルフォーカスなどといった使い方ができてもう、純粋なマニュアルフォーカスには戻れない感じですね。

 いくらシャッターを切ってももったいなくないデジタルなので、今回(2005年GWのリロアン)では銀塩の時はやってみようとすら思わなかった、スズメダイyg特集をやってみたりしました。銀塩じゃこんなに成功率は高くなかったと思われます。