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FSA VERO コンパクトクランク 50/34T




FSA VERO 50/34T COMPACT CLANK
FSA VERO 50/34T 2速仕様コンパクトクランク。

いろいろ悪評のあるFSAですが、チェーンリング含め
そこまで精度悪くありません。 まともなFDと組み
合わせれば、チェーン落ちなどあり得ません。

四角(スクエアテーパー)なら Shimanoでもさほど精度の差
はないと思いますが、気になる人はチェーンリングを
シマノに替えれば全く同じになると思います。

Shimano BB-UN26 113-68mm
チェーンラインを整えるため、BBも変更。
116→113mmへ。110mmでもいいかも。

これは BB-UN26。プラ製キャップで着色仕上げ。
上位版は BB-UN55。アルミ製キャップで本体は
メッキ仕上げ。恐らくベアリング本体は同一品。
Shimano BB-UN26 Parts
問題のプラキャップ。
割れを恐れて弱く締めると、後で異音が発生。
締め付けトルクには注意が必要です。

アルミ製キャップ(UN55用)を使用すれば、
性能的にはUN55と変わらないはず。

FSAの普及版クランク、VERO コンパクトクランク(F2速・50/34T)です。


もとはフロント3速仕様のDefyでしたが、高価な上級クランクへの変更なしに2速化するため、新品でもシマノよりは廉価なFSAのVEROコンパクトクランクを選択。


チェーンラインがより内側(車体寄り)に変わるため、BBも交換します。こちらはシマノのスクエアテーパーのBBを使用。トリプル(3速)仕様時のチェーンラインは45.15mm。ダブル(2速)の場合は43.5mmが基準ということで、BB軸を短いものへ変更します。元の標準BBが116mm。これを113mmへ。

BBサイズ表記は、68−116のようになっていますが、JIS規格のフレームなら幅が68mmなので、ここは固定です。後ろの数字はクランク軸長なので、116mmということです。今回は68−113のものにします。


シマノの現行スクエアテーパーBBは廉価版BB−UN26、上位版BB−UN55があります。

BB−UN26は、本体は黒染め仕上げ、固定するキャップはプラスチック製。BB−UN55は本体がメッキ仕上げ、アルミ製キャップ。防錆性、信頼性はUN55が上ですが、ベアリング部の性能は変わらないと思われるので、できれば安価なUN26を使いたい。そこで余っていたアルミキャップを使用して問題解決。

今回使用するBB−UN26には、フレームにクランプする通常のフロントディレイラに対応するタイプ(ほとんどがコレ)と、BBのネジでスペーサーを挟み込んで固定するフロントディレイラ(E−Type)に対応するタイプがあります。スペーサーの幅だけ、ネジ山が長いわけです。発注の際は品番に注意しましょう。

  • EBBUN26B13X ・・・・ 通常のバンドタイプFD用
  • EBBUN26EB13X ・・・ E-Type FD用


交換後

BB軸長を短く変更したので、あとはフロントディレイラーの調整次第で、問題なく変速できるようになりました。この調子なら、チェーンリングをシマノ製に交換するほどでもないので、消耗するまではFSA製のまま行けそうです。


交換する場合の適合チェーンリングは、固定ボルト5本でPCD(ボルトを結んだ円の直径)110mm仕様のもの。旧105(FC-5750 10スピード/50T 品番:Y1M598020)が最も良さそう。ただ黒だと全面アルマイト黒一色のため、一部アルミ地(銀)の入っているFSAの方が見た目はよろしいですね。



(2018.10)



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